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英検S-CBTの申し込み方法と日程|従来型との違い・注意点【2026年】

公開日:2026年10月13日2026年10月時点の情報

英検S-CBTの申し込み方法と日程|従来型との違い・注意点【2026年】

英検S-CBTの申し込み方法を6STEPで解説(2026年10月13日時点)。対象級は準1級〜3級で1級は対象外。1日で4技能を受ける試験形式、従来型との違いの比較表、12月実施分の日程と締め切り、当日の持ち物、大学入試での扱いと注意点も分かります。

まとめ記事英検の塾おすすめ7選|中高生・社会人別に料金と保証を比較【2026年】
結論

英検S-CBTは、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級をコンピューターで1日で4技能受ける英検で、問題形式・難易度・級認定は従来型と同じです。申し込みは公式サイトからインターネットで行い、2026年12月実施分の締め切りは試験日により10月27日〜11月11日10:00(クレジットカード払い・2026年10月13日時点)です。

この記事でわかること

  • 英検S-CBTは準1級〜3級の5つの級で実施され、1級・4級・5級は従来型でしか受けられません。

  • 英検S-CBTは原則毎週土日に実施され、同じ検定回に同じ級を最大3回受けられますが、2026年度の検定料は2級で9,600円と従来型の本会場(9,000円)より高い設定です。

  • 申し込みはインターネットのみで生涯学習アカウントと顔写真のデータが必要で、合否は試験日の約6〜7週間後に公開されます(2026年12月実施分の場合)。

要点データ

対象級準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級1級・4級・5級は従来型のみ
試験日原則毎週土日一部エリアは平日も実施。級や地域により毎週でない場合あり
同じ回の受験回数同じ級を最大3回第1回4〜7月・第2回8〜11月・第3回12〜3月ごと
検定料(2026年度)2級9,600円・準1級10,500円税込。3級7,700円
12月実施分の申込締切10月27日〜11月11日10:00試験日により異なる・クレジットカード払いの場合

※この記事は英語コーチング・英語スクールの口コミ検索サイト「英語の窓口」編集部が作成しています。試験の形式・日程・検定料などは、日本英語検定協会の公式サイトで確認した情報です。

英検は、紙の問題と面接で受ける従来型のほかに、コンピューターで受ける英検S-CBTでも受験できます。英検S-CBTは準1級〜3級で実施され、原則毎週土日に全国のテストセンターで行われています。

英検S-CBTと従来型の違いを把握すると、自分の予定や得意な解答方法に合った受け方を選べます。申込方法や当日のルールも従来型とは異なるため、申し込む前に確認しておくと手続きのミスを防げます。

本記事では、英検S-CBTの対象級・試験形式・従来型との違い・日程の探し方・申し込み手順・当日の持ち物をまとめています。さらに、合否の判定方法と大学入試での扱い、向いている方と注意点も紹介します。

※本記事の日程・検定料などは、2026年10月13日時点の日本英語検定協会(英検)公式サイトで確認した情報です。英検S-CBTの日程は実施月ごとに更新されるため、申し込み前に公式サイトでも確認してください。

英検S-CBTとは|従来型との違いを早見表で比較

英検S-CBTとは、全国のテストセンターでコンピューターを使い、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能を1日で受ける英検です。従来型と実施方式は異なりますが、問題形式・難易度・級認定・英検CSEスコアは従来型と同じと日本英語検定協会が案内しています。

ここでは、英検S-CBTの対象級と、従来型との違いを表で紹介します。

英検S-CBTの対象級(1級・4級・5級は対象外)

英検S-CBTで受けられる級は、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級の5つです。1級・4級・5級は英検S-CBTで実施されていないため、従来型で受けます。

英検S-CBTの受験対象者の条件は、以下のとおりです。

  • 年齢・職業・学歴は問わない
  • マウスのクリックなど、パソコンの基本的な操作ができること
  • 11歳未満の場合は、保護者が受験規約と注意事項を確認して受験できるかを判断する

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBTについて」より

たとえば、2級・準2級・3級は土日に加えて一部エリアの平日にも実施されています。ただし、準1級と準2級プラスは実施日が限られているため、受けたい日程があるかを先に確認しましょう。

英検S-CBTと従来型の違い(比較表)

