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IELTSとは?試験内容・受験料・スコアの仕組みを解説【2026年最新】

公開日:2026年11月8日2026年11月時点の情報

IELTSとは?試験内容・受験料・スコアの仕組みを解説【2026年最新】

IELTSとは、進学や移住で使う英語の4技能の試験です。Academic と General Training の違い、試験内容と時間、バンドの計算方法とCEFRの目安、受験料29,700円と申し込み方法、会場、TOEFL・英検との違いを公式情報で解説します。

まとめ記事フィリピン留学おすすめ語学学校7選|費用・ビザ・治安を比較【2026年】
結論

IELTSとは、British Council・IDP IELTS・Cambridge University Press & Assessment が共同で所有する英語の4技能の試験です。スコアは0〜9のバンドで、日本ではコンピューター版のみ、受験料は29,700円(税込)です(2026年11月時点)。

この記事でわかること

  • IELTSは進学・移住・就労で使う4技能の試験で、大学進学は Academic、移住は General Training を選びます。

  • スコアは0〜9のバンドで、Overall は4技能の平均を0.5単位に丸めて決まります。

  • 日本はコンピューター版のみで、受験料は29,700円、結果は1〜5日後に出ます。

要点データ

受験料(コンピューター版)29,700円税込
スコアバンド0〜90.5刻み
結果が出るまで1〜5日コンピューター版
試験時間約2時間40分+11〜14分3技能+スピーキング

IELTSは、海外の大学への進学や、英語圏への移住・就労で使われる英語の4技能の試験です。日本では2026年にペーパー版が終わり、受験料も改定されるなど、受け方が大きく変わりました。

IELTSの種類・試験内容・スコアの仕組みを把握すると、提出先に合った試験を迷わず申し込めます。申し込み先によって会場・締切・キャンセルの条件が異なるため、事前の確認が重要です。

本記事では、IELTSの種類、4技能の試験内容、スコアの計算方法とCEFRの目安をまとめています。さらに、受験料と申し込み方法、会場、TOEFL・TOEIC・英検との違いも紹介します。

IELTSとは?試験の概要を早見表で解説

IELTSとは?試験の概要を早見表で解説

IELTS(International English Language Testing System、アイエルツ)とは、英語の4技能を測る国際的な英語試験です。British Council、IDP IELTS、Cambridge University Press & Assessment の3者が共同で所有しています。

ここでは、IELTSの概要を1枚の表にまとめます。

項目

内容

運営

British Council・IDP IELTS・Cambridge University Press & Assessment

主な用途

海外の大学・大学院への進学、移住、就労、英国ビザ

種類

Academic/General Training(ほかに UKVI・Life Skills)

技能

リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング

試験時間

約2時間40分+スピーキング11〜14分

スコア

バンド0〜9(0.5刻み)

受験形式

コンピューター版(日本のペーパー版は2026年に終了)

受験料

29,700円(税込・コンピューター版)

結果

試験日から1〜5日後

有効期限

公式は2年を推奨(提出先が判断)

※2026年11月時点・IELTS公式サイト、日本英語検定協会、JSAF-IELTS公式サイトより。

IELTSは、1980年に始まったELTSを前身とする試験です。点数ではなくバンドで結果が出るため、提出先が求めるOverall(総合)と各技能のバンドを先に確認しましょう。

IELTSの種類|Academic と General Training の違い

IELTSの種類|Academic と General Training の違い

IELTSの種類は、受験の目的で選びます。提出先が指定する種類と違う試験を受けると、スコアを使えない場合があるためです。

ここでは、IELTSの4つの種類と、それぞれの用途を表で比較します。

種類

主な用途

試験の内容

Academic

英語圏の大学・大学院への進学、専門職の登録

4技能。リーディングとライティングは学術的な素材

General Training

移住(豪州・カナダ・NZ・英国)、就労、職業訓練

4技能。リーディングとライティングは日常・職場の素材

IELTS for UKVI

英国のビザ(Skilled Worker・Student など)

