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英語面接の対策|よく聞かれる質問と回答例・自己紹介の作り方

公開日:2026年10月12日2026年10月時点の情報

英語面接の対策を、面接の流れ、よく聞かれる質問9つの回答例(日本語訳つき)、自己紹介の作り方、答えに詰まったときのフレーズ、オンライン面接の注意点、録音・AI・人を使った練習方法、1〜2週間の準備スケジュールまでまとめました。

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結論

英語面接の対策は、自己紹介・志望動機・強みと弱み・実績・転職理由・逆質問の答えを英語で用意し、声に出して練習することが中心です。実績はSTAR法(状況・課題・行動・結果)で整理し、聞き返しや考える時間をもらうフレーズも用意しておくと、詰まっても落ち着いて答えられます。

この記事でわかること

  • 英語面接でよく聞かれる質問は、自己紹介・志望動機・強み・弱み・実績・転職理由・将来像・チームでの経験・逆質問の9つで、日本語の面接と大きく変わりません。

  • 自己紹介は「現在の仕事 → これまでの経歴 → 応募する理由」の3部構成、実績はSTAR法で組み立て、どの答えも結論から話します。

  • 練習は録音・AI・人の3つを組み合わせ、面接の1〜2週間前から自己紹介 → 頻出質問 → 模擬面接の順に進めます。

英語面接は、外資系企業や日系企業の海外部門、英語を使う職種の選考で行われる、英語で受け答えをする面接です。聞かれる質問は日本語の面接と大きく変わらず、自己紹介・志望動機・強みと弱み・過去の実績・転職理由・逆質問が中心です。

頻出質問への答えと、詰まったときのフレーズを先に用意しておくと、英語力に自信がなくても落ち着いて受け答えできます。英語面接の対策は、英語力を短期間で伸ばすことより、話す内容を整理して声に出す練習を重ねることが中心だからです。

本記事では、英語面接の流れ、よく聞かれる質問9つの回答例、自己紹介の作り方、答えに詰まったときのフレーズ、オンライン面接の注意点をまとめています。さらに、録音・AI・人を使った練習方法と、1〜2週間の準備スケジュールも紹介します。回答例と自己紹介の英文は、すべて英語の窓口編集部が作成した例文で、登場する人物・会社・数字は架空です。

英語面接の対策で準備することの早見表

英語面接の対策で準備することは、自己紹介・頻出質問への答え・実績のエピソード・答えに詰まったときのフレーズ・逆質問の5つと、オンラインの場合の面接の環境です。英語面接も日本語の面接と同じく経歴や志望動機を確かめる場で、聞かれる内容の多くは事前に予想できるためです。

ここでは、準備することを早見表で示したうえで、日本語の面接との違い、面接官が確かめたいこと、必要な英語力の考え方を順に紹介します。

英語面接の前に用意するものを、中身と分量の目安で整理します。

準備すること

用意する中身

分量の目安

自己紹介

現在の仕事 → これまでの経歴 → 応募する理由の3部構成

1分前後で話せる長さ

頻出質問への答え

志望動機・強み・弱み・転職理由・将来像

1問あたり30秒〜1分

実績のエピソード

STAR法(状況・課題・行動・結果)で整理した仕事の経験

2〜3個

答えに詰まったときのフレーズ

聞き返す・考える時間をもらう・質問の意味を確かめる表現

場面ごとに1〜2文

逆質問

仕事内容・チーム・入社後の期待についての質問

2〜3個

面接の環境(オンラインの場合)

通信・カメラ・マイク・使うツールの確認

前日までに1回

※分量は英語の窓口編集部の目安です。面接時間や面接官の指示に合わせて調整してください

表の6項目を用意しておけば、英語面接で聞かれる内容の多くに、答えの骨組みを持って臨めます。以下では、英語面接ならではの答え方の違いから解説します。

英語面接と日本語面接の違い

英語面接と日本語面接の違いは、質問の内容より、答える順番と伝え方にあります。英語の受け答えでは、結論を先に述べてから理由と具体例を続ける順番が、聞き手にとって分かりやすいためです。

たとえば「Why do you want to work here?(なぜ当社で働きたいのですか)」には、1文目で「I want to join your company because 〜」と理由を言い切り、2文目以降で経験を補足します。ただし、日本語の感覚で謙遜するつもりの「I'm not good at English, but 〜(英語は得意ではありませんが)」は、英語では自信のなさとして伝わる場合があります。

日本語の面接で使いがちな答え方と、英語面接で伝わりやすい答え方を比べます。

日本語の面接で使いがちな答え方

英語面接で伝わりやすい答え方

経緯から話し、最後に結論を言う

結論を先に言い、理由と具体例を後に続ける

「まだまだ未熟ですが」と謙遜する

できることと実績を事実のまま伝える

成果を「チームのおかげです」とだけ言う

チームへの感謝に加えて、自分の行動(I did 〜)を明確にする

「御社の理念に共感しました」と抽象的に言う

事業名・サービス名・求人の仕事内容を挙げて具体的に言う

答えの順番を「結論 → 理由 → 具体例」にそろえるだけで、英語の語彙が少なくても話の筋が伝わりやすくなります。

英語面接で面接官が確かめたい3つのこと

英語面接で面接官が確かめたいのは、英語でのやり取り、仕事で成果を出す力、会社と仕事内容への理解の3つです。英語面接は英語の試験ではなく、採用するかどうかを決める面接だからです。

英語面接で面接官が確かめたいことは、以下のとおりです。

  • 英語でのやり取りが成り立つか:質問を理解し、分からないときは聞き返して、かみ合った答えを返せるか
  • 仕事で成果を出せるか:これまでの経験と実績が、応募するポジションの仕事につながるか
  • 会社と仕事内容を理解しているか:事業や求人の内容を調べたうえで、応募の理由を説明できるか

たとえば、文法の誤りが少しあっても、質問の意図に合った答えを具体例つきで返せれば、やり取りは成り立ちます。ただし、求められる英語の水準は求人ごとに違うため、応募先の求人票(Job Description)に書かれた要件を確認しましょう。

