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英検5級のレベル・合格点・勉強法|はじめての受験の流れと試験内容【2026年度】

公開日:2026年10月13日2026年10月時点の情報

英検5級のレベル・合格点・勉強法|はじめての受験の流れと試験内容【2026年度】

英検5級のレベル(中学初級程度)、試験内容、合格点(英検CSEスコア419)、スピーキングテストの仕組みを公式情報で解説。はじめての受験の申し込みから結果までの流れ、家庭でできる勉強法、1ヶ月の勉強計画、2026年度の日程も紹介します。

まとめ記事英検の塾おすすめ7選|中高生・社会人別に料金と保証を比較【2026年】
結論

英検5級は英語の学習を始めて最初の目標となる級で、レベルは中学初級程度、合格基準スコアは英検CSEスコアで419(満点850)です。級の合否はリーディング25分とリスニング約20分の一次試験だけで決まるため、5級向けの単語帳1冊と公式の過去問3回分を使い、音声を聞いて答える練習を毎日15〜30分続けるのが合格への近道です。

この記事でわかること

  • 英検5級のレベルは中学初級程度で、試験はリーディング25分・25問とリスニング約20分・25問、級の合否は一次試験だけで決まります。

  • 合格基準スコアは419(満点850)で、日本英語検定協会は2級以下で各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格したと示しています。

  • 2026年度第3回検定の個人申込は10月30日〜12月14日、一次試験は2027年1月24日で、検定料は本会場4,000円です。

要点データ

レベルの目安中学初級程度4級・5級はCEFR算出範囲外
試験時間リーディング25分/リスニング約20分問題冊子の表紙ではリスニング約22分
合格基準スコア419満点850(各技能425・英検CSEスコア)
スピーキングテスト約3分・合格スコア266任意・録音形式。級の合否に関係しない
検定料(本会場・個人)4,000円2026年度・税込

※この記事は英語コーチング・英語スクールの口コミ検索サイト「英語の窓口」編集部が作成しています。試験の情報は日本英語検定協会の公式サイトで確認した情報です。

英検5級は、英検の級のうちいちばん下の級で、日本英語検定協会は「英語の学習を始めて最初の目標となる級」と位置づけています。レベルの目安は中学初級程度で、試験はリーディングとリスニングの一次試験だけで合否が決まります。

試験の形式・合格点・受験の流れを先に把握すると、はじめて英検を受ける小学生のお子さまも保護者の方も、何をどの順番で準備すればよいかが分かり、落ち着いて試験日を迎えられます。

本記事では、英検5級のレベル・試験内容・合格点(英検CSEスコア)・スピーキングテストの仕組みを、日本英語検定協会の公式情報をもとにまとめています。さらに、勉強時間の目安、申し込みから結果までの流れ、家庭でできる勉強法と1ヶ月の計画、2026年度の日程も紹介します。

※本記事の試験情報は、2026年10月時点の日本英語検定協会(英検)公式サイトで確認しています。勉強時間と学習計画は英語の窓口編集部の目安で、公式の基準ではありません。

英検5級とは|レベル・試験時間・合格点の早見表

英検5級は、英語の基礎の基礎を確かめる級です。日本英語検定協会は、初歩的な英語を理解し、その英語を使って表現できることが求められるとしており、基礎的で重要な内容が出題されます。

ここでは、英検5級の要点を早見表にまとめ、レベルの目安とCEFR、4級との違いを紹介します。

英検5級の要点の早見表

英検5級の試験時間・問題数・合格基準スコア・検定料は、以下のとおりです。

項目

英検5級

レベルの目安

中学初級程度

一次試験の時間

リーディング25分/リスニング約20分

一次試験の問題数

リーディング25問・リスニング25問(すべてマークシートの選択式)

合格基準スコア

419(満点850・リーディングとリスニング各425)

スピーキングテスト

約3分・パソコンやスマートフォンで録音する形式(受験は任意で、級の合否に関係しない)

検定料(本会場・個人申込)

