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TOEIC IPテストとは?公開テストとの違い・オンライン受験・申込方法

公開日:2026年10月12日2026年10月時点の情報

TOEIC IPテストは団体が実施する団体特別受験制度で、スコアの有効性は公開テストと同じですが公式認定証は出ません。受験料4,230円(税込)、オンライン方式の仕組みと受験環境、結果の時期、履歴書の書き方、対策をIIBC公式情報で解説します。

まとめ記事TOEICに強い塾・スクールおすすめ12選|料金・保証を比較【2026年最新】
結論

TOEIC IPテストとは、企業・学校などの団体が日程と会場を決めて実施するTOEICの団体特別受験制度で、個人では申し込めません。出題形式とスコアの有効性は公開テストと同じですが、公式認定証は発行されず、受験料は4,230円(税込)です。オンライン方式は約1時間・90問で、団体が設定した期間中に自宅などで受験できます。

この記事でわかること

  • TOEIC IPテストは団体が申し込む団体特別受験制度で、IIBCは個人申込を受け付けておらず、出題形式とスコアの有効性は公開テストと同じです。

  • TOEIC L&R IPテストの受験料は4,230円(税込)で、公開テストの7,810円(税込)より安い一方、公式認定証は発行されません。

  • オンライン方式はCATの採用で約1時間・90問になり、Windows 11かMacのパソコンまたはiPadで受験し、結果は試験期間終了日の翌日10時以降に確認できます。

要点データ

TOEIC L&R IPテストの受験料4,230円(税込)マークシート・オンライン共通。1名あたり
公開テストの受験料7,810円(税込)紙の公式認定証を希望しない場合は7,700円
オンライン方式の時間・問題数約1時間・90問CAT(適応型テスト)を採用
マークシート方式の時間・問題数約2時間・200問公開テストと同じ
オンライン方式の結果試験期間終了日の翌日10時以降受験者サイトでPDFをダウンロード

TOEIC IPテストは、企業・学校などの団体が日程と会場を決めて実施するTOEICの団体受験制度で、マークシート方式とオンライン方式の2種類があります。公開テストと同じ出題形式で、スコアの有効性も変わらないため、会社や大学で受験の案内を受けたときに選択肢に入るテストです。

公開テストとの違いや、オンライン方式の受験環境・結果が出る時期を把握すると、受験するテストを迷わず選べます。スコアを昇進や就職に使う場合も、提出先に確認すべき点が分かります。

本記事では、TOEIC IPテストの仕組み・公開テストとの違い・2つの受験方式・申込方法と受験料をまとめています。さらに、オンライン方式の受験環境と当日の流れ、結果が出る時期、履歴書への書き方、受験方式ごとの対策も紹介します。

※本記事の「TOEIC」は、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)を指します。制度・受験料・日程は、2026年10月12日時点のIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)公式サイトと公式FAQで確認しています。

TOEIC IPテストとは|公開テストとの違いの早見表

TOEIC IPテストは、受験の申し込み方と実施する主体が公開テストと異なります。昇進・就職・単位認定などにスコアを使う場合は、IPテストで提出できるかどうかを事前に確認する必要があります。

ここでは、TOEIC IPテストの定義と公開テストとの違いを早見表で示し、スコアの扱いを3つの視点で解説します。

TOEIC IPテストは団体特別受験制度

TOEIC IPテストとは、企業・学校などの団体が試験会場と日程を任意に設定して実施する「団体特別受験制度」です。IPは「Institutional Program」の略で、IIBCは団体単位の実施方法として公開テスト団体一括受験申込と並べて案内しています。

IPテストの申し込みは団体の担当者が行い、受験者は団体から案内を受けて受験します。たとえば、企業が昇進要件の確認や研修の効果測定に使う、大学がクラス分けや単位認定に使うといった形で実施されます。

ただし、IIBCはIPテストの個人申込を受け付けていないため、所属先で実施されていない場合は公開テストを受けます。所属先の人事部門や学生課で、IPテストを実施しているか確認しましょう。

公開テストとIPテストの違い一覧

公開テストとIPテストの違いを、実施主体・問題・受験料・結果の受け取り方で比較します。

項目

公開テスト

IPテスト(マークシート方式)

IPテスト(オンライン方式)

申し込む人

受験者本人(TOEIC申込サイト)

