TOEFLとは?種類・試験内容・受験料と新スコアの満点を解説【2026年最新】
TOEFLとは、ETSが開発した留学向けの英語の4技能の試験です。2026年1月の改訂で1〜6に変わったスコアと満点、iBT・Home Edition・ITPの違い、試験内容、受験料US$195と申し込み方法、TOEIC・IELTSとの違いを公式情報で解説します。
TOEFLとは、ETSが開発した英語を母語としない方向けの4技能の試験です。2026年1月21日の改訂でTOEFL iBTのスコアは1〜6(満点6)に変わり、日本での受験料はUS$195、結果は受験日から3日後に出ます(2026年11月時点)。
この記事でわかること
TOEFLは留学の出願に使う4技能の試験で、日本で受けられるのはiBTと団体向けのITPです。
2026年1月21日の改訂で、iBTのスコアは1〜6の0.5刻み(満点6)に変わりました。
受験料はUS$195で、旧スコアの要件はETSの読み替え(100点→5など)で確認します。
要点データ
| 受験料(TOEFL iBT) | US$195会場・自宅とも |
|---|---|
| スコア | 1〜6(満点6)2026年1月21日から |
| 試験時間 | 約2時間4セクション |
| 結果・有効期限 | 3日後・2年間テスト日から |
TOEFLは、北米を中心とした大学への留学で使われる英語の試験です。2026年1月21日にTOEFL iBTが改訂され、スコアが0〜120点から1〜6のバンドに変わりました。
TOEFLの種類と新しいスコアの読み方を把握すると、出願先の要件に合わせて準備できます。旧スコアで書かれた要件を新スコアに読み替える方法も、改訂後は欠かせない知識です。
本記事では、TOEFLの種類、改訂後のTOEFL iBTの試験内容、スコアの仕組みと満点をまとめています。さらに、受験料・申し込み方法・日程、TOEFL ITPとの違い、TOEIC・IELTSとの違いも紹介します。
TOEFLとは?試験の概要を早見表で解説

TOEFL(Test of English as a Foreign Language、トーフル)とは、英語を母語としない方の英語力を測る試験です。米国の非営利団体ETSが1964年に開発し、読む・聞く・話す・書くの4技能を測ります。
ここでは、TOEFL iBTの概要を1枚の表にまとめます。
項目 | 内容 |
|---|---|
運営 | ETS(日本の窓口は ETS Japan) |
主な用途 | 海外の大学・大学院への留学、奨学金の選考 |
採用機関 | 160か国以上・13,500以上の教育機関 |
技能 | リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング |
試験時間 | 約2時間 |
スコア | 1〜6(0.5刻み)。2026年1月21日から |
受験料 | US$195(会場・自宅とも) |
結果 | 受験日から3日後 |
有効期限 | テスト日から2年間 |
※2026年11月時点・ETS、ETS Japan公式サイトより。
TOEFLには合格・不合格がなく、出願先が求めるスコアに届くかで判断します。ETSも合格点を設けておらず、必要なスコアは出願先ごとに異なります。
TOEFLの種類|iBT・Home Edition・ITPの違い

TOEFLには複数の種類があり、日本で受けられるのは公式テストのTOEFL iBTと、団体向けのTOEFL ITPです。留学の出願に使えるのは、原則としてTOEFL iBTです。
ここでは、TOEFLの種類と用途を表で比較します。
種類 | 対象・用途 | 受け方 |
|---|---|---|
TOEFL iBT | 留学の出願に使う公式テスト | テストセンターで受験 |
TOEFL iBT Home Edition | TOEFL iBTと同じ内容を自宅で受験 | オンラインで試験監督が監視 |
TOEFL ITP | 学校・企業のクラス分けや選考 | 所属団体が実施(個人申込は不可) |
TOEFL Essentials | 約1.5時間の短い4技能試験 | 自宅受験(日本の提供状況は公式で確認できず) |
TOEFL Junior/Primary | 11歳以上/8歳以上の児童・生徒 | 学校などが実施 |
※2026年11月時点・ETS、ETS Japan公式サイトより。
TOEFL iBT と Home Edition を選ぶ
TOEFL iBTと Home Edition は、料金・試験内容・スコアが同じです。会場に行くか、自宅のパソコンで受けるかが異なります。
Home Edition は、試験監督とのやり取りが英語のみで、本人確認の書類はパスポートだけです。自宅の機材と通信環境の条件を、事前に確認しましょう。
TOEFL ITP の位置づけを確認する
TOEFL ITPは、学校や企業が団体で実施するテストです。個人では申し込めず、スコアは公式のTOEFLスコアとして認められません。
ETSは、TOEFL ITPをTOEFL iBTの代わりに使うべきではないとしています。交換留学の学内選考などでITPを使う場合も、留学先の大学への出願にはiBTが必要になる場合があります。
TOEFL iBTの試験内容|2026年1月の改訂後の形式