4,000円(税込・2026年度)

英検S-CBT

5級は実施なし(従来型のみ)

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の過去問・試験内容」「5級の試験内容」「英検CSEスコアとは」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」「試験日程・受験案内」より。リスニングの時間は公式サイトの試験内容ページでは約20分、2026年度第1回・第2回の問題冊子の表紙では約22分と記載されています

英検5級は、リーディングとリスニングの一次試験だけで級の合否が決まる試験です。3級以上のような面接(二次試験)やライティングはありません。

レベルの目安は中学初級程度・CEFRは表示されない

英検5級のレベルは、日本英語検定協会の「各級の目安」で中学初級程度とされています。日常的な話題について、初歩的な語句を使った短い話や文章から必要な情報を得たり、自分の関心のあることを初歩的な語句で簡単に伝えたりできることが目安です。

英検5級とCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の関係は、以下のとおりです。

  • CEFRレベル:4級・5級はCEFR算出範囲外のため、成績表にCEFRレベルは表示されない
  • CEFRが表示される級:3級以上(3級はA1まで)
  • 英検CSEスコア:5級でも技能別スコアと合計スコアは表示される

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「英検CSEスコアとは」より

英検5級は、CEFRの段階に入る前の「英語学習の最初の一歩」を確認する級です。CEFRのレベルで英語力を示したい場合は、3級以上の受験が必要です。

4級との違い

英検5級と4級の違いは、レベルと問題の量です。4級は中学中級程度で、5級にはない長文の問題が加わり、試験時間も長くなります。

5級と4級を、レベルと試験の構成で比較します。

項目

5級

4級

レベルの目安

中学初級程度

中学中級程度

試験時間

リーディング25分/リスニング約20分

リーディング35分/リスニング約30分

問題数

リーディング25問・リスニング25問

リーディング35問・リスニング30問

長文の問題

なし

あり(掲示・Eメール・説明文の10問)

合格基準スコア

419(満点850)

622(満点1000)

スピーキングテスト

約3分(合格スコア266)

約4分(合格スコア324)

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の試験内容」「4級の試験内容」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」「4級・5級スピーキングテスト」より

英検5級に合格したら、次の目標は4級です。4級の試験内容と勉強法は、英検4級のレベル・合格点・勉強法で紹介しています。

英検5級の試験内容|リーディング・リスニング・スピーキングテスト

英検5級の試験は、会場で受ける一次試験(リーディング・リスニング)と、自宅などで受けられるスピーキングテストの2つです。級の合否は一次試験だけで判定され、スピーキングテストは別に合否が出ます。

ここでは、リーディング・リスニング・スピーキングテストの出題形式と、出題される話題を紹介します。

リーディング(25分・25問)

英検5級のリーディングは、25分で25問を解く試験です。すべて選択肢から答えを選ぶ形式で、長文の問題はありません。

リーディングの出題形式は、以下のとおりです。

形式

内容

問題数

短文の語句空所補充

文の空所に合う語句を4つの選択肢から選ぶ

15問

会話文の文空所補充

会話の空所に合う文や語句を4つの選択肢から選ぶ

5問

日本文付き短文の語句整序

日本文の意味に合うように語句を並べ替える

5問

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の試験内容」より

語句整序は、日本文を手がかりに英語の語順を組み立てる問題です。たとえば「私は毎朝、牛乳を飲みます。」なら、I / drink / milk / every morning の順に並べます(例文は編集部作成)。主語 → 動詞 → 目的語の語順が身についているかが問われます。

リスニング(約20分・25問)

英検5級のリスニングは、第1部から第3部までの25問で、すべての問題の英文が2回放送されます。1回目で全体をつかみ、2回目で答えを確かめる聞き方ができます。

リスニングの出題形式は、以下のとおりです。

パート

内容

問題数

第1部

イラストを見ながら会話を聞き、最後の発話への応答を3つから選ぶ(選択肢は放送のみ)