団体の担当者

団体の担当者

日時・会場

IIBCが指定した試験日・会場

団体が設定した日程・会場

団体が設定した実施期間中に自宅などで受験

試験の進行

IIBCが進行

団体が実施マニュアルに沿って進行

受験の資料に沿って団体が管理

問題

公開テストごとに新しく作成

過去に公開テストで使用された問題

受験者の正誤に応じて出題が変わる(CAT)

試験時間・問題数

約2時間・200問

約2時間・200問

約1時間・90問

受験料(税込)

7,810円(紙の公式認定証なしは7,700円)

4,230円

4,230円

結果の形式

デジタル公式認定証・公式認定証(紙は希望者のみ)

スコアレポート(個人成績表)

テスト結果(PDF)

受験人数

個人で申し込む

10名から

1名から

※2026年10月時点・IIBC公式サイトより。IPテストの受験料は団体が支払う金額で、受験者の負担額は団体によって異なります。

公開テストとIPテストの大きな違いは、申し込む人と結果の形式です。IPテストのスコアを提出する予定がある場合は、公式認定証が必要かどうかを先に確認しましょう。

IPテストのスコアの価値は公開テストと同じ

IPテストのスコアは、公開テストのスコアと同じ評価基準で算出されます。IIBCの公式FAQでは、公開テストとIPテストのどちらを受けても、出題形式やスコアの有効性に違いはないと回答しています。

同じ評価基準になるのは、IPテストに使われる問題が過去の公開テストで使用されたもので、評価基準が公開テストの実施時にできあがっているからです。オンライン方式についても、IIBCは公開テストとスコアの意味は同じと説明しています。

ただし、提出先によってはIPテストのスコアを受け付けない規定を設けている場合があります。IPテストのスコアの扱いは、以下のとおり整理できます。

  • スコアの評価基準:公開テストと同じ
  • 出題形式:公開テストと同じ(オンライン方式は問題数と時間が異なる)
  • 公式認定証:IPテストでは発行されない
  • 提出できるか:提出先の規定による

スコアの価値は同じでも、提出先の規定で可否が決まるため、提出前に募集要項や社内規定を確認してください。

TOEIC IPテストの2つの受験方式|マークシート方式とオンライン方式

TOEIC IPテストは、団体がマークシート方式とオンライン方式のどちらかを選んで実施します。2つの方式は試験時間・問題数・受験場所が異なるため、受験者が準備する内容も変わります。

ここでは、マークシート方式とオンライン方式の違いと、オンライン方式が約1時間で終わる仕組みを3つの視点で解説します。

マークシート方式は公開テストと同じ約2時間・200問

マークシート方式のIPテストは、公開テストと同じくリスニング約45分間・100問、リーディング75分間・100問の合計約2時間で200問に答える形式です。団体が希望する会場で、団体の担当者が実施マニュアルに沿って試験を進行します。

IIBCは、昇進昇格・成績評価・単位認定など重要な意思決定に関わる実施には、試験官が監督する環境で受けるマークシート方式を例に挙げています。たとえば、大学の教室や企業の会議室を会場にして、10名以上でまとめて受験する形です。

ただし、マークシート方式は10名から実施する制度のため、少人数の団体ではオンライン方式が選ばれる場合があります。どちらの方式になるかは団体が決めるので、受験案内で確認してください。

オンライン方式は自宅などで受けられる約1時間・90問

オンライン方式のIPテストは、パソコンなどで受験する約1時間・90問の形式です。団体が設定した実施期間中であれば、インターネット環境がある場所で24時間いつでも受験できます。

IIBCは、自己啓発での受験やレベルチェックには自宅でも受けられるオンライン方式を活用する、といった使い分けを示しています。オンライン方式の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 受験場所:団体が希望する会場や自宅など(日本国内のみ)
  • 受験人数:1名から
  • 試験時間:約1時間(リスニング約25分間・リーディング約37分間)
  • 結果:PDFで提供(紙のスコアレポートはない)

ただし、海外からは受験できず、スマートフォンにも対応していません。受験場所と機材を、実施期間が始まる前に決めておきましょう。

オンライン方式が約1時間で終わる仕組み(CAT)

オンライン方式のTOEIC L&Rは、受験者の解答の正誤に応じて出題を変える「CAT(Computer Adaptive Test)」を採用しているため、約1時間で終わります。CATは、少ない問題数で受験者の能力を測れる適応型のテストシステムです。