Academic または General Training と同じ形式

IELTS Life Skills

英国の一部のビザ(A1・B1)

スピーキングとリスニングのみ

※2026年11月時点・IELTS公式サイトより。

Academic と General Training を選ぶ

大学・大学院への出願なら Academic、移住や就労なら General Training を選ぶのが基本です。リスニングとスピーキングは共通で、リーディングとライティングの素材だけが異なります。

たとえば、Academic のライティングの Task1 は図表を説明する問題です。ただし、提出先によって指定が異なるため、募集要項の記載を最優先で確認してください。

UKVI と Life Skills を確認する

IELTS for UKVI は、英国のビザ申請に使う試験です。日本では日本英語検定協会が実施し、受験料は34,430円(税込)です。

IELTS Life Skills は、スピーキングとリスニングだけの試験で、受験料は25,300円(税込)です。JSAF の会場では、UKVI と Life Skills を実施していません。

IELTSの試験内容と時間|4技能の問題数

IELTSの試験内容と時間|4技能の問題数

IELTSの試験は、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能で構成されます。リスニングから3技能を続けて受け、スピーキングは試験官と対面で受けます。

ここでは、4技能の時間・問題数・内容を紹介します。

技能

時間

問題数

内容

リスニング

約30分

4パート・40問

会話と講義を聞く。音声は1回のみ

リーディング

60分

3セクション・40問

Academic は本文合計2,150〜2,750語

ライティング

60分

2タスク

Task1 は150語以上、Task2 は250語以上

スピーキング

11〜14分

3パート

試験官との対面式。録音される

※2026年11月時点・IELTS公式サイトより。

ライティングの配点を確認する

ライティングは、Task2 の配点が Task1 の2倍です。Task1 は20分、Task2 は40分を目安に時間を配分します。

たとえば、Task1 に時間をかけすぎると、配点の大きい Task2 で語数が足りなくなります。Task2 から書き始めるのも1つの方法です。

スピーキングの流れを確認する

スピーキングは、Part1 の質疑(4〜5分)、Part2 のスピーチ(準備1分+最大2分)、Part3 の議論(4〜5分)の3パートです。

日本英語検定協会の会場では、スピーキングを3技能の前か後に受けるかを、申し込み時に3つのパターンから選びます。選んだ後は変更できません。

コンピューター版の注意点を確認する

日本のIELTSは、2026年のペーパー版の終了で、コンピューター版だけになりました。日本英語検定協会は東京・大阪が2026年8月、そのほかの会場が6月の実施分を最後に終了しています。

コンピューター版では、ライティングをキーボードで入力します。タイピングに慣れていない方は、英文を打つ練習もしておきましょう。

IELTSのスコアの仕組みとCEFRの目安

IELTSのスコアの仕組みとCEFRの目安

IELTSのスコアは、0〜9のバンドで0.5刻みに表示されます。4技能のそれぞれにバンドが付き、平均からOverall(総合)が決まります。

ここでは、Overall の計算方法と、CEFRとの対応を紹介します。

Overall の計算方法を確認する

Overall は、4技能の平均を最も近い0.5に丸めた値です。平均の端数が0.25なら次の0.5へ、0.75なら次の整数へ切り上げます。

たとえば、4技能の平均が6.25なら Overall は6.5、6.125なら6.0です。

4技能のバンド

平均

Overall

6.5・6.5・5.5・6.5

6.25

6.5

6.5・6.0・5.5・6.5

6.125

6.0

7.0・7.0・6.5・6.5

6.75

7.0

※IELTS公式サイトの丸めのルールをもとに、英語の窓口編集部が作成した例です。

CEFRとの対応を確認する

IELTSのバンドとCEFRの対応は、文部科学省の対照表では以下のとおりです。

CEFR

IELTS

英検(合格の級の目安)

C2

8.5〜9.0

―

C1

7.0〜8.0

1級

B2

5.5〜6.5

準1級

B1

4.0〜5.0

2級

※文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(平成30年3月)より。IELTS公式は、C1の下限を6.5と7.0の間としています。