英語面接に必要な英語力の考え方

英語面接に必要な英語力は、応募する求人の仕事内容で決まり、すべての企業に共通する基準はありません。入社後に英語を使う場面が会議なのか、メールなのか、資料の読解なのかによって、面接で確かめられる力も変わるためです。

たとえば、海外の取引先と毎日電話で話す仕事なら、面接でも聞き取りとすぐに答える力が確かめられやすくなります。ただし、求人票に「TOEIC〇点以上」などの条件が書かれている場合は、その条件が応募の目安になります。

求人票の書き方ごとに、準備で力を入れることを整理します。

求人票の書き方

準備で力を入れること

英語での会議・交渉がある

意見を述べ、追加の質問にその場で答える練習

英文メール・資料の読み書きが中心

英語を使った業務経験の説明と、書いた文書の具体例

TOEICなどのスコアの条件がある

条件を満たすスコアを用意し、スコア以外の英語の使用経験も話せるようにする

英語の条件は書かれていないが面接は英語

頻出質問への答えと、答えに詰まったときのフレーズ

求人票の英語の要件から逆算して、練習の比重を決めましょう。

英語面接の流れ【5STEP】

英語面接は、挨拶とスモールトークで始まり、自己紹介、質疑応答、逆質問、締めの挨拶の順に進むのが基本の流れです。流れを先に知っておくと、場面ごとに使うフレーズを準備でき、本番で次に何が来るかを予想しながら話せます。

ここでは、英語面接の流れを5STEPに分け、各STEPで使えるフレーズを紹介します。フレーズはすべて英語の窓口編集部の自作です。

英語面接の流れは、以下のとおりです。

  1. 挨拶とスモールトーク
  2. 自己紹介
  3. 質疑応答
  4. 逆質問
  5. 締めの挨拶

なお、面接の進め方は企業や面接官によって異なり、自己紹介を求めずにすぐ質問に入る場合もあります。

【STEP1】挨拶とスモールトーク

英語面接の最初は、挨拶と短い雑談(スモールトーク)から始まります。面接官は、本題に入る前に場の緊張をほぐしたり、英語でのやり取りの様子を見たりするためです。

挨拶とスモールトークで使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • Nice to meet you. Thank you for taking the time to meet with me today.(はじめまして。本日はお時間をいただきありがとうございます)
  • I'm doing well, thank you. How about you?(元気です、ありがとうございます。あなたはいかがですか)※「How are you?」と聞かれたとき
  • Yes, the directions in your email were very clear.(はい、メールでいただいた道順がとても分かりやすかったです)※「Did you find our office easily?」と聞かれたとき

ただし、スモールトークは長く話す場ではないため、1〜2文で答えてから相手に質問を返す程度で十分です。

【STEP2】自己紹介

挨拶の後は、自己紹介を求められる場合があります。「Could you tell me about yourself?」「Please introduce yourself.」のように聞かれ、経歴を短くまとめて話すことが期待されます。

たとえば、職務経歴書の内容を最初から読み上げるのではなく、現在の仕事と応募の理由を中心に1分前後でまとめます。ただし、面接官から「briefly(手短に)」と言われる場合に備えて、30秒で話せる短い版も用意しておくと安心です。

自己紹介の作り方と例文は、次の「英語面接の自己紹介の作り方【3部構成】」で紹介します。

【STEP3】質疑応答

質疑応答は、英語面接で最も時間を使う部分で、志望動機・強み・実績などを聞かれます。面接官は、答えの内容に対して「Could you give me an example?(例を挙げてもらえますか)」のように掘り下げる質問を重ねる場合があります。

たとえば、強みを答えた後に、強みを発揮した具体的な場面を聞かれる流れです。ただし、準備した答えを丸暗記して読み上げると、掘り下げの質問に対応しにくくなるため、答えは要点のメモで準備しましょう。

質問ごとの回答例は、「英語面接でよく聞かれる質問と回答例9選」で紹介します。

【STEP4】逆質問

面接の終盤には、「Do you have any questions for us?(何か質問はありますか)」と逆質問の時間が設けられる場合があります。逆質問は、応募者の関心の高さや、仕事内容への理解を伝える機会になるためです。

たとえば、入社後の仕事の進め方やチームの体制を聞くと、面接で聞いた内容を踏まえて考えていることが伝わります。ただし、「No, I don't have any.(特にありません)」だけで終えると、関心が低い印象を与える場合があるため、2〜3個は用意しておきましょう。

【STEP5】締めの挨拶

英語面接の最後は、時間をもらったお礼と、選考の今後への期待を伝えて締めくくります。最後の挨拶は短くても、面接全体の印象を前向きに終えるきっかけになるためです。

締めの挨拶で使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • Thank you very much for your time today.(本日はお時間をいただき、ありがとうございました)
  • I enjoyed learning more about the role and your team.(ポジションとチームについて詳しく知ることができ、よかったです)
  • Could you tell me about the next steps in the process?(今後の選考の流れを教えていただけますか)
  • I look forward to hearing from you.(ご連絡をお待ちしております)

ただし、選考の流れを面接官がすでに説明していた場合は、同じ質問をくり返さず、お礼だけで締めます。

英語面接の自己紹介の作り方【3部構成】

英語面接の自己紹介は、「現在の仕事 → これまでの経歴と実績 → 応募する理由」の3部構成で作ると、短い時間で要点が伝わります。自己紹介は面接の最初に話す答えで、面接官が後の質問を考える材料にもなるためです。

ここでは、3部構成の作り方を表で示したうえで、職種別の例文3つと、自己紹介で避けたいことを紹介します。例文はすべて英語の窓口編集部の自作で、人物・会社・数字は架空です。

自己紹介は「現在 → 過去 → 未来」の順に組み立てる

英語の自己紹介は、現在の仕事から話し始め、経歴と実績を補足し、応募する理由で締めくくる順番が組み立てやすい型です。現在の仕事が応募するポジションに最も近い情報で、面接官が最初に知りたい内容だからです。

3部構成のそれぞれで話す内容と、書き出しの例をまとめます。

パート

話す内容

書き出しの例

現在

今の会社・職種・担当している仕事

I currently work as 〜 at 〜.