リスニング・リーディングはそれぞれUnit OneとUnit Twoに分かれ、Unit Oneの正誤度合に応じてUnit Twoで異なる20問が出題されます。IIBCが公開している問題数の内訳は、以下のとおりです。

セクション

Unit One(25問)

Unit Two(20問)

リスニング(約25分間)

写真描写3問・応答4問・会話9問・説明文9問

応答5問・会話9問・説明文6問

リーディング(約37分間)

短文穴埋め5問・長文穴埋め4問・読解16問

短文穴埋め7問・長文穴埋め4問・読解9問

※2026年10月時点・IIBC「IPテスト(オンライン)とは」より。CATを導入しているのはTOEIC L&Rのみです。

IIBCは、オンライン方式とマークシート方式で出題される内容やスコアの意味は変わらないとしています。問題数が少なくても、スコアの意味はマークシート方式と同じです。

TOEIC IPテストの申込方法と受験料

TOEIC IPテストは団体の担当者が申し込む制度のため、受験者がIIBCに直接申し込むことはできません。受験料も団体単位で請求されるので、受験者の負担額は所属先のルールで決まります。

ここでは、IPテストの申込の流れ、個人で受けたい場合の選択肢、テストごとの受験料を3つの視点で解説します。

IPテストは所属団体を通じて申し込む

IPテストを受けるには、所属している企業・学校などの団体がIPテストを実施しているかを確認し、団体の案内に沿って申し込みます。IIBCの公式FAQでも、まず所属団体で実施されているか確認するよう案内しています。

団体側は、初めて実施する場合に実施予定日の約1ヶ月前までにIIBCへ連絡し、必要書類を提出します。団体側の主な流れは、以下のとおりです。

  1. IIBCに問い合わせ、新規取引申込書・登録申請書を提出する(初回のみ)
  2. TOEIC団体インターネット・サービスで実施を申し込む(TOEIC L&Rのオンライン方式は実施日の5営業日前まで)
  3. 団体が設定した日程・会場、またはオンラインの実施期間でテストを実施する
  4. テスト結果を受け取り、受験料を支払う

受験者が対応するのは、団体の案内に沿った受験登録と受験です。申込期限は団体が独自に設けている場合もあるため、社内や学内の案内を早めに確認しましょう。

個人で受けたい場合は公開テストかIPテストを実施する所属先を選ぶ

個人でTOEICを受けたい場合は、公開テストを受験するのが基本です。IPテストは、マークシート方式・オンライン方式とも個人での申し込みを受け付けていないためです。

公開テストは、TOEIC申込サイトに会員登録(無料)し、試験日を選んで申し込みます。たとえば、2026年12月6日(日)実施分の申込締切は2026年10月26日(月)15:00で、日程は受験地ごとに異なります。

ただし、TOEIC対策のコーチングスクールの中には、受講前後や毎月にIPテストを受けてスコアの伸びを確認できるコースもあります。IPテストを含むコースの例は、以下のとおりです。

※IPテストの受験時期・回数はコースごとに異なります。詳細は各スクールの詳細ページと公式サイトで確認してください(2026年10月12日時点)。

TOEIC IPテストの受験料は4,230円(税込)

TOEIC L&R IPテストの受験料は、マークシート方式・オンライン方式とも1名あたり4,230円(税込)です。公開テストの受験料7,810円(税込、紙の公式認定証を希望しない場合は7,700円)より安く設定されています。

受験料は団体に請求されるため、会社や学校が全額負担する場合もあれば、受験者が一部を負担する場合もあります。IIBCが公表しているIPテスト(オンライン)の受験料を、テストごとに比較します。

テスト

IPテスト(オンライン)の受験料(税込・1名あたり)

TOEIC L&R

4,230円

TOEIC S&W

9,215円

TOEIC Speaking・TOEIC Writingのいずれか

6,285円

TOEIC Bridge L&R

2,970円

TOEIC Bridge S&W

6,800円

TOEIC Bridge Speaking・TOEIC Bridge Writingのいずれか

4,560円

※2026年10月時点・IIBC公式サイトより。賛助会員制度による割引もあります。公開テストのリピート割引受験料は、2026年12月の試験日までが6,710円、2027年以降の試験日が7,150円(いずれも税込・紙の公式認定証あり)です。