英検S-CBTと従来型の大きな違いは、試験日の多さと、1日で4技能を受けられる点です。一方で、検定料は英検S-CBTのほうが高く設定されています。

英検S-CBTと従来型を、日程・受験回数・結果の時期・検定料で比較します。

項目

英検S-CBT

英検(従来型)

実施級

準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級

1級〜5級(7つの級)

試験日

原則毎週土日(一部エリアは平日も実施)

年3回(第1回〜第3回)

試験日数

1日で4技能

一次試験と二次試験(面接)の2日

同じ回で同じ級を受けられる回数

最大3回(国内・海外の会場の合計)

1回(一次試験は回ごとに1日)

スピーキング

ヘッドセットで解答を録音する吹込み式

面接委員1人との個人面接(3級以上の二次試験)

ライティング

筆記型かタイピング型を申込時に選ぶ

解答用紙に手書き

申込方法

インターネット(個人申込)

インターネット・コンビニ(個人)、学校・塾など(団体)

結果の公開(2026年度第3回の例)

試験日の約6〜7週間後に4技能の合否を一度に公開

一次試験の約3週間後に一次の合否、二次試験の9日後に二次の合否

検定料(2級・税込)

9,600円

9,000円(本会場)

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT」公式サイト、「試験日程・会場・検定料(個人でお申し込みを検討している方)」「2級の試験内容」、2026年10月1日付「英検S-CBT 2026年度第3回検定 12月実施分 試験実施概要について」より。結果の公開時期は2026年12月実施分と従来型2026年度第3回の公表日から編集部が計算

英検S-CBTは試験日を選びやすい反面、結果がすぐに出る試験ではありません。試験日から合否公開まで約6〜7週間かかるため、出願の締め切りがある方は公開日から逆算して試験日を選びましょう。

あわせて読みたい
英検の日程と申し込み方法【2026・2027年度】締め切り・検定料

英検S-CBTの試験形式|1日で4技能を受ける流れ

英検S-CBTは、1台のパソコンとヘッドセットを使い、スピーキングから順に4技能を続けて受ける試験です。出題内容・難易度・採点基準は従来型と変わらず、解答の方法だけが異なります。

ここでは、試験の順番と解答方法、級別の試験時間、ライティングの解答方式の選び方を3つに分けて解説します。

試験の順番と解答方法

英検S-CBTの試験は、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの順に進みます。一次試験免除で申し込んだ方を除き、全員が4技能すべてを受けます。

技能ごとの解答方法は、以下のとおりです。

  1. スピーキング:ヘッドセットを着け、画面の指示に従って話した音声を録音する
  2. リスニング:ヘッドセットで音声を聞き、画面の選択肢をマウスでクリックする
  3. リーディング:画面の問題を読み、選択肢をマウスでクリックする
  4. ライティング:画面の問題を読み、解答用紙に手書きするか、キーボードで入力する

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験内容」より

リスニングでは残り時間が表示されず、最後の問題の解答時間が終わると試験終了です。リーディングとライティングは、画面右上に残り時間が表示されます。

級別の試験時間

英検S-CBTの試験時間は、合計で3級が約105分、準1級が約135分です。スピーキングはどの級も15分で、従来型の一次試験に当たる3技能の時間が級によって変わります。

級別の試験時間の目安を、以下の表にまとめます。

級

スピーキング

リスニング

リーディング・ライティング

合計(目安)

準1級

15分

30分

90分

135分

2級

15分

25分

85分

125分

準2級プラス

15分

25分

85分

125分

準2級

15分

25分

80分

120分

3級

15分

25分

65分

105分

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験時間」より。合計時間は目安で、試験の進行状況により異なる

たとえば、土日の午前の回は集合が9:00で、2級の終了目安は11:45です。集合から終了まで約3時間かかるため、当日の予定は余裕をもって組みましょう。

ライティングは筆記型とタイピング型を選べる

英検S-CBTのライティングは、申し込みの際に筆記型とタイピング型のどちらかを選びます。筆記型は画面の問題を見て解答用紙に手書きし、タイピング型はキーボードで入力する方式です。