過去

これまでの経歴と、数字で示せる実績

For the past five years, I've been 〜. / Last year, I 〜.

未来

応募する理由と、入社後に活かしたい経験

I'm applying for this position because 〜.

たとえば、転職回数が多い方も、すべての職歴を話すのではなく、応募するポジションにつながる経歴だけを「過去」のパートに入れます。ただし、名前だけ言って終わる自己紹介は短すぎるため、3つのパートをそれぞれ1〜2文で話しましょう。

【例文1】営業職から海外営業に転職する場合

営業職の自己紹介では、担当している顧客と、売上などの数字で示せる実績を入れると、仕事の規模が伝わります。営業の成果は数字で比べやすく、面接官が後の質問で掘り下げやすいためです。

自己紹介の例(自作)

Thank you for having me. I'm Kenta Sato, and I currently work as a sales representative at a medical equipment company in Tokyo. For the past five years, I've been in charge of hospitals in the Kanto area, and last year I achieved 120% of my sales target. Through this work, I've learned how to understand customers' needs and explain technical products in simple terms. I'm applying for this position because I'd like to use these skills to work with clients overseas.

(訳)本日はありがとうございます。佐藤健太と申します。現在は東京の医療機器メーカーで営業を担当しています。過去5年間、関東の病院を担当し、昨年は売上目標の120%を達成しました。この仕事を通じて、お客様のニーズを理解し、技術的な製品を分かりやすく説明する力を身につけました。この経験を活かして海外のお客様と仕事をしたいと考え、今回のポジションに応募しました。

ただし、実績の数字は職務経歴書と一致させ、面接で根拠を聞かれても説明できる数字だけを使いましょう。

【例文2】ITエンジニアの場合

エンジニアの自己紹介では、経験年数・担当している技術領域・改善した成果の3つを入れると、技術的な強みが伝わります。エンジニアの採用では、扱ってきた技術と、仕事で出した成果の両方が確かめられるためです。

自己紹介の例(自作)

I'm Yui Tanaka, a software engineer with six years of experience in web application development. At my current company, I lead a team of four engineers and mainly work on the backend of an online booking service. Recently, I redesigned our database structure, which cut the page loading time by about half. I'm interested in this role because your team builds products for users around the world, and I want to grow as an engineer in that kind of environment.

(訳)田中結衣と申します。Webアプリケーション開発に6年携わっているソフトウェアエンジニアです。現在の会社では4人のエンジニアのチームを率い、主にオンライン予約サービスのバックエンドを担当しています。最近はデータベースの構造を見直し、ページの読み込み時間を約半分に短縮しました。世界中のユーザー向けに製品を作っている貴社のチームで、エンジニアとして成長したいと考え、応募しました。

ただし、技術用語を並べすぎると面接官が技術職でない場合に伝わりにくいため、成果は「何がどう良くなったか」の言葉で話します。

【例文3】英語を使う仕事に初めて挑戦する場合

英語を使う仕事が初めての方は、今の仕事で英語に触れた経験と、英語の使用を増やしたい理由を自己紹介に入れます。英語を使った業務経験が少なくても、英語を使い始めたきっかけと継続している行動を示せば、入社後に伸びる姿を面接官が想像しやすくなるためです。

自己紹介の例(自作)

My name is Aya Suzuki. I've worked in the general affairs department of a manufacturing company for four years, handling contracts, schedules, and communication with our overseas suppliers. I started using English when we began working with a supplier in Vietnam, and I now exchange emails in English almost every day. I'd like to take the next step and work in a position where I use English more actively, which is why I applied for this assistant role.

(訳)鈴木彩と申します。製造業の会社の総務部で4年間、契約書やスケジュールの管理、海外の取引先との連絡を担当しています。ベトナムの取引先と取引が始まったことをきっかけに英語を使い始め、今はほぼ毎日英語でメールをやり取りしています。英語をより積極的に使う仕事に挑戦したいと考え、今回のアシスタント職に応募しました。

ただし、英語力の不足を詫びる言葉から始めず、英語を使ってできていることを先に伝えましょう。

自己紹介で避けたい4つのこと

英語面接の自己紹介で避けたいのは、長すぎる話と、仕事に関係の薄い話です。自己紹介が長くなると、面接官が次の質問に使える時間が減り、応募者の強みが伝わる前に面接が終わってしまうためです。

英語面接の自己紹介で避けたいことは、以下のとおりです。

  • 職務経歴書を最初から読み上げる
  • 出身地や趣味など、仕事と関係の薄い話から始める
  • 名前と会社名だけで終える
  • 英語力の不足を詫びる言葉から始める

声に出して時間を計り、1分を大きく超える場合は「過去」のパートから削ると、要点を残したまま短くできます。

英語面接でよく聞かれる質問と回答例9選

英語面接でよく聞かれる質問は、日本語の面接と同じく、自己紹介・志望動機・強み・弱み・実績・転職理由・将来像・チームでの経験・逆質問です。質問の型は限られているため、9つの質問への答えを用意すれば、言い回しが違う質問にも準備した内容で答えられます。

ここでは、9つの質問ごとに、質問の意図・答え方・回答例を紹介します。回答例はすべて英語の窓口編集部の自作で、人物・会社・数字は架空です。

9つの質問と答え方の型を、一覧で示します。

英語の質問

日本語の意味

答え方の型

Tell me about yourself.

自己紹介をしてください

現在 → 過去 → 未来

Why do you want to work for us?

なぜ当社で働きたいのですか

結論 → 理由 → 貢献できること

What are your strengths?

あなたの強みは何ですか

結論 → 具体例 → 成果

What is your greatest weakness?

あなたの弱みは何ですか

弱み → 改善の行動 → 変化

Tell me about your biggest achievement.

最大の実績を教えてください

STAR法

Why are you leaving your current job?

なぜ今の仕事を辞めるのですか

学んだこと → 次に求めること

Where do you see yourself in five years?

5年後にどうなっていたいですか

目標 → 段階的な計画

Tell me about a time you disagreed with a coworker.

同僚と意見が合わなかった経験を教えてください

STAR法 → 学び

Do you have any questions for us?