受験者の負担額はIIBCの金額表では分からないため、所属先の案内で確認してください。

TOEIC IPテスト(オンライン)の受験環境と当日の流れ

TOEIC IPテスト(オンライン)は、受験者自身が機材と場所を用意して受ける試験です。動作環境を満たしていないと、受験の途中で音声が出ない・画面が止まるといったトラブルにつながります。

ここでは、必要な機材、受験できる期間、受験の流れ、録画・録音付きテストの注意点を4つの視点で解説します。

必要な機材とブラウザを準備する

TOEIC IPテスト(オンライン)は、Windows 11かMacのパソコン、またはiPadで受験します。スマートフォンでは受験できません。

ブラウザの対応状況は、IIBCの受験者向けFAQで公開されています。必要な機材とソフトは、以下のとおりです。

  • パソコン:Windows 11またはMac(iPadも可。スマートフォンは不可)
  • ブラウザ:Google Chrome最新版、Microsoft Edge最新版(MacはGoogle Chrome最新版。Safariは非対応)
  • 音声:イヤホンの使用は可
  • 録画・録音付きテストの場合:カメラ・マイク内蔵型または外付けのパソコン(タブレットは非対応)

※2026年10月時点・IIBC「受験者様向け - IPテスト(オンライン方式)」FAQより。

Macで受験する場合は、Safariが使えないため、Google Chromeを事前にインストールしてください。

団体が設定した実施期間中に受験する

TOEIC IPテスト(オンライン)は、団体が設定した実施期間中であれば、好きな時間に受験できます。団体から特別な指定がない限り、実施期間最終日の23:59までに「Start Test」ボタンを押せば、日付が変わっても試験を続けられます。

ただし、日付が変わった後にシステムトラブルなどで試験が中断すると、実施期間が過ぎているため再開できません。たとえば、最終日の夜に受験すると、回線が切れた場合に受け直せない可能性があります。

実施期間の最終日を避け、時間に余裕のある日に受験しましょう。

受験の流れを確認する

TOEIC IPテスト(オンライン)は、団体の案内に沿って受験者情報を登録してから受験します。IIBCの受験者向けFAQに記載されている内容をもとに、受験の流れを整理します。

  1. 団体の案内に沿って受験者情報を登録する
  2. IIBCから届く受験者情報登録完了の通知メールを確認する
  3. 受験者サイトにAuthorizationコードと自分で設定したパスワードでログインする
  4. アンケートに回答し、インストラクション動画と受験のしおりで動作環境と操作方法を確認する
  5. 「Start Test」ボタンを押して受験する

Authorizationコードとパスワードは、結果の確認にも使います。受験後も、結果をダウンロードするまで保管してください。

録画・録音付きテストかどうかを確認する

団体が有料オプションの「AI監視サービス」を利用している場合、TOEIC IPテスト(オンライン)は録画・録音付きで実施されます。AI監視サービスは、受験前に本人の顔と本人確認書類を撮影し、試験中の様子を動画で記録する仕組みです。

記録した動画は、受験者の入れ替わり・複数人の映り込み・不正の可能性が高い目線の動きなどをAIが解析し、団体の担当者が確認できます。たとえば、家族が映り込む部屋や人の出入りがあるカフェでは、録画の内容が確認対象になる場合があります。

ただし、録画・録音付きかどうかは団体の設定で決まります。受験前に、以下を確認しておきましょう。

  • 録画・録音付きテストかどうか
  • カメラ・マイクの設定とポップアップブロックの解除
  • 本人確認書類の準備
  • 受験中に人が入らない部屋の確保

なお、IIBCの受験者向けFAQでは、試験中のメモが許可されているのはTOEIC S&WとTOEIC Bridge S&WのIPテストのみです。

TOEIC IPテストの結果が出る時期と履歴書への書き方

TOEIC IPテストの結果は、受験方式によって受け取り方と時期が異なります。スコアを応募書類に使う場合は、提出先が公式認定証を求めるかどうかで、IPテストと公開テストのどちらを受けるかが変わります。

ここでは、結果が出る時期、履歴書に書けるか、公式認定証が必要な場合の対応を3つの視点で解説します。

結果が出る時期は受験方式で異なる

TOEIC IPテストの結果は、オンライン方式なら試験期間終了日の翌日10時以降に受験者サイトからダウンロードできます。マークシート方式は、団体の担当者を通じてスコアレポート(個人成績表)を受け取ります。

受験方式ごとの結果の時期を、公開テストと並べて比較します。

受験方式

結果が分かる時期

受け取り方

IPテスト(オンライン)