2つの方式の違いは、以下のとおりです。

項目

筆記型

タイピング型

解答方法

解答用紙に手書き

キーボードで入力

向いている方

パソコン操作が苦手な方、従来型と同じ感覚で書きたい方

1分間に30文字以上を入力できる方

注意点

筆記用具は会場で貸与され、持参したものは使えない

キーボードの持ち込み・入力や配列の設定変更はできない

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験内容」、2026年10月1日付「12月実施分 試験実施概要」より

日本英語検定協会は、1分間に30文字を入力できれば解答に支障はないとしたうえで、パソコン操作が苦手な方には筆記型をすすめています。解答方式は協会が定める期間を過ぎると変更できないため、申込時に決めておきましょう。

英検S-CBTの日程と探し方【2026年度第3回】

英検S-CBTの日程は、従来型と同じ「検定回」の区切りの中で、実施月ごとに申込期間が設定されます。申し込みは先着順のため、受けたい会場と時間帯の空きがあるうちに申し込むことが大切です。

ここでは、検定回と実施月の関係、2026年12月実施分の締め切りと合否公開日、日程の探し方を紹介します。

検定回と実施月の関係

英検S-CBTは、第1回が4月〜7月、第2回が8月〜11月、第3回が12月〜3月の実施分に当たります。同じ級を受けられる「最大3回」は、この検定回ごとに数えます。

検定回

実施月

同じ級の受験回数

第1回

4月〜7月

最大3回

第2回

8月〜11月

最大3回

第3回

12月〜3月

最大3回

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会 2026年10月1日付「英検S-CBT 2026年度第3回検定 12月実施分 試験実施概要について」より

2026年10月13日時点で申込を受け付けているのは、11月実施分(締め切りの最終は10月27日10:00)と12月実施分(10月6日18:00に受付開始)です。1月以降の実施分は、実施月ごとに公式サイトで申込開始日が案内されます。

2026年12月実施分の申込締切と合否公開日

英検S-CBTの12月実施分は、試験日によって申込締切とウェブ合否公開日が3つのグループに分かれます。コンビニ・郵便局ATM(Pay-easy)で支払う場合は、クレジットカード払いより締め切りが早くなります。

試験日

申込締切(クレジットカード)

申込締切(コンビニ・郵便局ATM)

ウェブ合否公開日(予定)

成績表必着日(予定)

2026年12月2日(水)〜6日(日)

10月27日(火)10:00

10月23日(金)23:59

2027年1月18日(月)17:00

1月29日(金)

12月7日(月)〜13日(日)

11月4日(水)10:00

10月31日(土)23:59

1月25日(月)17:00

2月5日(金)

12月14日(月)〜20日(日)

11月11日(水)10:00

11月7日(土)23:59

2月1日(月)17:00

2月15日(月)

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会 2026年10月1日付「英検S-CBT 2026年度第3回検定 12月実施分 試験実施概要について」より。試験日の範囲内でも、実施日は会場によって異なる

12月実施分で最も早く結果が出るのは、12月2日〜6日に受けた場合の2027年1月18日です。1月中に結果が必要な方は、12月13日までの試験日を選ぶ必要があります。

曜日・時間帯ごとの実施級と会場の探し方

英検S-CBTは、級によって受けられる曜日と時間帯が異なります。2026年12月実施分では、準1級は日曜の午前・昼だけ、準2級プラスは日曜の昼だけの実施です。

曜日

準1級

準2級プラス

2級・準2級・3級

土曜

実施なし

実施なし

午前・昼・午後・夜

日曜

午前・昼

昼

午前・午後・夜

平日

実施なし

実施なし

午後・夜

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会 2026年10月1日付「12月実施分 試験実施概要」より。級別の実施曜日・時間帯は、申込開始後に会場単位で更新されることがある

英検S-CBTの日程は、公式サイトの「試験会場検索」で探せます。探し方の手順は、以下のとおりです。

  1. 英検S-CBT公式サイトの「試験日程・申込締切」から、受けたい実施月の「試験会場検索」を開く
  2. 実施月・受験級・エリア(都道府県・地域)を選んで検索する
  3. 会場ごとの実施予定日を確認し、空き状況は申込サイトで確かめる

2026年12月実施分は、全国47都道府県・86エリアのテストセンターで実施されます(エリア数は2026年10月1日現在)。台風や地震などで会場ごとに試験が中止になる場合もあるため、試験日の前は公式サイトのお知らせを確認してください。