10問

第2部

会話を聞き、内容に関する質問の答えを4つから選ぶ(選択肢は印刷)

5問

第3部

短い英文を聞き、イラストの動作や状況に合うものを3つから選ぶ(選択肢は放送のみ)

10問

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の試験内容」より

第1部と第3部は選択肢が問題冊子に印刷されず、放送で読み上げられる点に注意が必要です。英文を目で読むだけの練習では対応しにくいため、音声を聞いて答える練習を毎回入れましょう。

スピーキングテスト(約3分・任意)

英検5級のスピーキングテストは、パソコン・スマートフォン・タブレットに自分の声を録音して答える形式です。面接委員との対面ではなく、自宅や学校から専用の受験サイトやアプリで受験します。

スピーキングテストの内容と受け方は、以下のとおりです。

  • 問題:20語程度のパッセージの音読1問、パッセージについての質問2問、受験者自身のことなど身近な事柄の質問1問
  • 受験できる人:5級に申し込んだ全員(一次試験の合否・欠席に関係なく受験でき、別の申し込みは不要)
  • 受験できる期間:一次試験の合否閲覧日から約1年間に1回(2026年度第3回は2027年2月15日13時〜2028年3月6日23時59分)
  • 必要なもの:一次試験の成績表に書かれた英検IDとパスワード、マイクが使える端末
  • 結果:原則、受験日から30日以内にウェブで閲覧(郵送はなし)。合格スコアは266

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の試験内容」「4級・5級スピーキングテスト」特設サイトより

スピーキングテストの受験は任意で、受けなくても5級の合否には影響しません。ただし、日本英語検定協会は保護者向けの案内で全員の受験を原則としており、年少のお子さまの場合は端末の準備を保護者が手伝い、テスト自体は本人が受けるよう求めています。問題の流れは、公式サイトの「バーチャルスピーキングテスト」で事前に確認できます。

出題される場面と話題

英検5級で出題されるのは、家庭や学校など子どもにとって身近な場面です。日常生活の中で使う英語が中心で、知らない分野の専門的な話題は出ません。

日本英語検定協会が示している英検5級の場面・話題は、以下のとおりです。

  • 場面:家庭・学校・地域(お店や公共施設を含む)・電話など
  • 話題:家族・友達・学校・趣味・スポーツ・食事・天気・買い物
  • そのほかの話題:旅行・映画・音楽・道案内・自己紹介・休日の予定・近況報告

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の試験内容」より

曜日・月・数字・時刻・天気・家族の呼び方などの単語は、上記の話題すべてで使われます。家庭での勉強では、まず身の回りの物や毎日の行動を英語で言えるようにすると、問題文が読みやすくなります。

英検5級の合格点|英検CSEスコアの仕組み

英検5級の合否は、正解した問題の数ではなく英検CSEスコアで判定されます。英検CSEスコアは、リーディングとリスニングにそれぞれ同じ満点(5級は425)を配分した共通の尺度です。

ここでは、英検5級の合格基準スコアと、合格に必要な正答率の目安を紹介します。英検CSEスコアの仕組みは、英検の合格点(英検CSEスコア)で全級まとめて解説しています。

合格基準スコアは419(満点850)

英検5級の合格基準スコアは、リーディングとリスニングの合計で419です。合格基準スコアは固定されていて、回次によって変わりません。

英検5級の技能別の満点と合格基準スコアを、以下の表にまとめます。

テスト

技能

満点

合格基準スコア

一次試験(級の合否)

リーディング・リスニング

各425(合計850)

419

スピーキングテスト(別に判定)

スピーキング

425

266

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「英検CSEスコアとは」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」「4級・5級スピーキングテスト」より

英検5級は、25問のリーディングと25問のリスニングに同じ425点が配分されています。リーディングだけが得意でも、リスニングの点数が低いと合格しにくい仕組みです。

合格の目安は各技能6割程度の正答率

英検5級で何問正解すれば合格かは、公表されていません。スコアは各回の全答案を採点したあとに統計的な方法(IRT)で算出されるため、同じ正答数でも回次によってスコアが変わるからです。