バンドごとの英語力のレベルと難易度は、以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
IELTSの難易度は?バンド別レベルの目安とTOEFL・英検との比較

IELTSの受験料と申し込み方法

IELTSの受験料と申し込み方法

IELTSの受験料は、コンピューター版で29,700円(税込)です。日本では日本英語検定協会と JSAF の2つの窓口があり、締切やキャンセルの条件が異なります。

ここでは、窓口ごとの受験料と、申し込みの流れを紹介します。

項目

日本英語検定協会

JSAF-IELTS

コンピューター版

29,700円(2026年9月1日申込分から)

29,700円(2026年11月1日申込分から)

One Skill Retake

19,250円

19,250円(2026年11月1日申込分から)

UKVI・Life Skills

実施(34,430円・25,300円)

実施なし

締切

試験日の3日前9:00

試験日の3日前23:59

支払い

申し込みと同時

クレジットカードのみ

※2026年11月時点・日本英語検定協会、JSAF-IELTS公式サイトより。料金はすべて税込です。

申し込みの流れを確認する

IELTSの申し込みの流れは、以下のとおりです。

  1. 提出先の条件を確認する:種類(Academic/General Training)と必要なバンド
  2. 窓口と会場を選ぶ:日本英語検定協会か JSAF の会場から選ぶ
  3. オンラインで申し込む:パスポートの情報を入力し、受験料を支払う
  4. 試験を受ける:パスポートを持参し、3技能とスピーキングを受ける
  5. 結果を確認する:試験日から1〜5日後にオンラインで確認する

本人確認には、パスポートを使います。試験日時点で11歳未満は受験できず、16歳未満は保護者が申し込みます。

変更・キャンセルの条件を確認する

日本英語検定協会のコンピューター版は、試験日の15日前までの変更が無料です。キャンセルは15日前までなら25%の手数料で返金され、14日前以降は返金されません(2026年9月1日以降の申込分)。

予定が変わる可能性がある方は、申し込み前にキャンセルの期限を確認しましょう。

One Skill Retake を使う

One Skill Retake は、4技能のうち1技能だけを受け直せる制度です。初回の試験日から60日以内に受験し、受験料は19,250円(税込)です。

ただし、提出先によっては One Skill Retake のスコアを認めない場合があります。利用する前に、提出先の条件を確認してください。

IELTSの会場と結果が出るまでの日数

IELTSの会場と結果が出るまでの日数

IELTSの会場は、東京・大阪・名古屋などの主要都市にあります。窓口によって会場が異なるため、通いやすい会場の窓口から申し込みます。

ここでは、窓口ごとの会場と、結果・成績証明書の扱いを紹介します。

窓口

会場

日本英語検定協会

東京(東京駅前・麹町)、横浜、大阪、福岡、広島、仙台

バークレーハウス(日本英語検定協会のサブセンター)

東京(市ヶ谷)、名古屋

JSAF-IELTS

東京(高田馬場・東新宿)、大阪(東梅田)、京都

※2026年11月時点・各窓口の公式サイトより。

結果は、試験日から1〜5日後にオンラインで確認できます。日本英語検定協会では、成績証明書(TRF)は試験日から2年間有効です。

結果に納得できない場合は、再採点を申し込めます。日本英語検定協会の再採点は15,000円(税込)で、試験日から6週間以内に申し込みます。

IELTSとTOEFL・TOEIC・英検の違い

IELTSとTOEFL・TOEIC・英検の違い

IELTSとTOEFL・TOEIC・英検は、目的とスコアの形式が異なります。進学先や企業がどの試験を認めているかで、受ける試験を選びます。

ここでは、4つの試験を目的・技能・スコア・受験料で比較します。

試験

主な目的

技能

スコア

受験料(税込)

IELTS

英国・豪州などへの進学、移住

4技能

バンド0〜9

29,700円

TOEFL iBT

北米を中心とした大学への進学

4技能

1〜6(2026年1月から)