英検S-CBTの申し込み方法【6STEP】

英検S-CBTの申し込みは、インターネットの申込サイトから個人で行います。申し込みには生涯学習アカウントと顔写真のデータが必要なため、事前に準備しておくと手続きが一度で終わります。

ここでは、申し込み前に準備するもの、申し込みの6つのステップ、申し込み後の注意点を紹介します。

申し込み前に準備するもの

英検S-CBTの申し込みに必要なものは、メールアドレス・生涯学習アカウント・顔写真のデータ・支払い方法の4つです。顔写真は受験票・受験控・成績表に載るため、規格を満たす写真を用意する必要があります。

【準備するもの】

  • メールアドレス(「@eiken.or.jp」からのメールを受信できる設定にする)
  • 生涯学習アカウント(持っていなければ申込時に登録する)
  • 顔写真のデータ(6ヶ月以内に撮影・カラー・縦横比4:3・最大6MB・JPEGかPNG)
  • 支払い方法(クレジットカード・コンビニ・郵便局ATM(Pay-easy))

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT お申し込み前の確認事項」より

顔写真は、条件を満たせば自分で撮影したものも登録できます。帽子・マスク・サングラスを着けた写真や、加工した写真は使えません。

英検S-CBTの申し込みの流れ

英検S-CBTの申し込みは、級・会場・日時の選択から受験票の印刷までの6ステップで進みます。

  1. 【STEP1】申込情報を選ぶ:受験級・受験会場・受験日時を選択する
  2. 【STEP2】アカウント認証:生涯学習アカウントでログインするか、新しく登録する
  3. 【STEP3】受験者情報を入力する:氏名・性別・生年月日・住所を入力し、顔写真を登録する
  4. 【STEP4】支払方法を選ぶ:クレジットカード(JCB・Mastercard・NICOS・VISAの一括払い)、コンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート)、郵便局ATM(Pay-easy)から選ぶ
  5. 【STEP5】申込完了:申込完了後1時間以内に、確認メールが届く
  6. 【STEP6】受験票を印刷する:受験者マイページから受験票をダウンロードし、A4サイズで印刷する

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT お申し込みの流れ」より

コンビニ払いは、支払期限を過ぎると申し込みが無効になります。受験票の印刷開始は「試験日の約5日前」と案内されています(「試験日程・申込締切」のページには「約1週間前(予定)にメール送信」との記載もあります)。

申し込み後のキャンセル・変更の注意点

英検S-CBTの検定料は、申し込みを完了すると理由を問わず返金されません。級の変更や次回以降への振り替えもできないため、申込級は確定前に必ず見直しましょう。

申し込み後のルールは、以下のとおりです。

  • 検定料の返金・級の変更・次回への充当はできない
  • 会場・試験日時・ライティングの解答方式は、協会が定める期間内なら変更できる
  • 同じ検定回に同じ級を4回以上受けることはできない(欠席・棄権も1回に数える)
  • 国内会場で申し込んだ後に、海外会場へは変更できない

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT受験規約」(2026年4月1日以降の実施分に適用)、「英検S-CBT お申し込み」より

たとえば、従来型に申し込むつもりで英検S-CBTに申し込んだ場合も、返金は認められません。2つの方式を併願する場合は、それぞれの申込サイトで手続きします。

英検S-CBTの当日の流れと持ち物

英検S-CBTの当日は、受付で本人確認をしてから、パーテーションで区切られた受験ブースで4技能を続けて受けます。2026年4月実施分から本人確認と持ち物のルールが変わったため、以前に受けた方も確認が必要です。

ここでは、当日の持ち物、持ち込めないもの、当日の流れを紹介します。

当日の持ち物

英検S-CBTの当日に必ず持参するものは、印刷した受験票と、顔写真付き身分証明書の原本の2つです。2026年4月実施分からは、筆記用具も会場で貸与されるため持参不要です。

【当日の持ち物】

  • 受験票(A4サイズで印刷したもの。スマートフォンの画面での提示は無効)
  • 顔写真付き身分証明書の原本(学生証・運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど。有効期限内)
  • 上履き・靴袋(受験票に上履き持参と書かれた会場のみ)