日本英語検定協会が示している正答率の目安は、以下のとおりです。

  • 2016年度第1回一次試験の例:2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格
  • 技能のバランス:問題数に関係なく各技能にスコアが均等に配分されるため、1つの技能が極端に低いと合格しにくい

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「英検CSEスコアでの合否判定方法について」より

英検5級の各技能25問に当てはめると、6割は15問です。過去問を解いたら合計点ではなく、リーディングとリスニングのそれぞれで15問以上正解できているかを確認しましょう(15問は正答率から編集部が計算した目安で、公式の合格ラインではありません)。

英検5級の合格に必要な勉強時間の目安

英検5級の合格に必要な勉強時間は、それまでに英語にどれだけ触れてきたかで変わります。日本英語検定協会は級別の必要時間を公表していないため、ここでは英語の窓口編集部の目安を示します。

ここでは、スタート時点の英語経験別に、勉強期間と1日の学習時間の目安を表で紹介します。

スタート時点の英語経験別の目安

英検5級の勉強期間は、アルファベットと簡単な英単語が読めるかどうかで大きく変わります。5級の問題はすべて英語で書かれているため、文字が読めないと単語や文法の練習に進めないからです。

スタート時点の英語経験別の勉強期間の目安を、以下の表にまとめます。

スタート時点

勉強期間の目安

1日の学習時間の目安

英語教室や小学校の授業で英語に慣れていて、簡単な単語が読める小学生

1〜2ヶ月

15〜30分

アルファベットは書けるが、英単語はほとんど読めない小学生

3〜4ヶ月

15〜30分(最初の1ヶ月は文字と音の練習)

中学1年生(学校で英語を習い始めた)

1〜2ヶ月

30分

大人の学び直しで、中学1年生の英語を少し覚えている

1ヶ月前後

30分〜1時間

※英語の窓口編集部の目安です。日本英語検定協会の公式の基準ではありません

小学生のお子さまの場合は、1日の時間を長くするより、毎日続けることが重要です。集中できる時間が短いため、1回15分を朝と夜に分けるなど、生活の中に組み込むと続けやすくなります。

はじめての英検5級|申し込みから結果までの流れ【5STEP】

はじめて英検を受ける場合は、申し込み方法と当日の決まりを事前に知っておくと安心です。英検5級は会場で一次試験を受け、結果はウェブと郵送の成績表で確認します。

ここでは、2026年度第3回検定を例に、申し込みから結果を受け取るまでを5つのステップで紹介します。

STEP1

申し込み方法を選ぶ

英検5級の申し込みは、個人で申し込む方法と、学校や塾などの団体を通して申し込む方法があります。試験日程・会場・検定料は申し込み方法によって異なるため、先にどちらで受けるかを決めます。

英検5級の申し込み方法は、以下のとおりです。

  • 個人申込(インターネット):生涯学習アカウントを登録して申し込む。支払いはクレジットカード・コンビニ・郵便局ATM(Pay-easy)
  • 個人申込(コンビニ):コンビニの情報端末から申し込む
  • 通っている学校や塾:英検担当の先生に団体申込があるかを確認する
  • 近くの受け入れ団体:自分の学校や塾で実施しない場合、一般受験者を受け入れている塾などに問い合わせる

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「個人でのお申し込み」「試験日程・受験案内」より

個人申込の検定料は、本会場で4,000円(税込・2026年度)です。団体申込の検定料と試験日は、申し込む学校や塾に確認してください。

STEP2

受験票を確認する

英検5級の個人申込の場合、試験会場は申込締切後に郵送される一次受験票で通知されます。会場は申し込み時に選んだ希望受験地をもとに協会が指定し、原則として変更はできません。

受験票が届いたら、会場の場所と集合時間を確認し、当日の移動時間を家族で決めておきましょう。会場は自宅から離れた学校や大学になることもあるため、事前に行き方を調べておくと当日あわてずに済みます。

