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TOEFLの点数の目安とレベル|大学別の要件と換算表【2026年】

公開日:2026年10月30日2026年10月時点の情報

TOEFLの点数の目安とレベル|大学別の要件と換算表【2026年】

TOEFLの点数の目安とレベルを、2026年1月からの新スコア1〜6と旧0〜120・CEFRの早見表で解説。セクション別の換算表、海外大学の要件の例、TOEFL ITPの点数、IELTS・TOEICとの換算までETS公式情報でまとめました。

まとめ記事IELTS・TOEFLスクール・コーチングおすすめ13選【2026年】
結論

TOEFL iBTの点数は2026年1月21日から1〜6(0.5刻み)で表示され、4は旧72〜85点、4.5は旧86〜94点、5は旧95〜106点に当たります。必要な点数は出願先ごとに決まり、ETSは旧要件の80点・90点・100点を4・4.5・5に置き換えることを推奨しています。

この記事でわかること

  • TOEFL iBTの点数は2026年1月21日から1〜6の0.5刻みになり、CEFRでは4〜4.5がB2、5〜5.5がC1に当たります。

  • 大学の要件は学校ごとに異なり、旧90点の要件でも1〜6では4.5の学校と5の学校があるため、出願先の公式サイトで確認が必要です。

  • TOEFL ITPはLevel 1が310〜677点で公式のTOEFLスコアとして認められず、IELTSとはETSの公式換算表、TOEICとはCEFRの対照表で比べます。

要点データ

TOEFL iBTのスコア1〜6(0.5刻み)2026年1月21日から。2年間は0〜120の参考値も併記
旧スコアとの対応4=72〜85、4.5=86〜94、5=95〜106ETSの換算表より
ETSが示す要件の置き換え旧80点→4、旧90点→4.5、旧100点→5教育機関向けの推奨
TOEFL ITPの点数Level 1:310〜677Level 2は200〜500
スコアの有効期限2年間テスト日から(TOEFL iBT・TOEFL ITPとも)

TOEFLの点数は、受けるテスト(TOEFL iBTかTOEFL ITPか)と受験日によって、表示のされ方が異なります。留学の出願に使うTOEFL iBTは、2026年1月21日から1〜6の新しいスコアに変わり、0〜120のスコアは2年間だけ参考値として併記されます。

新旧のスコアの対応とCEFRのレベルを把握すると、自分の点数が出願先の要件にどれだけ近いかを迷わず判断できます。出願先の要件が0〜120のままでも、1〜6のままでも、同じ物差しで比べられるようになります。

本記事では、TOEFL iBTの点数の目安とレベル・セクション別の換算表・大学の要件の例・TOEFL ITPの点数をまとめています。さらに、IELTS・TOEICとの換算表と、スコアの確認方法も紹介します。

※スコアの仕組み・換算表・CEFRとの対応は、2026年10月時点のETS公式サイトとETS Japan(TOEFLテスト日本事務局)公式サイト、大学の要件は各大学の公式サイトで確認した情報です。

TOEFLの点数の目安|新スコア1〜6と0〜120・CEFRの早見表

TOEFL iBTのスコアとCEFRの対応

TOEFL iBTの点数の目安は、1〜6のスコアとCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のレベルで読むと分かりやすくなります。ETSは2026年1月の改訂で、1〜6のスコアをCEFRのレベルにそろえて設計したためです。

ここでは、1〜6のスコアと0〜120の換算・CEFRの早見表を示し、「何点あればよいか」の考え方と、レベルごとの位置づけを3つの視点で解説します。

TOEFL iBTの点数の早見表

TOEFL iBTの総合スコアは、1〜6のスコア1つが0〜120の点数の一定の幅に対応します。たとえば、総合スコア5は0〜120で95〜106点、4.5は86〜94点に当たります。

1〜6のスコアと0〜120の点数、CEFRの対応を、以下の表にまとめます。

総合スコア(1〜6)