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験当日の携行品」「英検S-CBT受験規約」より

顔写真付き身分証明書を忘れた場合は、試験日の翌々日の9:30までに協会が定める方法で提出する必要があります。期限までに提出できないと合否は「認証失格」、成績は「無効」になります。受験票と身分証明書の両方を忘れた場合は、受験できません。

試験室に持ち込めないもの

英検S-CBTでは、腕時計や筆記用具を含む私物を試験室に持ち込めません。私物は会場のロッカーか、会場が貸与するカバンに入れて管理します。

持ち込み・使用が禁止されている主なものは、以下のとおりです。

  • 腕時計・ストップウォッチ
  • スマートフォン・スマートウォッチなどのモバイル端末
  • 参考書・辞書・英字の記載があるもの
  • 鉛筆・シャープペンシル・消しゴム
  • 飲食物・目薬

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT受験規約」より。健康上の理由などで使用したいものは、試験監督者の許可が必要

電源を切ったスマートフォンもロッカーへ入れる必要があり、収納しなかった場合は不正行為として失格になることがあります。

当日の流れ

英検S-CBTの当日は、集合時間に受付を済ませ、注意事項の説明を受けてから試験が始まります。受付終了時間を過ぎて到着すると、4技能すべてを受験できません。

  1. 集合時間(受付開始)までに会場へ着き、受験票と身分証明書で本人確認を受ける
  2. 私物をロッカーなどに入れ、受験ブースに着席する
  3. 注意事項の説明を受ける(土日の午前の回は9:15開始)
  4. スピーキング → リスニング → リーディング → ライティングの順に解答する
  5. 試験終了後、受験票を提出して退室する

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験時間」「英検S-CBT受験規約」より

試験の開始・終了時間は受験者によって異なり、試験中にほかの受験者の入退室があることも受験規約に書かれています。本番の画面に慣れておきたい方は、公式サイトの「英検S-CBT 体験版」で操作を試しておきましょう。

英検S-CBTの合否・成績表と大学入試での扱い

英検S-CBTの合否は、従来型と同じく英検CSEスコアで判定され、合格すれば従来型と同じ資格として扱われます。日本英語検定協会は、多くの大学・短大で英検S-CBTの結果を入試に活用できると案内しています。

ここでは、合否の判定方法、成績の確認方法と証明書、大学入試で使う際の確認ポイント、一次試験免除の使い方を紹介します。

合否の判定方法

英検S-CBTでは、1日で受けた4技能を一次試験と二次試験に分けて合否を判定します。一次試験と二次試験の両方に合格すると、その級の合格(級認定)です。

区分

判定に使うスコア

従来型との対応

一次試験

リーディング・リスニング・ライティングの合計英検CSEスコア

従来型の一次試験(筆記・リスニング)と同じ

二次試験

スピーキングの英検CSEスコア

従来型の二次試験(面接)と同じ

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験結果」より

英検S-CBTでは、一次試験の合否にかかわらず全員が4技能の英検CSEスコアを取得できます。技能ごとの得点を1回の受験でそろえられるため、次の受験までの課題を決めやすくなります。級ごとの合格基準スコアは英検の合格点(CSEスコアの合格基準)で解説しています。

成績の確認方法と証明書

英検S-CBTの結果は、生涯学習アカウントでログインする受験者マイページで確認できます。ウェブでの公開に加えて、紙の成績表も届きます。

英検S-CBTで発行される証明書類は、以下のとおりです。

  • 合格証明書(和文・英文):合格者に合格証書とともに各1通を無料で送付
  • 英検CSEスコア証明書:希望者に有料で発行(1通1,200円)
  • 個人成績表:受験者全員に発行(再発行は不可)
  • デジタル合格証明書:検定料の範囲内で利用できる電子版

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 試験結果」「英検成績を入試で利用される際の確認事項」より。紙の証明書の発行手数料は税・送料込み

合格証書と個人成績表は再発行できないため、入試で使う予定がある方は届いた原本を保管しておきましょう。

大学入試での扱い

英検S-CBTは、問題形式・難易度・級認定・合格証明書の発行・英検CSEスコアが従来型と同じで、日本英語検定協会は従来型と同様に多くの大学・短大で入試に活用できるとしています。日本英語検定協会の入試向けの案内でも、英検S-CBTの証明書類は従来型と同じ3種類(合格証明書・英検CSEスコア証明書・個人成績表)です。

