TOEICの点数を上げる方法|伸び悩みの原因別にやることと本番のコツ
TOEICの点数を上げる方法は、伸び悩みの原因を特定して原因に合う練習に時間を集中させることです。公式認定証の項目別正答率の見方、語彙・文法・音・読む速さ・時間配分・形式慣れの原因別にやること、本番のコツ、4週間の立て直し計画を紹介します。
TOEICの点数を上げる方法は、公式認定証の項目別正答率と公式問題集の誤答から伸び悩みの原因を1〜2つに絞り、原因に合う練習に勉強時間を集中させることです。本番では誤答の減点がないため、時間配分を決めたうえで全問にマークします。
この記事でわかること
TOEICの点数を上げる方法は、伸び悩みの原因を語彙・文法・音・処理速度・時間配分・形式慣れの6つから特定し、原因に合う練習に時間を集中させることです。
原因は、公式認定証の項目別正答率(リスニング5項目・リーディング5項目)を同じ回の平均正答率と比べ、公式問題集の誤答を分類して絞ります。
TOEIC L&Rは正解数で採点され誤答の減点がないため、本番ではPart5・Part6を20分以内に終える配分を決め、全問にマークします。
要点データ
| スコアの範囲 | リスニング・リーディング各5〜495点、トータル10〜990点5点刻み。素点ではなく換算点(IIBC公式) |
|---|---|
| 誤答の減点 | なし採点は正解数に基づく(IIBC公式) |
| 項目別正答率 | リスニング5項目・リーディング5項目同じテストフォームの平均正答率と比べられる。他の回とは比較できない |
| 試験時間・問題数 | 約2時間・200問リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問 |
| 立て直し計画の期間 | 4週間英語の窓口編集部の計画例(週9時間を想定) |
TOEICの点数が伸びない原因は、語彙・文法・音の聞き取り・読む速さ・時間配分・形式への慣れなど、受験者によって異なります。原因が違えば、同じ勉強時間をかけても点数の伸び方は変わります。
伸び悩みの原因を先に特定すると、効果の薄い練習に時間を使わずに済み、限られた時間で点数を上げやすくなります。原因の特定には、公式認定証の項目別正答率と、公式問題集の解き直しが使えます。
本記事では、スコアレポートの見方・原因別にやること・本番で点を落とさないコツをまとめています。さらに、4週間で立て直す計画の例も紹介します。スコア別の勉強法の全体像は、TOEIC勉強法|スコア別の独学のやり方とPart別の対策で解説しています。
TOEICの点数を上げる方法の結論|伸び悩みの原因別の早見表
TOEICの点数を上げる方法は、伸び悩みの原因を特定し、原因に合う練習に時間を集中させることです。TOEIC L&Rの採点は正解数に基づいて行われるため、原因に合わない練習を続けても正解数は増えにくくなります。
ここでは、原因別にやることの早見表と、点数を上げるための3つの手順を紹介します。
伸び悩みの原因別にやることの早見表
点数を上げる練習は、伸び悩みの原因によって変わります。単語を知らないことが原因の方と、時間が足りないことが原因の方では、必要な練習がまったく異なるためです。
よくある症状・原因・やることを、以下の表にまとめます。
よくある症状 | 原因 | やること |
|---|---|---|
知らない単語が多く、選択肢の意味が分からない | 語彙 | TOEIC向けの単語帳1冊を、英語を見て1秒で意味が出るまで繰り返す |
Part5で選択肢を2つまで絞れず迷う | 文法 | 品詞・時制・関係詞など、間違えた文法項目を中学〜高校の範囲で復習する |
スクリプトを読めば分かるのに聞き取れない | 音 | スクリプトを見ながらの音読とシャドーイングで、音と文字を結び付ける |
英文を読み返してしまい、Part7が終わらない | 処理速度 | 解き終えた長文を、返り読みせずに前から読む練習を繰り返す |
Part5・Part6に時間を使いすぎ、最後の数十問を塗る | 時間配分 | Partごとの終了時刻を決め、通し演習で守る |
問題の指示や設問の形に戸惑う | 形式慣れ | 公式問題集で本番と同じ2時間の通し演習をする |
※英語の窓口編集部が作成した目安です
原因は1つとは限らず、2〜3つが重なっている場合もあります。早見表で当てはまる症状が複数ある方は、次の章のスコアレポートの見方で、優先する原因を1つに絞りましょう。
点数を上げるための3つの手順
点数を上げる取り組みは、原因の特定・原因別の練習・本番での取りこぼし対策の順に進めます。原因を特定せずに練習を始めると、すでにできている分野の練習に時間を使ってしまうからです。
- 原因の特定:公式認定証の項目別正答率と、公式問題集の誤答の分類で、伸び悩みの原因を1〜2つに絞る