試験期間終了日の翌日10時以降(団体の設定によっては受験直後に画面表示)

受験者サイトでPDFをダウンロード。試験期間終了日の翌月末まで

IPテスト(マークシート)

IIBCがテスト資材を受領してから5営業日後に団体へ発送

団体の担当者からスコアレポートを受け取る(本人宛の発送は有料オプション)

公開テスト

試験日から17日後にインターネットでスコア表示、19日後にデジタル公式認定証

TOEIC申込サイト。紙の公式認定証は希望者に試験日から30日以内に発送

※2026年10月時点・IIBC公式サイトより。祝日の影響で遅れる場合があります。

オンライン方式の結果PDFは、ダウンロード期限を過ぎると確認できなくなります。結果が出たら、すぐにPDFを保存しましょう。

IPテストのスコアは履歴書に書ける

TOEIC IPテストのスコアは、履歴書に書けます。IIBCは、公開テストとIPテストで出題形式やスコアの有効性に違いはないと回答しているためです。

履歴書には、IPテストであることが分かるように書くと、提出先が確認しやすくなります。編集部が作成した記載例は、以下のとおりです。

  • マークシート方式:2026年10月 TOEIC Listening & Reading IPテスト 750点取得
  • オンライン方式:2026年10月 TOEIC Listening & Reading IPテスト(オンライン)750点取得

※記載例は英語の窓口編集部が作成したもので、点数・日付は架空です。

ただし、提出先によってはIPテストのスコアを認めない規定がある場合や、証明書の提出を求める場合があります。応募要項に「公式認定証の写し」などの指定がないか確認してください。

公式認定証が必要な場合は公開テストを受ける

提出先が公式認定証を求める場合は、公開テストを受験します。IPテストでは公式認定証が発行されないためです。

IIBCは、オンライン方式について試験環境が実施団体に委ねられているため公式認定証を発行しないと説明しています。たとえば、大学院入試や企業の応募書類で「公式認定証の原本または写し」が指定されている場合は、IPテストのスコアレポートや結果PDFでは要件を満たせない可能性があります。

ただし、公開テストの結果が出るまでには試験日から17日以上かかります。提出期限から逆算して、公開テストの申込締切に間に合うように申し込みましょう。

TOEIC IPテストの対策|受験方式ごとのポイント

TOEIC IPテストの出題形式は公開テストと同じため、対策の基本も公開テストと変わりません。一方で、オンライン方式は問題数・時間・解答する画面が異なるため、受験方式に合わせた準備が必要です。

ここでは、共通の対策、オンライン方式の対策、独学で詰まったときの選択肢を3つの視点で解説します。

出題形式は公開テストと同じなので公式教材で対策する

TOEIC IPテストの対策は、公開テストと同じく公式教材・公式問題集を使うのが確実です。IPテストの問題は過去に公開テストで使用されたもので、出題形式も公開テストと変わらないからです。

たとえば、マークシート方式なら公式問題集を本番と同じ約2時間で解き、リスニングとリーディングの正答数を記録します。オンライン方式でも、パートごとの問題の種類は同じため、語彙・文法・リスニングの基礎は公開テストの対策がそのまま使えます。

ただし、IPテストに向けて短期間で何を優先するかは、今のスコアと受験日までの期間で変わります。スコア別の学習の進め方は、TOEIC勉強法の記事にまとめています。

オンライン方式は画面で解く練習と時間管理をする

TOEIC IPテスト(オンライン)の対策では、パソコンの画面で英文を読む練習と、セクションごとの時間配分の確認が重要です。オンライン方式はリスニング約25分間・リーディング約37分間で、マークシート方式と時間の使い方が異なるからです。

オンライン方式で準備しておきたい項目は、以下のとおりです。

  • パソコンやiPadの画面で長文を読む練習
  • リーディング約37分間・45問の時間配分
  • イヤホンの音量と聞こえ方の確認
  • インストラクション動画での操作方法の確認

ただし、設問や選択肢が画面にいつ表示されるかなどの画面構成は、IIBCの公開ページでは確認できませんでした。受験者情報の登録後に案内されるインストラクション動画と受験のしおりで、操作方法を確認してください。

独学で詰まったときはTOEIC対策の塾・スクールも検討する

IPテストの受験日が決まっているのに独学でスコアが伸びない場合は、TOEIC対策の塾・スクールで学習計画と進捗管理を任せる方法もあります。昇進要件などで期限のある受験では、教材選びや計画の立て直しに時間をかけにくいからです。