0〜120に換算した点数

CEFR

ETSが示す「よくある要件」との対応

6

114〜120

C2

-

5.5

107〜113

C1

-

5

95〜106

C1

旧要件100点

4.5

86〜94

B2

旧要件90点

4

72〜85

B2

旧要件80点

3.5

58〜71

B1

旧要件70点

3

44〜57

B1

-

2.5

34〜43

A2

-

2

24〜33

A2

-

1.5

12〜23

A1

-

1

0〜11

A1

-

※2026年10月時点・ETS「Understanding Your Scores」「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」、ETS Japan「スコアについて」より。0〜120の点数は、ETSが示す各スコアの下限(114以上・107以上など)から編集部が範囲の形にしたものです

表のとおり、0〜120で80点・90点・100点を求めていた出願先の多くは、1〜6では4・4.5・5に置き換わります。自分の点数を確認する際は、総合スコアだけでなく、同じ表でセクションごとのスコアも見てください。

TOEFLに合格点はなく、出願先の要件が目安になる

TOEFLには合格・不合格の基準がなく、必要な点数は出願先の大学・大学院がそれぞれ決めています。ETSは公式サイトで、合格点を設けていないことと、要件は各機関に直接確認するよう案内しています。

ETSは「よいスコア」を、出願先の英語の要件を満たすスコアとしています。たとえば、要件が総合4.5の大学に出願するなら、4.5以上が目安です。

ただし、総合スコアに加えて、ライティングやスピーキングなどのセクションごとに最低点を設けている出願先もあります。総合スコアだけで判断せず、セクションの要件も確認しましょう。

CEFRで見るレベルの位置づけ

CEFRで見ると、TOEFL iBTの4〜4.5はB2、5〜5.5はC1、6はC2に当たります。CEFRは、外国語の熟達度をA1〜C2の6段階で示す国際的な枠組みです。6段階は、基礎段階(A1・A2)・自立した段階(B1・B2)・熟達した段階(C1・C2)の3つに分けられます。

CEFRの3つの段階とTOEFL iBTのスコアの対応は、以下のとおりです。

  • 基礎段階(A1・A2):TOEFL iBT 1〜2.5
  • 自立した段階(B1・B2):TOEFL iBT 3〜4.5
  • 熟達した段階(C1・C2):TOEFL iBT 5〜6

ETSは、1〜6のスコアはどのセクションでも同じCEFRのレベルに対応すると説明しています。たとえば、リーディングの5もスピーキングの5も、そのセクションでC1を示します。

2026年1月からのTOEFL iBTのスコアの仕組み

総合スコアの出し方の流れ

TOEFL iBTのスコアは、2026年1月21日の改訂で、セクションの合計点から「平均を0.5刻みに丸めた値」に変わりました。改訂の前後で総合スコアの出し方が異なるため、旧スコアの感覚のまま点数を見ると、出願先の要件との差を読み違えます。

ここでは、総合スコアの出し方・0〜120の参考値・スコアレポートに載る項目の3つを解説します。試験の形式や問題数は、TOEFLの勉強法で解説しています。

総合スコアは4セクションの平均を0.5刻みに丸めた値

改訂後のTOEFL iBTでは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つのセクションと総合のすべてが、1〜6の0.5刻みで表示されます。総合スコアは、4セクションの平均を最も近い0.5刻みに丸めた値です。

ETSが示している丸め方の例は、以下のとおりです。

  • 4セクションの平均が5.25の場合:総合スコアは5.5
  • 4セクションの平均が5.125の場合:総合スコアは5

改訂前の0〜120では、総合スコアは4セクションの合計点でした。平均で決まる改訂後の方式では、1つのセクションだけ低いと総合スコアが0.5下がる場面があるため、セクションの点数のばらつきも確認しましょう。

0〜120の参考値は2年間だけ併記される

ETSは、2026年1月から2年間の移行期間、スコアレポートに0〜120の参考値も載せるとしています。参考値は、1〜6のスコアに対応する0〜120の点数の幅の中央の値です。