ただし、英検S-CBTの成績を使えるかどうかや、有効期間・提出書類は大学ごとに決まっています。志望校の募集要項で確認したい項目は、以下のとおりです。

  • 英検S-CBTの成績を受け付けているか
  • 有効期間(何年以内の受験か)
  • 級の合格が必要か、英検CSEスコアだけでよいか
  • 提出する書類(合格証明書・英検CSEスコア証明書・個人成績表)
  • 出願締め切りまでに結果が公開されるか

英検S-CBTは試験日から合否公開まで約6〜7週間かかるため、出願締め切りから逆算した受験日を選ぶことが大切です。出願資格や得点換算の仕組みは英検の大学入試での活用(出願資格・得点換算)で解説しています。

一次試験免除を使う場合

英検S-CBTでは、一次試験免除の資格を使ってスピーキングだけを受験できます。英検S-CBTの一次試験に合格し、二次試験(スピーキング)で不合格になった方には、一次試験免除の資格が与えられます。

一次試験免除のルールは、以下のとおりです。

  • 従来型・英検S-CBT・英検S-Interviewで取得した一次試験免除資格で申請できる
  • 検定料は4技能を受ける場合と同額
  • 申込期間内に申請しないと4技能すべてを受験する(申請後の取り消しは不可)
  • 試験時間はどの級もスピーキングの15分

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 一次試験免除について」より

英検S-CBTで取得した一次試験免除資格は、取得した検定回から翌年度の同じ検定回まで使えます。従来型の二次試験で不合格だった方は、二次試験のウェブ合否公開後に英検S-CBTで申請すると、次の従来型を待たずにスピーキングを受け直せます。面接とは形式が違う録音式のスピーキングの練習方法は英検二次試験の対策(面接の流れと練習法)も参考にしてください。

英検S-CBTが向いている方・注意点

英検S-CBTは、試験日の選びやすさと受験回数の多さが強みですが、検定料や結果が出るまでの期間には注意が必要です。自分の目的と予定に合わせて、従来型と使い分けることが大切です。

ここでは、英検S-CBTが向いている方と、申し込む前に確認したい注意点を表で紹介します。

英検S-CBTが向いている方・向いていない方

英検S-CBTが向いているのは、従来型の日程が合わない方や、同じ検定回に受験機会を増やしたい方です。一方、1級・4級・5級を受ける方は、英検S-CBTでは受験できません。

英検S-CBTが向いている方

従来型が向いている方

部活動や仕事で、従来型の試験日に受けられない方

1級・4級・5級を受ける方

同じ検定回に、同じ級を複数回受けたい方

検定料を抑えたい方(同じ級なら従来型の本会場のほうが安い)

4技能を1日で受け、移動や交通費を減らしたい方

面接委員と対面で話すほうが話しやすい方

英文をキーボードで入力するほうが速い方

パソコンの操作に不安がある方

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会の公式情報をもとに編集部作成

英検S-CBTと従来型は併願できるため、従来型を本命にして英検S-CBTで受験機会を増やす組み合わせも選べます。

申し込む前に確認したい注意点

英検S-CBTの注意点は、検定料・結果の時期・本人確認の3つに集中しています。申し込んだ後は返金されないため、以下の項目を確認してから手続きしましょう。

注意点

内容

対処

検定料が従来型より高い

2026年度は2級で9,600円(従来型の本会場は9,000円)

受験回数を増やす場合は合計額で予算を立てる

結果が出るまで約6〜7週間

2026年12月実施分は2027年1月18日〜2月1日に公開

出願や提出の期限から逆算して試験日を選ぶ

準1級・準2級プラスは実施日が少ない

2026年12月実施分は日曜のみ

申込開始直後に会場の空きを確認する

本人確認が厳格

身分証明書の原本がないと「認証失格」になることがある

受験票と一緒に前日までに用意する

同じ回に4回以上は受けられない

欠席・棄権も回数に含まれる

申込履歴を受験者マイページで確認する

※2026年10月13日時点・日本英語検定協会「英検S-CBT 検定料」「試験日程・会場・検定料」「英検S-CBT受験規約」、2026年10月1日付「12月実施分 試験実施概要」より