STEP3

試験当日のルールを知っておく

英検5級の一次試験は、問題冊子とマークシートの解答用紙で受験します。問題冊子の注意事項にはふりがなが振られていて、小学生でも読める形です。

2026年度第2回の問題冊子に書かれている主な注意事項は、以下のとおりです。

  • 筆記用具:HBの黒鉛筆かシャープペンシルで解答用紙(マークシート)に記入する
  • メモ:問題冊子にメモをしてもよいが、あとで解答用紙に書き写す時間はない
  • リスニング中の退室:リスニングの準備時間や試験中に教室を出ると、戻って受験できない
  • 携帯電話・電子機器:電源を切ってカバンにしまう。ウェアラブル端末も使用禁止
  • 問題冊子:試験後に持ち帰る(自己採点と合否閲覧に使う)

※2026年10月時点・日本英語検定協会「2026年度第2回検定一次試験 5級 問題冊子」より

マークシートに慣れていないお子さまは、過去問を解くときに解答用紙と同じように丸を塗りつぶす練習をしておくと、当日の時間配分が安定します。トイレはリスニングが始まる前に済ませておきましょう。

STEP4

結果をウェブと成績表で確認する

英検5級の合否は、試験の約3週間後にウェブで公開され、その後に成績表が届きます。ウェブで結果を見るには、生涯学習アカウントと英検ID・パスワード(準会場の場合は個人番号と暗証番号)が必要です。

2026年度第3回検定(個人申込・本会場)の結果の日程は、以下のとおりです。

項目

日程

一次試験

2027年1月24日(日)

ウェブ合否公開

2027年2月15日(月)

成績表必着

2027年2月24日(水)

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「試験日程・受験案内(個人でのお申し込みを検討している方)」、2026年度第2回5級問題冊子より

準会場で受験する場合は、自分で決めて解答用紙にマークした6桁の暗証番号が必要です。暗証番号を問題冊子に書き写して保管しておくと、合否閲覧のときに困りません。

STEP5

スピーキングテストを受ける

英検5級のスピーキングテストは、一次試験の合否閲覧日から受験できます。成績表に書かれた英検IDとパスワードで受験サイトやアプリにログインして受験します。

スピーキングテストは1回の申し込みにつき1回だけで、終了後はどのような理由でも再受験できません。受験前に端末のマイクの動作確認をして、静かな部屋で受けましょう。

英検5級の家庭での勉強法【4つ】

英検5級の勉強は、単語・文の語順・リスニング・音読の4つを家庭で少しずつ進める形が合っています。どれも1回15分ほどの短い練習に分けられ、保護者が英語に詳しくなくても進められます。

ここでは、家庭でできる英検5級の勉強法を4つ紹介します。

単語は音声と絵でまとめて覚える

英検5級の単語対策は、5級向けの単語帳を1冊に絞り、音声を聞きながらくり返すのが基本です。短文の語句空所補充15問は単語の知識で正誤が決まり、リスニングでも同じ単語が音で出てくるためです。

たとえば、曜日・月・数字・色・食べ物・動物・家族など、まとまりのある単語を1日10〜15語ずつ進め、前日までの単語も音声で聞き直します。ただし、文字だけで覚えると放送で聞き取れないため、音声を聞いて声に出すところまでを1セットにしましょう。

単語帳を選ぶ際は、5級向けであること、無料の音声があること、イラストや例文があることを確認します。級別の単語帳の選び方は、英検の単語帳おすすめで紹介しています。

文法は「主語+動詞」の語順から練習する

英検5級の文法対策は、英語の語順に慣れることから始めます。語句整序の5問と会話文の問題は、主語・動詞・目的語の順番が分かっていれば解きやすくなるためです。

英検5級の過去問(問題冊子)に出てくる文の形を、例文(編集部作成)で確認します。

文の形

例文(編集部作成)

意味

be動詞の文

I am a student.