たとえば、ETSは総合スコア4.5に対して、0〜120の参考値として90が併記される例を示しています。出願先の要件が0〜120のままでも、受験者が自分で換算する必要はありません。

ただし、参考値の併記は移行期間に限った措置です。出願先が1〜6の要件に切り替えている場合は、1〜6のスコアで要件を満たしているかを確認してください。

スコアレポートに載る3つの項目

移行期間のスコアレポートには、CEFRのレベル・1〜6のスコア・0〜120の参考値の3つが載ります。ETSは、出願先がどちらの形式で要件を示していても読めるように、3つを併記するとしています。

スコアレポートに載る項目は、以下のとおりです。

項目

内容

CEFRのレベル

A1〜C2のどのレベルに当たるか

1〜6のスコア

4セクションのスコアと総合スコア(0.5刻み)

0〜120の参考値

総合スコアに対応する点数の幅の中央の値(2年間の移行期間のみ)

MyBestスコア

過去2年間の受験で、セクションごとの最高点を組み合わせたスコア

※2026年10月時点・ETS「Understanding Your Scores」「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」、ETS Japan「スコアについて」より

1〜6のスコアで受験した回のスコアレポートでは、MyBestスコアの欄で過去の0〜120のスコアも1〜6に換算して表示されます。MyBestスコアを認めるかどうかは出願先ごとに異なるため、出願前に確認しましょう。

セクション別のTOEFLの点数の目安|旧0〜30との換算表

新スコアと旧0〜30の換算の例

TOEFL iBTのセクションごとの点数は、1〜6のスコアと旧0〜30のスコアの換算表で確認できます。改訂前は各セクションが0〜30点で、セクションごとの最低点を0〜30で示している出願先が残っているためです。

ここでは、ETSが公表しているセクション別の換算表と、換算表から分かる2つの注意点を紹介します。

セクション別の換算表

セクションごとの1〜6のスコアは、旧0〜30のスコアの一定の幅に対応します。たとえば、リーディングの4.5は旧スコアの22〜23点、ライティングの4.5は21〜23点に当たります。

1〜6のスコアと、セクションごとの旧0〜30のスコアの対応を、以下の表にまとめます。

スコア(1〜6)

リーディング(0〜30)

リスニング(0〜30)

ライティング(0〜30)

スピーキング(0〜30)

6

29〜30

28〜30

29〜30

28〜30

5.5

27〜28

26〜27

27〜28

27

5

24〜26

22〜25

24〜26

25〜26

4.5

22〜23

20〜21

21〜23

23〜24

4

18〜21

17〜19

17〜20

20〜22

3.5

12〜17

13〜16

15〜16

18〜19

3

6〜11

9〜12

13〜14

16〜17

2.5

4〜5

6〜8

11〜12

13〜15

2

3

4〜5

7〜10

10〜12

1.5

2

2〜3

3〜6

5〜9

1

0〜1

0〜1

0〜2

0〜4

※2026年10月時点・ETS「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」、ETS Japan「スコアについて」より

出願先が「各セクション22点以上」のように旧0〜30で要件を示している場合は、表の該当する列で1〜6のスコアを探してください。

同じスコアでもセクションによって旧スコアの幅が違う

1〜6の同じスコアでも、対応する旧0〜30の点数はセクションによって異なります。1〜6のスコアは、セクションをまたいで同じCEFRのレベルを示すように作られているためです。

たとえば、スコア3は、リーディングでは旧6〜11点ですが、スピーキングでは旧16〜17点に当たります。旧スコアのスピーキング16点とリーディング11点は、1〜6ではどちらも3です。

ただし、表は改訂前の受験データをもとにした換算で、個人の点数を正確に予測するものではありません。ETSも、換算表は目安として使うよう案内しています。

旧スコアの合計と新スコアの総合は一致しないことがある

旧0〜120の合計点と、1〜6の総合スコアは、セクションの組み合わせによって一致しないことがあります。旧スコアは4セクションの合計、新スコアは4セクションの平均で総合スコアを出すためです。