- 原因別の練習:絞った原因に合う練習に、勉強時間の大半を使う
- 本番の取りこぼし対策:時間配分と全問マークの方法を決め、実力どおりの点数を出す
上記の3つの手順を1回の受験ごとに繰り返すと、受験のたびに弱点を更新しながら点数を上げられます。
TOEICの点数が伸びない原因をスコアレポートで特定する方法
TOEICの点数が伸びない原因は、公式認定証(スコアレポート)と公式問題集の解き直しで特定できます。公式認定証には、トータルスコアだけでなく、リスニングとリーディングの項目ごとの正答率も載っているからです。
ここでは、公式認定証で確認できる項目、項目別正答率の読み方と注意点、公式問題集の解き直しで原因を絞る方法を紹介します。
公式認定証で確認できる4つの項目
TOEIC L&Rの公式認定証では、スコアのほかに3つの項目を確認できます。IIBC公式サイトでは、Score Descriptors(レベル別評価)とAbilities Measured(項目別正答率)もあわせて確認するよう案内されています。
公式認定証で確認できる項目と、伸び悩みの原因を探す際の使い方を、以下の表にまとめます。
項目 | 示している内容 | 原因を探す際の使い方 |
|---|---|---|
Your Score | リスニング・リーディングの各スコア(5〜495点)とトータル(10〜990点) | リスニングとリーディングのどちらが低いかを見る |
Percentile Rank(パーセンタイルランク) | 自分のスコアに満たない受験者の割合 | セクションごとの相対的な位置を見る |
Score Descriptors(レベル別評価) | 取得したスコアをもとにした英語運用能力の長所 | IIBCのレベル別評価の一覧表で、同じスコア帯の弱点も確認する |
Abilities Measured(項目別正答率) | リスニング5項目・リーディング5項目の正答率 | 平均正答率より低い項目から、伸び悩みの原因を探す |
※2026年10月時点・IIBC公式サイトより
4つの項目のうち、原因の特定に最も使えるのは項目別正答率です。スコアは正答数そのままの素点ではなく、統計処理で算出された換算点のため、スコアだけでは弱い分野が分からないからです。
項目別正答率の10項目から原因を読む
項目別正答率は、10項目のうち平均正答率より低い項目を探して、関係するPartと原因に当てはめて読みます。公式認定証には、自分の正答率と、同じテストフォームを受験した方の平均正答率が並んで表示されるからです。
項目別正答率の10項目と、主に関係するPart・疑われる原因を、以下の表にまとめます。
セクション | 項目(IIBC公式の表記を要約) | 主に関係するPart(目安) | 疑われる原因(目安) |
|---|---|---|---|
リスニング | 短い会話・アナウンスなどの要点・目的・文脈を推測できる | Part1・Part2 | 音・語彙 |
リスニング | 長めの会話・アナウンスなどの要点・目的・文脈を推測できる | Part3・Part4 | 音・処理速度 |
リスニング | 短い会話・アナウンスなどの詳細が理解できる | Part1・Part2 | 音・語彙 |
リスニング | 長めの会話・アナウンスなどの詳細が理解できる | Part3・Part4 | 音・設問の先読み |
リスニング | フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる | Part2〜Part4 | 音・形式慣れ |
リーディング | 文書の中の情報をもとに推測できる | Part7 | 処理速度・語彙 |
リーディング | 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる | Part7 | 処理速度・時間配分 |
リーディング | 1つの文書の中や複数の文書間の情報を関連付けられる | Part7(複数の文書) | 処理速度・時間配分 |
リーディング | 語彙が理解できる | Part5・Part6 | 語彙 |
リーディング | 文法が理解できる | Part5・Part6 | 文法 |
※項目はIIBC公式サイトの表記を要約。関係するPartと原因は英語の窓口編集部の目安です
たとえば、リーディングの「語彙」「文法」が平均以上で、Part7に関係する3項目が平均より低い方は、知識より読む速さと時間配分を優先して練習します。
項目別正答率を読む際の注意点
項目別正答率は、同じテストフォームの平均正答率と比べるために使い、前回の受験結果との比較には使いません。IIBC公式サイトでは、各項目の正答率は他のテストフォームの受験者と比較できず、自分が別のテストフォームで受験した際の正答率とも比較できないと案内されているからです。
項目別正答率を読む際の注意点は、以下のとおりです。