何か質問はありますか

仕事内容・チーム・期待についての質問

答えの型を先に決めておくと、英語の言い回しは本番で多少変わっても、話の順番は崩れません。

Tell me about yourself.(自己紹介をしてください)

「Tell me about yourself.」は自己紹介を求める質問で、前の章で紹介した3部構成で答えます。自己紹介は面接の序盤で聞かれる場合がある質問で、答えの内容が後の質問の材料になるためです。

たとえば、同じ意味の質問には、以下のような言い回しがあります。

  • Could you introduce yourself?(自己紹介をお願いできますか)
  • Walk me through your resume.(経歴を順に説明してください)
  • Tell me a little bit about your background.(これまでの経歴を少し教えてください)

ただし、「Walk me through your resume.」のように経歴の説明を求められた場合は、「過去」のパートを少し厚くし、職歴を時系列で話します。

Why do you want to work for us?(志望動機)

志望動機は、応募先の事業や求人の仕事内容と、自分の経験が重なる点を1文目で伝えると説得力が出ます。面接官は、応募者が会社を調べたうえで応募しているか、入社後に活躍できるかを確かめたいからです。

回答例(自作)

I want to work for your company because you're expanding your cloud services in Southeast Asia, and I'd like to be part of that growth. In my current role, I've supported three clients in Singapore and Thailand, so I understand the business culture in the region. I believe I can help your team build strong relationships with new clients there.

(訳)貴社が東南アジアでクラウドサービスを広げており、その成長に関わりたいと考え、志望しました。現在の仕事ではシンガポールとタイのお客様3社を担当しており、現地のビジネス文化を理解しています。新しいお客様との関係づくりで、貴社のチームに貢献できると考えています。

ただし、「Your company is famous.(有名な会社だから)」のような、どの会社にも当てはまる理由だけでは、応募先を選んだ理由が伝わりません。

What are your strengths?(強み)

強みは、1つに絞って結論を言い、強みを発揮した具体的な場面と成果を続けます。強みを3つも4つも並べると、1つあたりの説明が浅くなり、面接官の記憶に残りにくいためです。

回答例(自作)

My greatest strength is that I can organize complex projects and keep them on schedule. For example, last year I managed a system migration involving three departments. I created a shared timeline and held short weekly check-ins, and we finished the project two weeks ahead of schedule.

(訳)私の最大の強みは、複雑なプロジェクトを整理し、予定どおりに進められることです。たとえば昨年、3つの部署が関わるシステム移行を担当しました。共有のスケジュール表を作り、毎週短い進捗確認の場を設けた結果、予定より2週間早くプロジェクトを終えられました。

ただし、強みは応募するポジションの仕事に役立つものを選びましょう。

What is your greatest weakness?(弱み)

弱みは、仕事に致命的ではない弱みを正直に挙げ、改善のために取っている行動とセットで答えます。面接官は弱みそのものより、自分を客観的に見て改善できる人かを確かめたいからです。

回答例(自作)

I sometimes spend too much time on details. In the past, I would check the same report several times before sending it. To improve, I now set a time limit for each task and ask a colleague to do a final review. This has helped me work faster without lowering the quality.

(訳)私は細かい部分に時間をかけすぎることがあります。以前は、報告書を送る前に何度も同じ確認をくり返していました。改善のため、今は作業ごとに制限時間を決め、最終確認を同僚に頼んでいます。品質を落とさずに、作業を早く進められるようになりました。

ただし、「I don't have any weaknesses.(弱みはありません)」や、強みを言い換えただけの答えは、質問に向き合っていない印象を与える場合があります。

Tell me about your biggest achievement.(実績)

実績は、STAR法(状況・課題・行動・結果)の順で話すと、自分が何をして、どんな成果につながったかが伝わります。実績の質問では、成果の大きさだけでなく、成果を出すまでの自分の行動が確かめられるためです。

回答例(自作)

At my previous company, our customer support team was receiving many complaints about slow responses. As the team leader, I was asked to reduce our response time. I analyzed past inquiries and found that about 40% of them were similar questions, so I created an FAQ page and response templates. Within three months, our average response time dropped from 48 hours to 12 hours.

(訳)前の会社では、カスタマーサポートの返信が遅いという苦情が多く寄せられていました(状況)。チームリーダーとして、返信までの時間を短くするよう求められました(課題)。過去の問い合わせを分析したところ、約40%が似た質問だと分かったため、FAQページと返信のテンプレートを作りました(行動)。3ヶ月で、平均の返信時間は48時間から12時間に短くなりました(結果)。

ただし、チームで出した成果を話す場合も、主語を「we」だけにせず、自分の担当部分は「I」で話しましょう。

Why are you leaving your current job?(転職理由)

転職理由は、今の職場で学んだことを認めたうえで、次の職場で実現したいことを前向きな言葉で伝えます。前の職場への不満を中心に話すと、入社後も同じ不満を持つのではと面接官に受け取られる場合があるためです。

回答例(自作)

I've learned a lot at my current company, especially about managing domestic accounts. However, there are few opportunities to work with international clients there. I'm looking for a role where I can use my sales experience and English skills on a global scale, and this position is a great fit for that goal.

(訳)現在の会社では、特に国内のお客様の担当として多くのことを学びました。ただ、海外のお客様と仕事をする機会が少ない環境です。営業の経験と英語力を世界で活かせる仕事を探しており、今回のポジションはその目標にぴったりだと考えています。

ただし、給与や人間関係が本当の理由でも、面接では「次に何をしたいか」に言い換えて話すほうが伝わりやすくなります。

Where do you see yourself in five years?(将来像)

将来像は、応募するポジションの延長線上にある目標を1つ挙げ、目標までの段階を短く添えます。面接官は、応募者が長く働くつもりがあるか、会社の中で成長する姿を描けているかを確かめたいからです。

回答例(自作)

In five years, I'd like to be leading a small team in the marketing department. First, I want to fully understand your products and customers. Then, I hope to take on larger campaigns and eventually help train new team members.