ETSは、0〜120の同じ合計点でも、セクションごとの点数の組み合わせはさまざまだと注記しています。たとえば、合計90点でも、スピーキングだけ低い方とリーディングだけ低い方では、セクションごとの1〜6のスコアが異なります。

出願先がセクションごとの最低点を設けている場合は、総合スコアの換算だけで判断しないでください。

大学・留学先別のTOEFLの点数の目安

出願先の要件で確かめる項目

大学・留学先が求めるTOEFLの点数は、学校・学部・入学年度ごとに異なります。ETSは要件を設けておらず、同じ旧80点の要件でも、1〜6への置き換え方は学校によって違うためです。

ここでは、ETSが示す要件の置き換えの目安と、2026年10月時点の海外大学の要件の例、要件を確認する際のチェックポイントを紹介します。

ETSが示す「よくある要件」と新スコアの対応

ETSは、0〜120で多く使われてきた要件と、1〜6で設定する際の推奨スコアの対応を公表しています。出願先の要件が0〜120のままの場合も、1〜6でどのくらいが目安になるかを確認できます。

ETSが示している対応は、以下のとおりです。

0〜120での要件

1〜6で推奨される要件

CEFR

100点

5

C1

90点

4.5

B2

80点

4

B2

70点

3.5

B1

※2026年10月時点・ETS「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」より。教育機関向けに、要件を設定する際の推奨として示されたものです

ETSは、総合スコアと同じ水準の要件をセクションごとにも設けることを教育機関に勧めています。目標を決める際は、総合スコアだけでなくセクションごとの点数も意識しましょう。

海外大学の要件の例(2026年10月時点)

海外大学の要件は、同じ総合4.5でも、セクションごとの最低点や受け付けるスコアの種類が異なります。英語の窓口編集部が各大学の公式サイトで確認した4つの例を、以下の表にまとめます。

大学・課程

1〜6での要件

0〜120での要件(2026年1月20日以前の受験)

主な条件

トロント大学(カナダ)学部

総合4.5(ライティング4.5・スピーキング4.0)

総合89(スピーキング・ライティング各22)

1回の受験で満たすこと。MyBestスコア・TOEFL ITPは不可

ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)学部

総合4.5(リーディング4.5・リスニング5・ライティング4.5・スピーキング4)

総合90(リーディング22・リスニング22・ライティング21・スピーキング21)

セクションごとの最低点あり

トロント大学(カナダ)大学院

総合4.5(ライティング4.5・スピーキング4.0)

総合93(ライティング・スピーキング各22)

研究科によって高い要件あり。MyBestスコア・TOEFL ITPは不可

カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)大学院

総合5(スピーキング・ライティング各4.5)

総合90(2025年6月1日〜2026年1月20日の受験)

2027年秋入学の要件。学科によって高い要件あり。MyBestスコア・TOEFL ITPは不可

※2026年10月13日時点・各大学の公式サイトより。要件は年度ごとに変わるため、出願前に各校の公式サイトで最新の要件を確認してください

表のとおり、0〜120で90点の要件でも、1〜6では4.5の学校と5の学校があります。出願先の公式サイトに1〜6の要件が載っている場合は、ETSの換算表より出願先の数字を優先しましょう。

要件を確認する際のチェックポイント

出願先の要件は、総合スコアの数字だけでなく、受け付けるスコアの条件まで確認する必要があります。条件を満たさないスコアは、総合スコアが要件を上回っていても受け付けられないことがあるためです。

要件を確認する際のチェックポイントは、以下のとおりです。

  • 総合スコアと、セクションごとの最低点
  • 1〜6と0〜120のどちらで要件を示しているか
  • MyBestスコアを受け付けるか
  • 受け付ける受験日の範囲(スコアの有効期限は2年間)
  • TOEFL ITPなど、TOEFL iBT以外を受け付けるか