- 前回より正答率が下がっても、力が落ちたとは限らない
- 比べる相手は、同じ回の平均正答率
- 1回分の結果だけで決めず、公式問題集の誤答と照らし合わせる
なお、TOEIC申込サイトの会員は、最新受験回の詳細なデータや今後に向けたアドバイスも確認できます。
公式問題集の解き直しで原因を1〜2つに絞る
公式認定証で弱い項目が分かったら、公式問題集の解き直しで、間違えた理由を1問ずつ分類します。項目別正答率は弱い分野を示しますが、単語を知らなかったのか、時間が足りなかったのかまでは分からないからです。
誤答の理由を記録する表の例を、以下に示します。
問題 | 間違えた理由 | 原因の分類 |
|---|---|---|
Part5 No.112 | 選択肢の単語の意味を知らなかった | 語彙 |
Part5 No.120 | 名詞と形容詞のどちらが入るか判断できなかった | 文法 |
Part3 No.45 | スクリプトを読めば分かるが、音で聞き取れなかった | 音 |
Part7 No.180〜200 | 時間切れで読めずにマークした | 時間配分・処理速度 |
※英語の窓口編集部が作成した記録例です。問題番号は例として記載しています
1回分の誤答を分類し、件数が多い分類から順に、次の章の練習に取り組みましょう。
伸び悩みの原因別にやること6つ
伸び悩みの原因が絞れたら、原因ごとに決まった練習に勉強時間を集中させます。ほかの方の勉強法をそのまま真似しても、原因が違えば正解数は増えにくいからです。
ここでは、語彙・文法・音・処理速度・時間配分・形式慣れの6つの原因別に、やることを紹介します。Partごとの詳しい解き方は、各H3で紹介する記事を参考にしてください。
語彙が原因なら単語帳1冊を繰り返す
語彙が原因の方は、TOEIC向けの単語帳を1冊に決めて繰り返します。語彙はリスニング・リーディングのすべてのPartに関わるため、語彙を増やすと複数の項目の正答率に効くからです。
たとえば、英語を見て1秒以内に意味が出ない単語に印を付け、印の付いた単語だけを毎日見直すと、覚えていない単語に時間を集中できます。ただし、単語帳を何冊も買い足すと1冊あたりの反復回数が減るため、1冊を終えるまでは追加しないのが英語の窓口編集部の考えです。
文法が原因ならPart5の誤答から復習する
文法が原因の方は、Part5で間違えた問題の文法項目を、中学〜高校の範囲から復習します。Part5は1問ごとに問われる文法項目がはっきりしているため、苦手な項目を見つけやすいからです。
たとえば、品詞の問題で間違いが多い方は、名詞・形容詞・副詞の語尾と、文の中での位置を確認すると正答率を上げやすくなります。問題タイプ別の解き方は、TOEIC Part5の解き方と対策|問題タイプ別のコツと時間配分で解説しています。
音が原因ならスクリプトを使って音読する
音が聞き取れないことが原因の方は、スクリプトを見ながらの音読とシャドーイングで、音と文字を結び付けます。読めば分かるのに聞き取れない場合は、語彙や文法ではなく、英語の音の変化に慣れていないことが原因だからです。
たとえば、Part3の会話1つを、スクリプトで意味を確認してから、音声と同時に読む練習を1日10回繰り返します。Part1〜Part4ごとの対策は、TOEICリスニングの勉強法|Part1〜4の対策とスコアが上がる練習法を参考にしてください。
処理速度が原因なら返り読みをせずに読む
読む速さが原因の方は、解き終えた長文を、返り読みをせずに前から順に読む練習を繰り返します。リーディングは75分で100問に答える試験のため、文の後ろから訳す読み方では最後まで時間が足りなくなるからです。
たとえば、答え合わせが済んだPart7の文書を、意味のかたまりごとにスラッシュを入れて前から読み、2回目以降は時間を計って読みます。読む速さの鍛え方は、TOEICリーディングの対策と時間配分|最後まで解くための勉強法で詳しく紹介しています。
時間配分が原因ならPartごとの終了時刻を決める
時間配分が原因の方は、リーディングのPartごとに終了時刻を決め、通し演習で守る練習をします。Part5・Part6で1問に迷う時間が積み重なると、配点の多いPart7の後半を読まずにマークすることになるからです。
英語の窓口編集部では、Part5・Part6を合わせて20分以内、Part7に55分を残す配分を目安にしています。Part7の54問の解く順番と設問タイプ別のコツは、TOEIC Part7の解き方と対策|時間配分・設問タイプ別のコツで解説しています。
形式慣れが原因なら公式問題集で通し演習をする
問題の形式に慣れていないことが原因の方は、公式問題集で本番と同じ約2時間の通し演習をします。TOEIC L&Rは出題形式が毎回同じ試験のため、形式に慣れるほど指示や設問の形に戸惑う時間が減るからです。