(訳)5年後には、マーケティング部門で小さなチームを率いていたいと考えています。まずは貴社の製品とお客様を深く理解したいです。そのうえで、より大きな施策を担当し、いずれは新しいメンバーの育成にも関わりたいと考えています。

ただし、応募するポジションと関係のない独立や別業界への転身を将来像として話すと、長く働く意思が伝わりにくくなります。

Tell me about a time you disagreed with a coworker.(チームでの経験)

同僚と意見が合わなかった経験を聞かれたら、対立の大きさより、話し合いでどう解決したかを中心に答えます。チームで働く力や、意見の違いを前向きに扱えるかを確かめる質問だからです。

回答例(自作)

In a previous project, a colleague and I disagreed about the launch date. He wanted to launch early, while I was worried about quality. I suggested that we sit down and list the risks of each option. In the end, we agreed to launch one week later with fewer features, and the launch went smoothly. I learned that listening first makes it easier to find a solution.

(訳)以前のプロジェクトで、同僚と公開日について意見が分かれました。同僚は早く公開したいと考え、私は品質を心配していました。そこで、話し合ってそれぞれの案のリスクを書き出すことを提案しました。最終的に、機能を絞って1週間遅らせて公開することで合意し、公開は問題なく進みました。まず相手の話を聞くと、解決策が見つけやすくなると学びました。

ただし、相手を悪く言う話し方は避け、相手の立場も理解していたことを1文入れましょう。

Do you have any questions for us?(逆質問)

逆質問では、入社後の仕事内容・チーム・期待される成果についての質問を2〜3個用意しておきます。応募先で働く姿を具体的に考えていることが、質問の中身で伝わるためです。

英語面接で使える逆質問の例(自作)は、以下のとおりです。

  • What does a typical day look like for someone in this role?(ポジションの1日の流れを教えていただけますか)
  • What are the most important goals for this position in the first six months?(入社後6ヶ月で、最も重視される目標は何ですか)
  • How does the team usually communicate, for example, in meetings or on chat?(チームでは、会議やチャットなど、普段どのように連絡を取り合っていますか)
  • What do people who do well on this team have in common?(チームで活躍している方に共通する点は何ですか)

ただし、給与や休日の質問だけになると、仕事への関心より条件への関心が強い印象を与える場合があります。面接の中ですでに説明された内容を聞き直さないよう、答えを聞きながら質問を選び直しましょう。

英語面接の回答はSTAR法で組み立てる

英語面接の回答は、STAR法の型に沿って組み立てると、短い英語でも筋道の通った答えになります。英語で話す際は、日本語より語彙や言い回しの選択肢が少ないため、話す順番を型で決めておくほど、内容に集中できるからです。

ここでは、STAR法の中身を表で示したうえで、エピソードをSTAR法で整理する手順と、質問ごとの答えの型の使い分けを紹介します。

STAR法とは

STAR法とは、経験をSituation(状況)・Task(課題)・Action(行動)・Result(結果)の4つの順で話す答え方です。イギリス政府の就職支援サイト「National Careers Service」でも、面接や応募書類で経験を伝える方法としてSTAR法が紹介されています。

STAR法の4つの要素で話す内容と、英語の書き出しの例をまとめます。

要素

話す内容

書き出しの例(自作)

Situation(状況)

いつ・どこで・どんな状況だったか

At my previous company, 〜. / Last year, our team 〜.

Task(課題)

自分が任された役割・解決すべき課題

I was responsible for 〜. / I was asked to 〜.

Action(行動)

自分が実際に取った行動

So I decided to 〜. / First, I 〜. Then, I 〜.

Result(結果)

行動の結果と、学んだこと

As a result, 〜. / I learned that 〜.

※STAR法の4つの要素は、National Careers Service「The STAR method」をもとに英語の窓口編集部が整理しました(2026年10月時点)

4つの要素の中で最も時間をかけるのはAction(行動)で、Situation(状況)は1〜2文に収めると、答え全体が長くなりすぎません。

エピソードをSTAR法で整理する4STEP

エピソードは、日本語で4つの要素を書き出してから英語にすると、整理しやすくなります。いきなり英語で考えると、表現を探すことに気を取られ、話の中身が薄くなりやすいためです。

エピソードをSTAR法で整理する手順は、以下のとおりです。

  1. 仕事で成果を出した経験・困難を乗り越えた経験を5つほど書き出す
  2. 求人票に書かれたスキルや役割と結びつく経験を2〜3個選ぶ
  3. 選んだ経験を、日本語でSTARの4つの要素に分けてメモする
  4. メモを英語のキーワードに置き換え、キーワードを見ながら声に出して話す

たとえば、1つのエピソードを「強み」「実績」「困難を乗り越えた経験」の3つの質問に使い回せるよう、強調する部分だけを変えておくと準備の量を抑えられます。ただし、英文を一字一句覚えると、言葉が1つ出てこないだけで続きが話せなくなるため、覚えるのはキーワードにとどめましょう。

質問ごとに答えの型を使い分ける

英語面接の答えの型は、質問の種類によって3つを使い分けます。すべての質問をSTAR法で答えると、「強みは何ですか」のような短い答えで足りる質問にも長い話をしてしまうためです。

質問の種類と、合う答えの型を整理します。

質問の種類

合う答えの型

質問の例

経歴を聞く質問

現在 → 過去 → 未来

Tell me about yourself.

考えや理由を聞く質問

結論 → 理由 → 具体例

Why do you want to work for us? / What are your strengths?

過去の行動を聞く質問

STAR法

Tell me about a time when 〜. / Give me an example of 〜.