要件の数字が分かったら、早見表とセクション別の換算表で、今の点数との差をセクションごとに確認しましょう。

TOEFL ITPの点数の目安とレベル

TOEFL ITPのLevel 1とLevel 2の点数

TOEFL ITPの点数は、Level 1が310〜677、Level 2が200〜500の範囲で表示されます。TOEFL ITPは大学・高校・企業などの団体が実施する団体向けのテストで、TOEFL iBTとは点数の範囲も使い道も異なります。

ここでは、TOEFL ITPの点数の範囲・CEFRとの対照・TOEFL iBTとの関係の3つを解説します。

TOEFL ITPの点数の範囲

TOEFL ITPは、Level 1(中級〜上級)とLevel 2(初級〜中級)の2つのレベルがあり、セクションごとの点数の範囲も異なります。ETS Japanは、Level 1をCEFRのA2〜C1、Level 2をA2〜B1を測るテストとしています。

Level 1とLevel 2の点数の範囲を、以下の表で比較します。

セクション

Level 1の点数

Level 2の点数

Listening Comprehension(リスニング)

31〜68

20〜50

Structure and Written Expression(文法)

31〜68

20〜50

Reading Comprehension(リーディング)※Level 2はReading and Vocabulary

31〜67

20〜50

合計

310〜677

200〜500

※2026年10月時点・ETS Japan「TOEFL ITP テスト構成」より。デジタル版の追加オプションのSpeakingセクションは31〜68です

Level 1とLevel 2のどちらを受けるかは、実施する団体が決めます。大学や会社で受験する際は、学内・社内の案内で受けるレベルを確認してください。

TOEFL ITPのCEFR対照表

TOEFL ITPの点数は、ETSが公表しているCEFRとの対照表で、レベルの目安を確認できます。たとえば、Level 1でB2の目安は合計543点以上、C1の目安は620点以上です。

Level 1のCEFRごとの最低点を、以下の表にまとめます。

CEFR

合計

リスニング

文法

リーディング

C1

620

62

64

60

B2

543

55

53

55

B1

433

46

43

41

A2

343

38

32

33

※2026年10月時点・ETS Japan「TOEFL ITPスコア」より。Level 2はB1が433、A2が343。デジタル版のSpeakingはC1が64、B2が58、B1が48、A2が41です

交換留学の学内選考で求められる点数は、大学や派遣先によって異なります。学内選考の要項で、必要な点数と受験の締め切りを確認しましょう。

TOEFL ITPはTOEFL iBTの代わりにならない

TOEFL ITPのスコアは、TOEFL iBTのスコアの代わりにはなりません。ETS Japanは、TOEFL ITPのスコアは公式のTOEFLスコアとして認められないとしています。

たとえば、海外大学の要件の例で紹介したトロント大学とカリフォルニア大学バークレー校の大学院は、公式サイトでTOEFL ITPを受け付けないと明記しています。交換留学の学内選考はTOEFL ITPで受け、派遣先への出願ではTOEFL iBTが必要になるケースもあります。

なお、ETSとETS Japanの公式サイトでは、TOEFL ITPとTOEFL iBTの点数を直接換算する表は確認できませんでした。2つのテストの点数を比べる際は、CEFRのレベルで比べてください。

TOEFLとIELTS・TOEICの点数の換算表

CEFRを介した英語試験の比べ方

TOEFLの点数をIELTS・TOEICと比べる際は、公式の対照表があるものを使います。民間の換算表は作成の根拠が分からないものもあり、出願の判断に使うと要件を読み違えるおそれがあるためです。

ここでは、ETSが公表しているIELTSとの換算表と、CEFRを使ったTOEICとの比べ方、換算表を使う際の注意点を紹介します。

TOEFL iBTとIELTSの換算表(ETS公式)

ETSは、改訂後のTOEFL iBTの1〜6のスコアとIELTSのバンドスコアの換算表を公表しています。たとえば、IELTS 6.5はTOEFL iBTの総合4.5、IELTS 7.0は総合5に当たります。