通し演習で確認することは、以下のとおりです。
- Part3・Part4で設問を先に読む余裕があるか
- Part7に入った時刻
- 時間切れでマークだけした問題の数
ただし、通し演習は解きっぱなしにせず、誤答の分類と解き直しまでを1セットにしてください。
本番でTOEICの点数を落とさないコツ4つ
本番では、実力があっても時間配分やマークの仕方で点数を落とすことがあります。TOEIC L&Rは約2時間で200問に答える試験で、試験中に時刻のアナウンスもないため、解き方を事前に決めておく必要があります。
ここでは、本番で点数を落とさないためのコツを4つ紹介します。
誤答の減点がないため全問にマークする
TOEIC L&Rでは、時間が足りなくても全問にマークします。IIBC公式サイトでは、採点は正解数に基づいて行われ、誤った解答は減点されないと案内されているからです。
たとえば、Part7の最後の問題に時間が残らない場合でも、空欄で出すより、残り時間で選択肢を1つ選んでマークしたほうが正解数は増える可能性があります。IIBCも、リーディングは時間配分に注意し、最後の問題までマークするよう呼びかけています。
迷った問題は1つ選んで次へ進む
答えに迷った問題は、選択肢を1つ選んでマークし、次の問題へ進みます。1問に時間をかけても正解できるとは限らず、後ろの解ける問題を読む時間が減るからです。
たとえば、Part5で30秒考えても答えが決まらない問題は、残った選択肢から1つ選ぶと決めておくと、迷う時間を減らせます。ただし、印を付けて後で見直す方法は、見直す時間が残らない場合が多いため、通し演習で試してから使いましょう。
時間配分と見切りの基準を事前に決める
本番の前には、時間配分・見切りの基準・マークの方法を決めておきます。試験中に解き方を考え始めると、考える時間そのものが失点につながるからです。
本番の前に決めておくことは、以下のとおりです。
- Part5・Part6を終える時刻
- 1問に使う時間の上限
- 残り時間でマークだけする問題の範囲
- Part3・Part4で設問を先に読むタイミング
上記の4つを通し演習で試して決めておくと、本番で迷わず解き進められます。
持ち物と受付時刻を前日までに確認する
本番で実力を出すには、時間配分のほかに、持ち物や受付時刻の確認も欠かせません。本人確認書類を忘れるなどの理由で受験できなくなると、勉強の成果を確かめる機会そのものを失うからです。
試験の1週間前から当日までにやることと持ち物は、TOEIC直前対策|1週間前・前日・当日にやることと持ち物にまとめています。
4週間でTOEICの点数を立て直す計画【自作】
伸び悩みからの立て直しは、原因の特定から通し演習までを4週間で一巡させる計画が取り組みやすい進め方です。原因の特定・集中練習・本番形式の確認を短い期間で回すと、練習の効果を次の受験で確かめられるからです。
ここでは、平日に1日1時間、休日に2時間を使える方を想定した4週間の計画例と、勉強時間の考え方を紹介します。
4週間の立て直し計画の例
4週間の計画は、1週目で原因を特定し、2〜3週目で原因別の練習に集中し、4週目で通し演習に戻る流れです。原因が分からないまま2週目以降の練習を始めると、時間の使い方を決められないからです。
週ごとにやることを、以下の表にまとめます。
週 | 目的 | やること |
|---|---|---|
1週目 | 原因の特定 | 公式問題集を2時間で通して解く、誤答を分類する、項目別正答率と照らし合わせて原因を1〜2つに絞る |
2週目 | 原因別の練習(1つ目) | 勉強時間の7割を1つ目の原因の練習に使い、残りで単語帳を続ける |
3週目 | 原因別の練習(2つ目) | 2つ目の原因の練習を加え、1週目に間違えた問題を解き直す |
4週目 | 本番形式の確認 | まだ解いていない回で通し演習をし、時間配分と見切りの基準を決める |
※英語の窓口編集部が作成した計画例です。週あたりの勉強時間は、平日1時間×5日と休日2時間×2日の合計9時間を想定しています
4週目の通し演習で、1週目より誤答が減った分類と減っていない分類を比べると、次の4週間で取り組む原因が決まります。
点数を上げるのに必要な時間の考え方
点数を上げるのに必要な時間は、受験者の現在の力や原因によって変わるため、一律の時間数では決められません。何点上げるのに何時間かかるかを示す公式の調査データは、IIBCの公開資料では確認できないからです。
必要な時間を見積もる際の手がかりは、以下のとおりです。
- 公式問題集の正答数が、4週間でどれだけ増えたか
- 実際に確保できた週あたりの勉強時間
- 目標スコアまでに残っている正答数の差
勉強時間の見積もり方は、TOEICの勉強時間の目安は?公式データと必要時間の見積もり方で詳しく解説しています。