「Tell me about a time when 〜」「Give me an example of 〜」で始まる質問は、過去の具体的な行動を聞く質問なので、STAR法で答えましょう。

英語面接で答えに詰まったときのフレーズ

英語面接で答えに詰まったときは、黙り込まずに、聞き返す・考える時間をもらう・質問の意味を確かめるフレーズを使います。英語面接では、質問を正しく理解してから答えるほうが、推測で的外れな答えを返すより、やり取りが成り立つからです。

ここでは、詰まる場面を4つに分け、場面ごとに使えるフレーズを紹介します。フレーズはすべて英語の窓口編集部の自作です。

質問が聞き取れなかったとき

質問が聞き取れなかったときは、丁寧に聞き返して問題ありません。聞き取れないまま答えて質問とずれた内容を話すより、聞き返して正しく答えるほうが、面接官とのやり取りが成り立つためです。

質問が聞き取れなかったときに使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • I'm sorry, could you say that again?(すみません、もう一度おっしゃっていただけますか)
  • Could you speak a little more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか)
  • I'm sorry, I didn't catch the last part.(すみません、最後の部分が聞き取れませんでした)

ただし、「What?」「Huh?」だけで聞き返すと失礼に聞こえる場合があるため、「I'm sorry」や「Could you」を付けましょう。

考える時間がほしいとき

答えを考える時間がほしいときは、一言断ってから数秒考えます。何も言わずに黙ると、面接官は質問が伝わっていないのか、考えているのかを判断できないためです。

考える時間がほしいときに使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • That's a good question. Let me think for a moment.(よい質問ですね。少し考えさせてください)
  • Give me a second to organize my thoughts.(考えをまとめるので少しお待ちください)
  • Let me see. There are two points I'd like to mention.(そうですね。2つお伝えしたい点があります)

「There are two points」のように先に数を言うと、話しながら内容を考える時間を作れます。ただし、つなぎの言葉を毎回使うと準備不足に見えるため、本当に必要な質問のときだけにしましょう。

質問の意味を確かめたいとき

質問の意味に自信がないときは、自分の理解を言い直して確かめます。質問の範囲が広いときや、どの経験について聞かれているか分からないときに、的外れな答えを防げるためです。

質問の意味を確かめたいときに使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • Just to make sure I understand, you're asking about my experience with overseas clients, right?(確認ですが、海外のお客様との経験についてのご質問でしょうか)
  • Do you mean in my current job, or in general?(今の仕事でのことでしょうか、それとも全般的なことでしょうか)
  • Could you give me an example of what you mean?(どういうことか、例を挙げていただけますか)

たとえば「How do you handle pressure?(プレッシャーにどう対処しますか)」のように答えの範囲が広い質問は、仕事の場面に絞ってよいかを確かめてから答えると、話がまとまります。

英語が出てこないとき

言いたい単語が英語で出てこないときは、知っている簡単な単語で説明し直します。面接で求められるのは難しい単語を使うことではなく、内容を相手に伝えることだからです。

英語が出てこないときに使えるフレーズは、以下のとおりです。

  • I'm not sure of the exact word, but it's a kind of 〜.(正確な単語が分かりませんが、〜のようなものです)
  • Let me put it another way.(別の言い方で説明させてください)
  • In other words, 〜.(言い換えると、〜)

たとえば「稟議」が英語で出てこなければ、「the internal approval process(社内の承認の手続き)」と説明できます。ただし、業界の専門用語や自分の職種の基本的な用語は、面接の前に英語で言えるようにしておきましょう。

英語面接で好印象につながる4つのポイント

英語面接の印象は、答えの中身に加えて、答えの長さ・言葉の選び方・話すときの姿勢・面接後の連絡で変わります。英語に自信がない方ほど、答えの中身以外の部分は準備で整えられるため、点検しておく価値があります。

ここでは、英語面接で好印象につながるポイントを4つ紹介します。

1つの答えを1〜2分以内にまとめる

英語面接の答えは、1つの質問につき1〜2分以内を目安にまとめます。答えが長くなると要点が埋もれ、面接官が掘り下げの質問をする時間もなくなるためです。

たとえば、強みの質問なら「結論1文・具体例2〜3文・成果1文」で30秒〜1分に収まります。ただし、面接官が「Could you tell me more?(もう少し詳しく教えてください)」と聞いてきた場合は、補足の説明を加えて問題ありません。

前向きな言葉で締めくくる

英語面接の答えは、弱みや失敗を話す場合も、最後の1文を前向きな言葉で締めくくります。最後に話した内容が答え全体の印象として残りやすいためです。

前向きに締めくくる表現の例(自作)は、以下のとおりです。

  • This experience taught me 〜.(この経験から〜を学びました)
  • Since then, I've always 〜.(それ以来、いつも〜するようにしています)
  • I'm confident I can use this experience in this role.(この経験を今回の仕事で活かせると考えています)

ただし、失敗を小さく見せすぎると反省が伝わらないため、失敗の事実は短く正直に話してから、学んだことに移りましょう。

姿勢・表情・視線を意識する

英語面接では、背筋を伸ばし、面接官の目を見て話すことを意識します。言葉に詰まった場面でも、姿勢と表情が落ち着いていれば、自信のなさが伝わりにくくなるためです。

たとえば、答えを考えるときに下を向いたままにせず、考え終わったら顔を上げて話し始めます。ただし、オンライン面接では画面の相手ではなくカメラを見ると視線が合って見えるため、後の「オンライン英語面接の注意点6つ」も確認してください。

面接後にお礼のメールを送る

英語面接の後は、当日中か翌日までに、面接官へ短いお礼のメールを送ります。お礼のメールは、時間をもらった感謝と、ポジションへの関心をもう一度伝える機会になるためです。

お礼のメールの例(自作)は、以下のとおりです。

Subject: Thank you for today's interview
Dear Ms. Brown,
Thank you for taking the time to meet with me today. I enjoyed learning more about the marketing role and your team's plans for next year. Our conversation made me even more interested in joining your company. Please let me know if you need any further information from me.
Best regards,
Kenta Sato

(訳)件名:本日の面接のお礼/ブラウン様 本日はお時間をいただき、ありがとうございました。マーケティング職と、チームの来年の計画について詳しく伺うことができ、よかったです。お話を伺い、貴社で働きたい気持ちがいっそう強くなりました。ほかに必要な情報がございましたら、お知らせください。/佐藤健太

ただし、転職エージェント経由の応募では、お礼をエージェント経由で伝える決まりになっている場合があるため、担当者に確認してから送りましょう。

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英語メールの書き方|ビジネスの基本構成と場面別テンプレート8選

オンライン英語面接の注意点6つ

オンラインの英語面接では、通信・音声・カメラの準備が、受け答えのしやすさに直結します。英語の聞き取りは音質の影響を受けやすく、音が途切れるだけで質問を聞き逃しやすくなるためです。