私は生徒です。

一般動詞の文

She plays tennis on Sundays.

彼女は日曜日にテニスをします。

疑問文と答え方

Do you like cats? — Yes, I do.

ネコは好きですか。— はい、好きです。

疑問詞の文

What time do you get up?

あなたは何時に起きますか。

現在進行形

My brother is reading a book now.

兄(弟)は今、本を読んでいます。

can の文

Can you swim?

あなたは泳げますか。

※文の形は、日本英語検定協会が公開している過去問(2025年度第3回〜2026年度第2回)をもとに編集部が整理したもので、公式の出題範囲ではありません

文法用語を覚える必要はありません。例文を声に出して読み、主語や動詞を入れ替えて言ってみる練習をすると、語順が自然に身につきます。

リスニングは「聞いて答える」を毎日くり返す

英検5級のリスニング対策は、公式の過去問の音声を使い、放送を聞いて答える練習を毎日少しずつするのが効果的です。第1部と第3部は選択肢も放送されるため、耳だけで答えを選ぶ練習が必要だからです。

過去問の音声を使った練習の進め方は、以下のとおりです。

  1. 第1部(10問)など1パートずつ、本番と同じように音声を聞いて解く
  2. 答え合わせのあと、リスニング原稿を見ながらもう一度聞く
  3. 聞き取れなかった単語に印をつけ、単語帳で確認する
  4. 原稿を見ながら、音声のあとに続けて声に出して読む

公式サイトの過去問は、リスニング音源がパートごとに分かれていて、1パートずつ練習できます。1日1パートなら10〜15分で終わるため、平日の短い時間でも続けやすい方法です。

音読でスピーキングテストに備える

英検5級のスピーキングテストの対策は、短い英文の音読と、自分のことを1文で答える練習です。スピーキングテストでは20語程度のパッセージの音読と、受験者自身に関する質問が出題されます。

たとえば、「Do you like music?」と聞かれたら「Yes, I do.」、「What sport do you like?」と聞かれたら「I like soccer.」のように、主語と動詞のある文で答える練習をします(例文は編集部作成)。家族が質問役になり、毎日2〜3問ずつ英語でやりとりすると、声に出すことに慣れていきます。

面接形式の二次試験がある3級以上に進むと、話す力の比重はさらに大きくなります。英検の面接全般の対策は、英検二次試験(面接)の対策で紹介しています。

英検5級の1ヶ月の勉強計画

英検5級の勉強計画は、試験日から逆算して、単語と語順 → 過去問 → 苦手の練習 → 本番形式の順に組み立てます。1ヶ月あれば、公式の過去問3回分を使い切って本番に臨めます。

ここでは、簡単な単語が読めるお子さまが1ヶ月で準備する場合の計画と、独学で詰まりやすいポイントを紹介します。計画は英語の窓口編集部の目安です。

1ヶ月で準備する場合の計画

英検5級を1ヶ月で準備する場合は、最初の週に過去問を1回分解いて、リーディングとリスニングのどちらが苦手かを確認します。苦手な技能に時間を多く使うことで、両方の技能で6割を超えやすくなるためです。

1ヶ月の勉強計画(1日15〜30分)は、以下のとおりです。

時期

やること

1週目

過去問1回分を時間を計って解き、技能ごとの正答数を数える・単語帳を始める

2週目

単語帳を進める・語順の例文を音読する・リスニングを1日1パート練習する

3週目

2回分目の過去問を解き、間違えた問題の単語と文を復習する・正答数が15問未満の技能を集中して練習する

4週目

3回分目の過去問を本番と同じ時間とマークシートで解く・単語帳で覚えていない語だけを見直す

※英語の窓口編集部の目安です

試験の前日は新しい問題を解かず、覚えた単語の確認と持ち物の準備にとどめます。受験票・筆記用具・時計など当日の持ち物は、前日の夜に家族と一緒にそろえておきましょう。