独学でTOEICの点数が上がらないときの選択肢
TOEICの点数は、原因の特定と原因別の練習ができれば、独学でも上げられます。公式問題集や単語帳などの教材は市販されており、項目別正答率も受験すれば誰でも確認できるからです。
一方、原因が分からない方や、計画を続けられない方には、スクールで学習を管理してもらう方法もあります。ここでは、独学が合う方とスクールが合う方の違いを紹介します。
独学で足りる方とスクールが合う方の違い
独学で足りるかどうかは、原因を自分で特定できるか、計画を自分で続けられるかで判断します。教材をそろえても、原因の特定や毎日の継続ができなければ、点数は伸びにくいからです。
独学が合う方とスクールが合う方の特徴を、以下の表で比較します。
独学で足りる方 | スクールが合う方 |
|---|---|
誤答を分類して原因を自分で絞れる | 何が原因で伸びないのか分からない |
4週間の計画を自分で続けられる | 仕事が忙しく、計画が途中で止まりやすい |
受験日まで時間に余裕がある | 昇進・転職などで目標スコアの期限が決まっている |
費用をかけずに進めたい | 費用をかけてでも学習の管理を任せたい |
※英語の窓口編集部の目安です
独学で足りる方には、独学で十分です。スクールを検討する方は、TOEICに強い塾・スクールおすすめ12選|料金・保証を比較で、料金・期間・保証を比べてから無料カウンセリングで相談しましょう。
まとめ
- TOEICの点数を上げる方法は、伸び悩みの原因を特定し、原因に合う練習に時間を集中させること
- 原因は、公式認定証の項目別正答率を同じ回の平均正答率と比べ、公式問題集の誤答を分類して絞る
- 語彙・文法・音・処理速度・時間配分・形式慣れで、やる練習は変わる
- 誤答の減点はないため、本番では時間配分を決めたうえで全問にマークする
- 4週間で原因の特定・集中練習・通し演習を一巡させ、正答数の伸びを確かめる
まずは公式認定証の項目別正答率を開き、平均正答率より低い項目を書き出すことから始めましょう。
よくある質問
TOEICの点数を上げるには何から始めればいいですか?
TOEICの点数を上げるには、まず伸び悩みの原因を特定します。公式認定証の項目別正答率で平均より低い項目を確認し、公式問題集の誤答を語彙・文法・音・時間切れなどに分類すると、優先して練習する原因を1〜2つに絞れます。
TOEICの点数を上げるにはどれくらいの時間がかかりますか?
TOEICで何点上げるのに何時間かかるかを示す公式の調査データは、IIBCの公開資料では確認できません。必要な時間は現在の力や原因によって変わるため、4週間ごとに公式問題集の正答数の伸びと実際の勉強時間を記録して見積もります。
TOEICで点数を上げるコツはありますか?
TOEICで点数を上げるコツは、原因に合わない練習に時間を使わないことと、本番での取りこぼしを減らすことです。誤答の減点はないため、本番ではPartごとの終了時刻と迷ったときの見切りの基準を決め、時間が足りなくても全問にマークします。
TOEICの項目別正答率は前回と比べてもいいですか?
項目別正答率は、前回の受験結果との比較には使えません。IIBC公式サイトでは、各項目の正答率は別のテストフォームで受験した際の正答率と比較できないと案内されているため、同じ回の平均正答率と比べて弱い項目を探します。
出典・参考
- TOEIC Listening & Reading Test テスト結果について(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
- TOEIC Listening & Reading Test 公式認定証・デジタル公式認定証の形式(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
- TOEIC Listening & Reading Test レベル別評価の一覧表(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
- TOEIC Listening & Reading Test テストの形式と構成(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
- TOEIC Listening & Reading Test テスト当日のご案内(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
- 公式教材・問題集(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
この記事を書いた人
執筆
英語の窓口編集部
英語の窓口/編集部
英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。