US$195

TOEIC L&R

国内企業の採用・昇進

聞く・読む

10〜990点

7,810円

英検

国内の進学・資格

4技能

級の合否とCSEスコア

級により異なる

※2026年11月時点・各試験の公式サイトより。

IELTSは、英国・豪州・NZなどの大学や移住で広く使われます。北米の大学ではTOEFLを求める例が多いため、出願先が両方を認めているなら、形式が自分に合うほうを選びましょう。

TOEFLの種類と試験内容は、TOEFLとはで解説しています。

IELTSの勉強の始め方

IELTSの勉強の始め方

IELTSの勉強は、目標のバンドと試験日を決めてから始めるのが効率的です。不足している技能によって、時間をかける順番が変わるためです。

ここでは、IELTSの勉強を始める手順を紹介します。

  1. 目標のバンドを確認する:提出先が求める Overall と各技能の最低バンド
  2. 公式の問題で実力を測る:4技能のどれが不足しているかを確認する
  3. ライティングとスピーキングを練習する:添削や対面の練習で弱点を直す
  4. 本番形式で時間配分を練習する:コンピューター版の画面で解く

技能別の具体的な勉強法は、以下の記事で解説しています。

あわせて読みたい
IELTSの勉強法|4技能別の対策と目標バンド別の進め方

ライティングとスピーキングは、独学では採点や添削を受けにくい技能です。短期間でバンドを上げたい方は、IELTS対策のスクールやコーチングを比べると効率的です。

あわせて読みたい
IELTS・TOEFLスクール・コーチングおすすめ13選

まとめ|IELTSは種類と窓口を確認してから申し込む

IELTSの要点は、以下のとおりです。

  • IELTSは、進学・移住・就労で使う4技能の試験で、バンド0〜9で評価される
  • 大学進学は Academic、移住・就労は General Training を選ぶ
  • 日本はコンピューター版のみで、受験料は29,700円(税込)
  • 窓口によって会場・締切・キャンセルの条件が異なる

まずは提出先が求める種類とバンドを確認し、通いやすい会場の窓口から申し込みましょう。

よくある質問

IELTSとは何ですか?

IELTSは、British Council・IDP IELTS・Cambridge University Press & Assessment が共同で所有する英語の4技能の試験です。海外の大学への進学や移住・就労で使われ、0〜9のバンドで評価されます。

IELTSの受験料はいくらですか?

日本のコンピューター版は29,700円(税込)です。日本英語検定協会は2026年9月1日、JSAF は2026年11月1日の申込分からこの金額です。UKVI は34,430円です。

IELTSのスコアの有効期限は何年ですか?

IELTS公式は、受験から2年間を有効とみなすことを推奨しています。実際の扱いは提出先が決めるため、出願先の募集要項で確認してください。

IELTSのペーパー版は受けられますか?

日本ではペーパー版が2026年に終了し、現在はコンピューター版だけです。日本英語検定協会は東京・大阪が2026年8月、JSAF は8月29日の実施分が最後でした。

IELTSとTOEFLはどちらを受けるべきですか?

出願先が認める試験を選びます。英国・豪州・NZではIELTS、北米ではTOEFLを求める例が多くあります。両方を認めている場合は、形式が自分に合うほうを選びましょう。

出典・参考

  1. About IELTS(IELTS) 2026年11月7日参照
  2. IELTS test types(IELTS) 2026年11月7日参照
  3. Academic test format in detail(IELTS) 2026年11月7日参照
  4. IELTS scoring in detail(IELTS) 2026年11月7日参照
  5. IELTS and the CEFR(IELTS) 2026年11月7日参照
  6. IELTS(日本英語検定協会)(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年11月7日参照
  7. IELTS 受験料・試験内容(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年11月7日参照
  8. IELTS 結果・One Skill Retake(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年11月7日参照
  9. ペーパー版IELTSの終了について(公益財団法人 日本英語検定協会) 2026年11月7日参照
  10. JSAF-IELTS 申し込み(株式会社日本スタディ・アブロード・ファンデーション) 2026年11月7日参照
  11. 各資格・検定試験とCEFRとの対照表(文部科学省) 2026年11月7日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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