独学で詰まりやすいポイント

英検5級の独学で詰まりやすいのは、勉強を毎日続けることと、英語の発音を確かめることです。小学生のお子さまは自分で計画を立てるのが難しく、保護者も発音の正しさを判断しにくいためです。

独学で詰まりやすいパターンと対処法は、以下のとおりです。

詰まるパターン

原因

対処法

勉強が続かない

1回の量が多い・やることが毎日変わる

1日15分のメニューを固定し、終わったらカレンダーに印をつける

リスニングの点数が上がらない

単語を文字だけで覚えている

単語帳の音声を聞いて声に出すところまでを毎日の練習に入れる

保護者が教えられない

保護者が英語の発音や文法に自信がない

公式の音声と原稿を使い、答え合わせだけを保護者が担当する

家庭だけで続けるのが難しい場合や、発音を見てもらいたい場合は、英検対策のある塾・スクールを使うのも1つの方法です。年代別の塾の選び方と料金は、英検の塾おすすめで比較しています。英検をきっかけに英語学習を続けたい方は、英検対策の英語コーチング・スクール一覧も参考になります。

英検5級の過去問と問題集の使い方

英検5級の教材は、5級向けの単語帳1冊・公式の過去問・必要に応じた問題集の3種類で足ります。はじめての英検では、教材を増やすより同じ教材をくり返すほうが定着します。

ここでは、公式サイトの過去問の使い方と、問題集を選ぶ際の確認ポイントを紹介します。

過去問は公式サイトの3回分を使う

英検5級の過去問は、日本英語検定協会の公式サイトで過去1年(3回分)の問題冊子・リスニング原稿・音源・解答を無料で見られます。2026年10月時点では、2025年度第3回・2026年度第1回・2026年度第2回の3回分が公開されています。

公式サイトの過去問の要点は、以下のとおりです。

  • 公開されているもの:問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源(パート別)・解答
  • 対象:本会場と準会場F日程(2〜5級)で実施した回
  • スピーキングテスト:過去問はなく、特設サイトの問題見本と「バーチャルスピーキングテスト」で流れを確認できる

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「5級の過去問・試験内容」「4級・5級スピーキングテスト よくあるご質問」より

過去問は印刷して、本番と同じように問題冊子に書き込みながら解くのがおすすめです。3回分を解き終えても練習量が足りない場合は、5級向けの問題集を1冊追加しましょう。

問題集を選ぶ際の確認ポイント

英検5級の問題集は、5級向けに作られた最新の版を選ぶのが基本です。古い版では、2016年度に導入されたスピーキングテストの対策が入っていないことがあるためです。

問題集を選ぶ際の確認ポイントは、以下のとおりです。

  • 英検5級向けで、最新の試験形式に対応しているか
  • リスニングとスピーキングテストの音声があるか
  • ふりがなやイラストがあり、小学生でも1人で読めるか
  • 解答と解説が日本語で分かりやすく書かれているか

上記の4点を満たす1冊を選び、公式の過去問と組み合わせて使うと、はじめての英検でも形式に慣れた状態で本番を迎えられます。

英検5級の日程と受験方式【2026年度】

英検5級(従来型)は、年3回実施されます。2026年度第2回の一次試験は10月4日に終わっており、次に個人で申し込めるのは第3回検定です。

ここでは、2026年度第3回の日程と、英検S-CBTなど受験方式の注意点を紹介します。日程や受付期間は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで確認してください。

2026年度第3回の日程

英検5級の2026年度第3回検定は、個人申込の受付が2026年10月30日から12月14日までです。一次試験は2027年1月24日に本会場で実施されます。

2026年度第3回検定(個人申込)の日程は、以下のとおりです。

項目

日程

申込受付

2026年10月30日(金)〜12月14日(月)

一次試験

2027年1月24日(日)

ウェブ合否公開

2027年2月15日(月)

スピーキングテストの受験期間

2027年2月15日(月)13時〜2028年3月6日(月)23時59分

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「試験日程・受験案内(個人でのお申し込みを検討している方)」「4級・5級スピーキングテスト 受験期間について」より。ネット申込のクレジットカード支払いは12月14日、コンビニ申込とコンビニ・郵便局支払いは12月11日締切