ここでは、オンライン英語面接の前に確認することを6つの表で示したうえで、接続が不安定になったときのフレーズと、電話面接の注意点を紹介します。

オンライン英語面接の前に確認することを、6つの項目で整理します。

項目

確認すること

通信環境

安定した回線につなぎ、ほかの機器の大容量の通信を止める

音声

イヤホンマイクやヘッドセットを使い、相手の声を聞き取りやすくする

カメラ

カメラを目の高さに置き、顔が明るく映る位置に座る

背景

背景を片づけるか、ツールの背景ぼかしを使う

使うツール

指定されたツール(Zoom・Microsoft Teams・Google Meetなど)を事前に起動し、表示名とマイクの設定を確かめる

手元のメモ

自己紹介と逆質問のキーワードを、カメラの近くに貼っておく

前日までに知人とテスト通話をして、声の大きさとカメラの映り方を確かめておくと、当日のトラブルを減らせます。

接続が不安定になったときのフレーズ

接続が不安定になったときは、聞こえなかったことをすぐに伝えて、質問をくり返してもらいます。音が途切れたまま推測で答えると、質問とずれた答えになりやすいためです。

接続が不安定になったときに使えるフレーズ(自作)は、以下のとおりです。

  • I'm sorry, you froze for a moment. Could you repeat the question?(すみません、映像が一瞬止まりました。もう一度質問をお願いできますか)
  • I think the connection is unstable. Can you hear me now?(接続が不安定なようです。今は聞こえますか)
  • Your voice is breaking up a little.(声が少し途切れて聞こえます)

ただし、接続が切れた場合に備えて、面接の連絡先や再接続の方法を前日までに確認しておきましょう。

電話面接の場合

電話での英語面接は、表情や口の動きが見えない分、聞き取りがオンライン面接より難しくなります。相手の表情から質問の意図を補えないため、聞き返しのフレーズを使う場面が増えるからです。

たとえば、静かな部屋で、職務経歴書と回答のメモを手元に広げて臨むと、話す内容を確かめながら答えられます。ただし、メモを読み上げる話し方は声の調子で伝わるため、キーワードを見て自分の言葉で話しましょう。

英語面接の練習方法【録音・AI・人】

英語面接の練習は、録音して聞き直す・AIを面接官役にする・人に模擬面接をしてもらう、の3つを組み合わせると効果的です。3つの方法はそれぞれ得意な練習が違い、1つだけでは補えない部分があるためです。

ここでは、3つの練習方法を表で比べたうえで、方法ごとの進め方と、独学で足りるかどうかの判断の目安を紹介します。

英語面接の練習方法を、向いている練習と気になる点で比較します。

練習方法

向いている練習

気になる点

録音して聞き直す

自己紹介や答えの長さ・話す速さ・言いよどみの確認

想定外の質問への対応は練習できない

AIを面接官役にする

質問への即答・掘り下げの質問への対応・英文の添削

英語の誤りや、実際の面接と違う質問が混じる場合がある

人に模擬面接をしてもらう

本番に近い緊張感での受け答え・話し方や印象への指摘

相手の確保が必要で、有料の場合は費用がかかる

録音とAIで1人で練習を重ね、面接の直前に人との模擬面接で仕上げる順番にすると、3つの方法の得意な部分を活かせます。

録音して聞き直す

録音は、スマートフォンの録音機能だけで始められる、最も手軽な練習方法です。自分の話す速さや「uh」「um」などの言いよどみは、話している最中には気づきにくく、録音を聞いて初めて分かるためです。

録音を聞き直すときに確かめる点は、以下のとおりです。

  • 答えが1〜2分以内に収まっているか
  • 1文目で質問に答えているか
  • 同じ単語や言いよどみをくり返していないか
  • 聞き取りにくい発音の単語がないか

ただし、録音だけでは面接官の質問に即答する練習にならないため、答えが固まったらAIや人との練習に進みましょう。

AIを面接官役にする

ChatGPTなどの対話型AIは、面接官の役を指定すると、質問と掘り下げの質問を何度でもくり返してくれる練習相手になります。人との練習と違って時間や相手の都合を気にせず、同じ質問への答えを納得いくまで練習できるためです。

たとえば、以下のように役割と進め方を最初に伝えると、1問ずつ質問とフィードバックが返ってきます。

AIへの指示の例(自作)

You are an interviewer for a marketing manager position at a global consumer goods company. Ask me one interview question at a time, in English. After each of my answers, give me brief feedback on the content and grammar, and suggest a more natural expression. Keep your questions short.

(訳)あなたは、世界展開する消費財メーカーのマーケティングマネージャー職の面接官です。英語で面接の質問を1問ずつしてください。私が答えるたびに、内容と文法について短くフィードバックし、より自然な表現を提案してください。質問は短くしてください。

ただし、AIの添削には誤りが混じる場合があるため、重要な表現は辞書で確かめましょう。また、応募先や現在の勤務先の社外秘の情報は入力しないでください。

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ChatGPTで英会話を練習する方法|音声会話の始め方とプロンプト例

人に模擬面接をしてもらう

人との模擬面接は、本番に最も近い緊張感で受け答えを練習できる方法です。表情・視線・話し方の印象など、録音やAIでは確かめにくい部分を指摘してもらえるためです。

模擬面接を頼める相手は、以下のとおりです。

  • 英語を使って働いている知人・同僚
  • オンライン英会話の講師(面接練習の依頼を受け付けているか事前に確認する)
  • 転職エージェントの担当者(英語面接の練習に対応しているかはサービスごとに異なる)
  • 英語コーチングのコーチ

模擬面接を頼む際は、求人票と自分の職務経歴書を先に渡しておくと、応募先に合わせた質問をしてもらえます。

独学で足りる方と、人の手を借りたほうがよい方

英語面接の対策は、独学で足りる方には足りますが、英語で話す経験が少ない方や面接までの期間が短い方は、人の手を借りると準備を進めやすくなります。答えの用意と1人での練習は独学でできる一方、自分の英語の誤りや話し方の癖は、自分では気づきにくいためです。