改訂後のTOEFL iBTは、全体で約2時間の試験です。リーディングとリスニングは、1つ目の結果で2つ目の難易度が変わる2段階のアダプティブ方式です。
ここでは、4セクションの問題数・時間・問題の種類を紹介します。
セクション | 問題数 | 時間 | 主な問題 |
|---|---|---|---|
Reading | 50問 | 30分 | Complete the Words、Read in Daily Life、Read an Academic Passage |
Listening | 47問 | 29分 | Listen and Choose a Response、会話・アナウンス・講義の聞き取り |
Writing | 12問 | 23分 | Build a Sentence 10問、Email 1問、Academic Discussion 1問 |
Speaking | 11問 | 8分 | Listen and Repeat 7問、Take an Interview 4問 |
※2026年11月時点・ETS Japan公式サイトより。アダプティブ方式のため、問題数と時間は変わる場合があります。
アダプティブ方式の特徴を確認する
リーディングとリスニングは、1つ目のモジュールの正答率で2つ目の難易度が変わります。採点されない問題も含まれるため、1問ごとに出来を気にしすぎないことが大切です。
リーディングは、同じモジュールの中なら前の問題に戻れます。時間配分を決めて、分からない問題は後回しにしましょう。
改訂前の対策との違いを確認する
改訂後は、日常の場面の短い問題が加わり、試験時間が短くなりました。改訂前の長い講義や長文を中心とした教材だけでは、新しい問題形式に慣れられません。
教材を選ぶ際は、2026年1月の改訂に対応しているかを確認しましょう。改訂後の技能別の対策は、TOEFLの勉強法で解説しています。
TOEFLのスコアと満点|1〜6の新スコアの読み方

改訂後のTOEFL iBTは、総合と各セクションが1〜6の0.5刻みで表示され、満点は6です。総合スコアは、4セクションの平均を最も近い0.5に丸めて決まります。
ここでは、新スコアと旧スコア(0〜120点)の対応と、CEFRとの対応を紹介します。
新スコア(1〜6) | 旧スコア(0〜120) | CEFR |
|---|---|---|
6 | 114〜 | C2 |
5.5 | 107〜 | C1 |
5 | 95〜 | C1 |
4.5 | 86〜 | B2 |
4 | 72〜 | B2 |
3.5 | 58〜 | B1 |
3 | 44〜 | B1 |
2.5 | 34〜 | A2 |
2 | 24〜 | A2 |
※2026年11月時点・ETS「TOEFL iBT score scale update」より。
旧スコアの要件を読み替える
出願先の要件が旧スコアで書かれている場合は、ETSが示す読み替えを使います。ETSは、旧要件の100点を5、90点を4.5、80点を4、70点を3.5に読み替えるよう推奨しています。
2026年1月から2年間は、スコアレポートに0〜120点の参考スコアも併記されます。ただし、出願先が新旧どちらのスコアで判断するかは、募集要項で確認してください。
総合スコアの計算を確認する
総合スコアは、4セクションの平均を0.5単位に丸めた値です。たとえば、平均が5.125なら総合は5、5.25なら5.5です。
点数の目安と、大学ごとの要件は、以下の記事で詳しく解説しています。
あわせて読みたい
TOEFLの点数の目安とレベル|大学別の要件と換算表
TOEFLの受験料と申し込み方法・日程

TOEFL iBTの受験料は、日本では会場受験・自宅受験ともUS$195です。テスト日の7日前までに申し込むと、通常の料金で受けられます。
ここでは、受験料と申し込みの流れ、日程の決め方を紹介します。
項目 | 料金 |
|---|---|
受験料(通常申込) | US$195 |
締切後の申込(テスト日の7日以内) | US$49の追加 |
日程変更 | US$69 |
追加のスコアレポート(1校) | US$29 |
スピーキング・ライティングの採点の見直し | 各US$80 |
※2026年11月時点・ETS、ETS Japan公式サイトより。円での支払額は為替で変わります。
申し込みの流れを確認する
TOEFL iBTの申し込みの流れは、以下のとおりです。
- ETSアカウントを作る:My TOEFL Home で登録し、氏名を身分証と同じ表記にする
- 受験方法と日時を選ぶ:会場受験か自宅受験を選び、空いている日時を予約する
- 受験料を支払う:クレジットカードか PayPal で支払う
- スコアの送付先を指定する:試験日前日の午後10時までに指定すると無料
- 試験を受ける:結果は受験日から3日後にETSアカウントで確認する
変更とキャンセルは、受験日の4日前まで可能です。再受験する場合は、前回の受験日から中3日空ける必要があります。
日程と会場を確認する
TOEFL iBTの会場受験は、全国約50か所で年間約170日、211回以上実施されています。5ヶ月先まで予約できるため、出願の締切から逆算して早めに日程を押さえましょう。
自宅受験は、ETS Japan の案内では週5日、夜も実施されています。会場が遠い方や、平日の夜に受けたい方に向いています。
TOEFL ITPとは?試験内容とスコア