たとえば、公式問題集の正答数が2回続けて伸びない、Part5とPart7のどちらに時間を使うべきか決められないといった場面は、独学で詰まりやすいポイントです。独学で詰まりやすい場面と、検討できる対処は以下のとおりです。

詰まる場面

原因の例

対処の例

正答数が2回続けて伸びない

弱点のパートを特定できていない

パート別の正答数を記録し、優先順位を決め直す

受験日までの学習計画が立てられない

目標スコアまでの差と期間が整理できていない

週ごとの学習量を決め、第三者に進捗を見てもらう

仕事が忙しく学習が続かない

学習時間を確保する仕組みがない

学習管理のあるTOEICコーチングを検討する

学習管理や受講中のIPテストを含むサービスを比べたい場合は、TOEICに強い塾・スクールおすすめで料金・期間・保証を確認できます。

まとめ

  • TOEIC IPテストは、企業・学校などの団体が日程と会場を決めて実施する団体特別受験制度で、個人では申し込めない
  • 出題形式とスコアの有効性は公開テストと同じだが、公式認定証は発行されない
  • マークシート方式は約2時間・200問、オンライン方式はCATの採用で約1時間・90問
  • TOEIC L&R IPテストの受験料は4,230円(税込)で、受験者の負担額は団体のルールで決まる
  • オンライン方式の結果は試験期間終了日の翌日10時以降に受験者サイトで確認でき、PDFは翌月末までに保存する

IPテストの受験案内を受けたら、受験方式と実施期間を確認し、スコアの提出先が公式認定証を求めるかどうかを確かめたうえで受験しましょう。

よくある質問

TOEIC IPテストとは何ですか?

TOEIC IPテストとは、企業・学校などの団体が試験会場と日程を任意に設定して実施するTOEICの団体特別受験制度です。マークシート方式とオンライン方式があり、出題形式とスコアの有効性は公開テストと同じです。

TOEIC IPテストは個人で受けられますか?

TOEIC IPテストは、マークシート方式・オンライン方式とも個人では申し込めません。所属先で実施されていない場合は、TOEIC申込サイトから公開テストに申し込みます。

TOEIC IPテスト(オンライン)は何時間かかりますか?

TOEIC L&R IPテスト(オンライン)は約1時間・90問です。受験者の解答の正誤に応じて出題を変えるCATを採用しているため、約2時間・200問のマークシート方式より短く終わります。

TOEIC IPテストのスコアは履歴書に書けますか?

TOEIC IPテストのスコアは履歴書に書けます。IIBCは公開テストとIPテストでスコアの有効性に違いはないとしていますが、提出先によっては規定があるため、IPテストと明記し、公式認定証が必要かを確認してください。

TOEIC IPテストの対策は公開テストと違いますか?

TOEIC IPテストの出題形式は公開テストと同じため、公式教材・公式問題集を使った対策が基本です。オンライン方式を受ける場合は、画面で英文を読む練習と、リーディング約37分間の時間配分の確認を加えます。

出典・参考

  1. TOEIC Listening & Reading Test(団体特別受験制度・受験料・テスト結果の通知)(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  2. TOEIC Program IPテスト(オンライン)とは(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  3. 団体においてTOEIC Programをご利用いただくための実施手順・受験の流れ(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  4. よくあるご質問:IPテストの申込方法を教えてください。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  5. よくあるご質問:IPテストのスコアは進学や就職に利用できますか?(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  6. よくあるご質問:【TOEIC L&R】公開テストは実施回によってスコアの評価基準に違いは生じないのですか?(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  7. 受験者様向けFAQ:オンラインテストのスコアは公式なものか(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  8. 受験者様向けFAQ:パソコンの動作環境について(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  9. 受験者様向けFAQ:動作環境について(録画・録音付きテスト)(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  10. 受験者様向けFAQ:試験は実施期間の何時までに開始すればよいか(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  11. 受験者様向けFAQ:テスト結果(スコア)を確認したい(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  12. TOEIC Listening & Reading Test 受験料・支払方法(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  13. TOEIC Listening & Reading Test テスト申込(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  14. TOEIC Listening & Reading Test テスト結果について(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照
  15. TOEIC Listening & Reading Test テストの形式と構成(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月11日参照

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英語の窓口編集部

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