独学で足りるかどうかの目安を、状況ごとに整理します。

今の状況

向いている準備

仕事で英語を話す機会があり、頻出質問に英語で答えられる

本記事の質問で答えを整え、録音とAIで練習する独学

英語で書くことはできるが、話すと詰まる

独学に加えて、オンライン英会話などで人と話す練習を足す

英語で話す経験がほとんどなく、面接までの期間が短い

答えの添削と模擬面接まで見てもらえる、人の手を借りた準備

面接の後も仕事で英語を使い続ける予定があり、話す力を計画的に伸ばしたい方は、ビジネス英語のコーチング・スクール一覧や英語コーチングおすすめの比較記事で、面接対策やビジネス英語に対応しているサービスを比べられます。

英語面接までの準備スケジュール【1〜2週間】

英語面接までの準備は、自己紹介 → 頻出質問 → 実績のエピソード → 模擬面接の順に進めると、1〜2週間でも一通りの練習ができます。最初に話す自己紹介を固めると、志望動機や強みの答えにも同じ経歴の情報を使い回せるためです。

ここでは、英語の窓口編集部が作成した2週間と1週間の準備スケジュールの例と、前日・当日の確認リストを紹介します。1日の練習時間は、仕事と両立しやすい30分〜1時間程度を想定しています。

2週間で準備する場合

2週間ある場合は、前半の1週間で答えを作り、後半の1週間で声に出す練習と模擬面接に時間を使います。答えを作る作業と話す練習を分けると、それぞれに集中でき、直前に答えを書き直す手戻りを減らせるためです。

2週間の準備スケジュールの例を、期間ごとにまとめます。

期間

やること

1〜2日目

求人票と応募先の事業を調べ、求められるスキルを書き出す

3〜4日目

自己紹介を3部構成で作り、声に出して1分前後に調整する

5〜7日目

志望動機・強み・弱み・転職理由・将来像の答えをキーワードで用意する

8〜9日目

実績のエピソードを2〜3個、STAR法で整理する

10〜11日目

すべての答えを録音して聞き直し、長さと言いよどみを直す

12〜13日目

AIや人を相手に、逆質問まで通した模擬面接をする

14日目

答えに詰まったときのフレーズと逆質問を見直し、オンライン環境を確かめる

※英語の窓口編集部が作成したスケジュールの例です。面接までの日数と練習できる時間に合わせて調整してください

後半の1週間で模擬面接を2回以上できると、本番と同じ流れで答える練習を重ねられます。

1週間しかない場合

1週間しかない場合は、自己紹介・志望動機・転職理由の3つを優先し、ほかの質問は答えの型だけを用意します。自己紹介・志望動機・転職理由は応募者ごとに中身が違い、その場で英語で組み立てるのが難しい質問だからです。

1週間の準備スケジュールの例を、日ごとにまとめます。

日

やること

1日目

求人票を読み、自己紹介を3部構成で作る

2日目

志望動機と転職理由の答えを作る

3日目

実績のエピソードを1〜2個、STAR法で整理する

4日目

強み・弱み・将来像の答えをキーワードで用意する

5日目

すべての答えを録音して聞き直す

6日目

AIか人を相手に模擬面接をする

7日目

答えに詰まったときのフレーズ・逆質問・面接の環境を確かめる

※英語の窓口編集部が作成したスケジュールの例です

時間が足りない場合も、答えを英文で書き切ることより、キーワードを見て声に出す回数を増やすことを優先しましょう。

前日と当日の確認リスト

面接の前日と当日は、新しい答えを作るより、準備した内容と持ち物・環境の確認に時間を使います。直前に答えを大きく変えると、練習した内容と混ざり、本番で話の順番が崩れやすくなるためです。

前日と当日に確認することは、以下のとおりです。

  • 自己紹介を声に出して1回通す
  • 逆質問を2〜3個、メモに書いておく
  • 面接の日時・場所・オンラインのURLと連絡先を確かめる
  • 職務経歴書と求人票を手元に用意する
  • オンラインの場合は、通信・カメラ・マイクをもう一度確かめる

当日は面接の開始前に英語で短く独り言を話しておくと、英語を話す感覚を取り戻してから面接に入れます。

まとめ

  • 英語面接でよく聞かれる質問は、自己紹介・志望動機・強み・弱み・実績・転職理由・将来像・チームでの経験・逆質問で、日本語の面接と大きく変わらない
  • 自己紹介は「現在 → 過去 → 未来」の3部構成、実績やチームでの経験はSTAR法で組み立て、結論から話す
  • 答えに詰まったときは黙らず、聞き返す・考える時間をもらう・質問を確かめるフレーズを使う
  • 練習は録音・AI・人の3つを組み合わせ、1〜2週間前から自己紹介 → 頻出質問 → 模擬面接の順に進める

まずは応募先の求人票を読み、本記事の3部構成で自分の自己紹介を書き出すところから始めましょう。

よくある質問

英語面接の対策は何から始めればいいですか?

応募先の求人票を読み、求められるスキルを書き出したうえで、自己紹介を作るところから始めます。自己紹介で整理した経歴は、志望動機や強みの答えにも使い回せます。

英語面接の自己紹介はどのくらいの長さがいいですか?

英語の窓口編集部では、1分前後で話せる長さを目安にしています。声に出して時間を計り、長い場合は経歴のパートから削ると要点を残せます。手短にと言われる場合に備えて、30秒版も用意しておくと安心です。

英語面接で質問が聞き取れなかったらどうすればいいですか?

「I'm sorry, could you say that again?」のように、丁寧に聞き返して問題ありません。聞き取れないまま推測で答えるより、質問を正しく理解してから答えるほうが、やり取りが成り立ちます。

英語面接の練習は1人でもできますか?

自己紹介や頻出質問の答えを録音して聞き直す練習と、AIに面接官役を頼む練習は1人でできます。話し方の印象や自分では気づきにくい英語の誤りは、知人や講師との模擬面接で確かめると補えます。

出典・参考

  1. The STAR method(National Careers Service(イギリス政府)) 2026年10月11日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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