TOEFL ITPは、学校や企業が団体で実施するマークシート式のテストです。リスニング・文法・リーディングの3セクションで、スピーキングとライティングはありません。
ここでは、TOEFL ITPのレベル別の試験内容とスコアを紹介します。
項目 | Level 1 | Level 2 |
|---|---|---|
問題数 | 140問 | 95問 |
試験時間 | 約115分 | 約70分 |
スコア | 310〜677点 | 200〜500点 |
CEFRの範囲 | A2〜C1 | A2〜B1 |
※2026年11月時点・ETS Japan公式サイトより。
Level 1 のCEFRの最低点は、C1が620点、B2が543点、B1が433点、A2が343点です(ETS公式)。スコアの有効期限は、テスト日から2年間です。
TOEFL ITPの受験料は、団体向けのため公式の公開価格がありません。受験の予定は、所属する大学や企業に問い合わせましょう。
TOEFLとTOEIC・IELTSの違い

TOEFLとTOEIC・IELTSは、目的とスコアの形式が異なります。TOEFLとTOEICはどちらもETSが開発した試験ですが、TOEFLは留学、TOEICはビジネスの英語を測ります。
ここでは、3つの試験を目的・技能・スコア・受験料で比較します。
試験 | 主な目的 | 技能 | スコア | 受験料 |
|---|---|---|---|---|
TOEFL iBT | 北米を中心とした大学への留学 | 4技能 | 1〜6 | US$195 |
IELTS | 英国・豪州などへの進学、移住 | 4技能 | バンド0〜9 | 29,700円(税込) |
TOEIC L&R | 国内企業の採用・昇進 | 聞く・読む | 10〜990点 | 7,810円(税込) |
※2026年11月時点・各試験の公式サイトより。TOEICの日本での実施は国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)です。
TOEFLとTOEICのスコアを換算する公式の表はありません。留学ならTOEFLかIELTS、国内の就職や昇進ならTOEICと、使う場面で選びましょう。
IELTSの種類と受験料は、IELTSとはで解説しています。
TOEFLの勉強の始め方

TOEFLの勉強は、出願先が求めるスコアと出願の締切を確認してから始めます。必要なスコアと残りの期間で、1日の勉強時間が決まるためです。
ここでは、TOEFLの勉強を始める手順を紹介します。
- 必要なスコアを確認する:総合と各セクションの最低スコアを、新スコアで確認する
- 今の実力を測る:改訂後の形式の公式の練習問題を解く
- 弱いセクションから伸ばす:スピーキングとライティングは添削や練習の相手を用意する
- 本番の日程を決める:再受験を見込んで、締切の3ヶ月以上前に初回を受ける
スピーキングとライティングは、独学では採点を受けにくいセクションです。短期間でスコアを上げたい方は、TOEFL対策のスクールやコーチングを比べると効率的です。
あわせて読みたい
IELTS・TOEFLスクール・コーチングおすすめ13選
まとめ|TOEFLは新スコアで要件を確認して申し込む
TOEFLの要点は、以下のとおりです。
- TOEFLは、ETSが開発した留学向けの4技能の試験
- 2026年1月21日の改訂で、スコアは1〜6(満点6)に変わった
- 受験料はUS$195で、結果は受験日から3日後に出る
- TOEFL ITPは団体向けで、公式のTOEFLスコアとしては使えない
まずは出願先が求めるスコアを新スコアで確認し、締切から逆算して受験日を予約しましょう。
よくある質問
TOEFLとは何ですか?
TOEFLは、ETSが開発した英語を母語としない方向けの英語の試験です。読む・聞く・話す・書くの4技能を測り、160か国以上・13,500以上の教育機関で留学の出願に使われています。
TOEFLの満点は何点ですか?
2026年1月21日以降のTOEFL iBTは、総合と各セクションが1〜6の0.5刻みで、満点は6です。改訂前は0〜120点(各セクション30点)が満点でした。
TOEFLの受験料はいくらですか?
日本でのTOEFL iBTの受験料は、会場受験・自宅受験ともUS$195です。テスト日の7日以内の申し込みはUS$49、日程変更はUS$69が追加でかかります。
TOEFL iBTとITPの違いは何ですか?
TOEFL iBTは留学の出願に使う4技能の公式テストです。TOEFL ITPは学校や企業が団体で実施する3セクションのテストで、個人では申し込めず、公式のTOEFLスコアとしては認められません。
TOEFLのスコアの有効期限は何年ですか?
TOEFL iBTとTOEFL ITPのスコアは、どちらもテスト日から2年間有効です。出願先によっては、さらに短い期限を設けている場合があります。
出典・参考
- TOEFL iBT テストについて(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- 2026年1月からの新しいTOEFL iBT(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- TOEFL iBT Home Edition(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- TOEFL iBT 申し込み方法(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- TOEFL ITP テストの構成(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- TOEFL ITP スコア(ETS Japan合同会社) 2026年11月7日参照
- TOEFL iBT score scale update(ETS) 2026年11月7日参照
- Understand your TOEFL iBT scores(ETS) 2026年11月7日参照
- TOEFL iBT fees(ETS) 2026年11月7日参照
- TOEFL ITP scoring(ETS) 2026年11月7日参照
- TOEIC Listening & Reading Test(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会) 2026年11月7日参照
この記事を書いた人
執筆
英語の窓口編集部
英語の窓口/編集部
英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。