年間の日程と申込期間の一覧は、英検の日程2026でまとめています。

英検S-CBTと海外会場は5級の実施なし

英検5級は、コンピュータで受験する英検S-CBTでは実施されていません。2026年10月時点で、英検S-CBTの対象は準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級だけです。

英検5級の受験方式の注意点は、以下のとおりです。

  • 英検S-CBT:5級は対象外。5級は従来型(本会場・団体の準会場)で受験する
  • 海外会場:4級・5級の実施はない
  • スピーキングテスト:会場では実施せず、自宅や学校の端末で受験する

※2026年10月時点・日本英語検定協会公式サイト「試験日程・受験案内(個人でのお申し込みを検討している方)」より

3級以上に進むと、英検S-CBTで毎週末に受験する選択肢も使えるようになります。英検S-CBTの仕組みと従来型との違いは、英検S-CBTとはで紹介しています。

まとめ

英検5級の要点は、以下のとおりです。

  • 英検5級のレベルは中学初級程度で、英語の学習を始めて最初の目標となる級(CEFRは表示されない)
  • 試験はリーディング25分・25問とリスニング約20分・25問で、級の合否は一次試験だけで決まる
  • 合格基準スコアは419(満点850)で、各技能6割程度の正答率が目安
  • スピーキングテストは任意の録音形式で、合格スコアは266。5級の合否には影響しない
  • 2026年度第3回は申込10月30日〜12月14日、一次試験2027年1月24日、検定料は本会場4,000円

まずは公式サイトの最新の過去問を1回分解いて、リーディングとリスニングのそれぞれで何問正解できるかを確認しましょう。

よくある質問

英検5級はどのくらいのレベルですか?

英検5級のレベルは、日本英語検定協会の目安で中学初級程度です。英語の学習を始めて最初の目標となる級とされ、初歩的な語句を使った短い話や文章から必要な情報を得られることが求められます。

英検5級の合格点は何点ですか?

英検5級の合格基準スコアは、英検CSEスコアでリーディングとリスニングの合計419(満点850)です。何問正解すれば合格かは公表されていませんが、日本英語検定協会は2級以下で各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格したと示しています。

英検5級のスピーキングテストは受けないといけませんか?

英検5級のスピーキングテストの受験は任意で、受けなくても5級の合否には影響しません。5級に申し込んだ全員が、一次試験の合否閲覧日から約1年間に1回、パソコンやスマートフォンで受験でき、合格スコアは266です。

英検5級の勉強時間はどのくらい必要ですか?

英語の窓口編集部の目安では、簡単な英単語が読める小学生で1日15〜30分・1〜2ヶ月、英単語がほとんど読めない小学生で3〜4ヶ月です。日本英語検定協会は級別の必要時間を公表していないため、過去問の正答数を見て調整してください。

英検5級は英検S-CBTで受験できますか?

英検5級は、英検S-CBTでは受験できません。2026年10月時点で英検S-CBTの対象は準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級だけで、5級は従来型の試験(本会場または学校・塾などの準会場)で受験します。

出典・参考

  1. 5級の過去問・試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  2. 5級の試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  3. 2026年度第2回検定一次試験 5級 問題冊子(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  4. 4級の試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  5. 各級の目安(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  6. 英検CSEスコアとは(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  7. 英検CSEスコアでの合否判定方法について(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  8. 4級・5級スピーキングテストのご紹介(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  9. 4級・5級スピーキングテスト 保護者の皆様へ(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  10. 4級・5級スピーキングテスト 合否判定(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  11. 4級・5級スピーキングテスト 受験期間について(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  12. 4級・5級スピーキングテスト よくあるご質問(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  13. 試験日程・受験案内(個人でのお申し込みを検討している方)(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照
  14. 個人でのお申し込み(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年10月12日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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