2026年度の英検S-CBTの検定料は、準1級10,500円・2級9,600円・準2級プラス9,200円・準2級9,000円・3級7,700円(税込)です。同じ級を3回受けると、2級では検定料の合計が28,800円になります。

独学で受け続けて伸び悩むときの考え方

英検S-CBTは受験機会を増やせますが、受ける回数を増やすだけでは英検CSEスコアは伸びにくいものです。特にライティングとスピーキングは、自分の答えのどこで減点されているかを独学で見つけにくいためです。

たとえば、成績表で技能別の英検CSEスコアを確認し、ライティングが伸びていなければ添削を受ける、スピーキングが伸びていなければ録音した解答を聞き直す、という形で次の受験までの課題を決めると効率的です。採点の観点は英検ライティングの書き方(採点基準とテンプレート)で解説しています。

添削や模擬面接の相手が見つからない方は、英検対策の塾やオンラインスクールを使う方法もあります。料金や指導形式の違いは英検の塾おすすめ(英検対策に強い塾・オンラインスクール)で比較しています。社会人で準1級以上を目指す方は、社会人向けの英検対策スクールの一覧も参考にしてください。

まとめ

  • 英検S-CBTは、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級を、コンピューターで1日で4技能受ける英検
  • 問題形式・難易度・級認定・英検CSEスコアは従来型と同じで、同じ検定回に同じ級を最大3回受けられる
  • 申し込みはインターネットのみで、生涯学習アカウントと顔写真のデータが必要
  • 2026年12月実施分の申込締切は試験日により10月27日〜11月11日(クレジットカード払い)
  • 検定料は従来型より高く、合否公開は試験日の約6〜7週間後

まずは英検S-CBT公式サイトの試験会場検索で、受けたい級の日程と会場の空きを確認しましょう。

よくある質問

英検S-CBTの申し込みはどこからできますか?

英検S-CBTは、日本英語検定協会の英検S-CBT公式サイトの申込サイトから、インターネットで申し込みます。申し込みには生涯学習アカウントと顔写真のデータが必要で、受験級・会場・日時を選んでから支払い方法を選択します。

英検S-CBTと従来型はどちらが受かりやすいですか?

日本英語検定協会は、英検S-CBTの出題内容・難易度・採点基準は従来型と変わらないと案内しています。違いは解答の方法と日程なので、パソコン操作や録音式のスピーキングに抵抗がないかで選ぶのが目安です。

英検S-CBTの結果は大学入試に使えますか?

英検S-CBTは従来型と同じ級・英検CSEスコアとして扱われ、日本英語検定協会は多くの大学・短大で入試に活用できると案内しています。ただし、英検S-CBTの成績を受け付けるかや有効期間は大学ごとに異なるため、志望校の募集要項で確認してください。

英検S-CBTで1級は受けられますか?

英検S-CBTで受けられるのは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で、1級・4級・5級は実施されていません。1級を受ける方は、年3回の英検(従来型)に申し込みます。

英検S-CBTは同じ回に何回受けられますか?

英検S-CBTは、同じ検定回(第1回4〜7月・第2回8〜11月・第3回12〜3月)の中で、同じ級を国内・海外の会場を合わせて最大3回まで受けられます。欠席・棄権も回数に含まれ、従来型との併願もできます。

出典・参考

  1. 英検S-CBT(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  2. 英検S-CBTについて(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  3. 英検S-CBT 試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  4. 英検S-CBT 試験時間(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  5. 英検S-CBT 試験日程・申込締切・合格発表日(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  6. 英検S-CBT 検定料(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  7. 英検S-CBT 試験当日の携行品(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  8. 英検S-CBT テストセンターのイメージ(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  9. 英検S-CBT お申し込み(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  10. 英検S-CBT お申し込み前の確認事項(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  11. 英検S-CBT お申し込みの流れ(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  12. 英検S-CBT 一次試験免除について(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  13. 英検S-CBT 試験結果(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  14. 英検S-CBT 体験版(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  15. 英検S-CBT受験規約(2026年4月1日以降の実施分に適用)(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  16. 「英検S-CBT」2026年度第3回検定 12月実施分 試験実施概要について(2026年10月1日)(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  17. 試験日程・会場・検定料(個人でお申し込みを検討している方)(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  18. 2級の試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  19. 英検成績を入試で利用される際の確認事項(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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