IELTSのバンドスコアとTOEFL iBTの総合スコアの対応を、以下の表にまとめます。

IELTS(バンドスコア)

TOEFL iBT総合(1〜6)

8.0〜9.0

6

7.5

5.5

7.0

5

6.5

4.5

6.0

4

5.5

3.5

5.0

2.5

4.5

2

4.0

1.5

※2026年10月時点・ETS「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」より。ETSの表にはセクションごとの対応もあります。総合スコアは、誤って上のレベルと判定しないよう、セクションの平均を0.5刻みで切り上げた値です

出願先がTOEFL iBTとIELTSの両方を認めている場合は、表で2つの要件の水準をそろえて比べられます。IELTSの対策を検討する方は、IELTSの勉強法もあわせて確認してください。

TOEICとはCEFRを介して比べる

TOEFLとTOEIC(TOEIC L&R)は、どちらもETSが作成するテストですが、点数を直接換算する公式の表は確認できませんでした。2つのテストの点数を比べる際は、両方が公表しているCEFRとの対照表を使います。

CEFRのレベルごとに、TOEFL iBT・TOEFL ITP(Level 1)・TOEIC L&Rの目安を以下の表にまとめます。

CEFR

TOEFL iBT(1〜6)

TOEFL ITP Level 1

TOEIC L&R(各セクションの最低点)

C2

6

-

-

C1

5〜5.5

620以上

リスニング490・リーディング455

B2

4〜4.5

543以上

リスニング400・リーディング385

B1

3〜3.5

433以上

リスニング275・リーディング275

A2

2〜2.5

343以上

リスニング110・リーディング115

A1

1〜1.5

-

リスニング60・リーディング60

※2026年10月時点・ETS「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6」、ETS Japan「TOEFL ITPスコア」、IIBC「TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表」より。「-」は公式の対照表に設定がないレベルです

たとえば、TOEIC L&Rでリスニング400点・リーディング385点以上の方は、CEFRではTOEFL iBTの4〜4.5と同じB2に当たります。ただし、TOEICはビジネス・日常の英語を2技能で測るテストのため、同じCEFRでもTOEFL iBTのライティング・スピーキングで同じレベルが取れるとは限りません。

換算表を使う際の注意点

換算表は、異なるテストの水準をそろえて比べるための目安で、別のテストを受けたときの点数を予測するものではありません。ETSも、換算表は一般的な目安であり、個人が2つのテストで取る点数を正確に予測できないとしています。

換算表を使う際の注意点は、以下のとおりです。

  • 出願先が公表している要件を優先する
  • テストが測る場面と技能の違いを考える(TOEFLは大学の授業、TOEICはビジネス・日常)
  • 根拠が示されていない換算表は使わない

出願の判断には、出願先の要件と、実際に受けたテストのスコアを使いましょう。

TOEFLの点数の確認方法と平均点の調べ方

スコアが分かる時期と有効期限

TOEFL iBTの点数は、受験から3日以内にETSアカウントで確認できます。出願の締め切りが近い場合は、スコアが確認できる日と出願先に届く日を逆算して受験日を決める必要があります。

ここでは、スコアが分かる時期と送付の方法、スコアの有効期限、平均点の調べ方を解説します。

スコアが分かる時期と送付の方法

TOEFL iBTの正式なスコアは、受験から3日以内にETSアカウントで確認できます。試験の終了時には、リーディングとリスニングの非公式のスコアが画面に表示されます。

スコアの確認と送付の流れは、以下のとおりです。

項目

時期・内容

試験の終了時

リーディング・リスニングの非公式スコアを表示。スコアを送るか取り消すかを選ぶ

受験から3日以内

ETSアカウントで正式なスコアを確認できる

正式なスコアの1日後

PDFのスコアレポートをダウンロードできる

受験から11〜15日後

紙のスコアレポートを希望した場合に郵送(郵便事情で前後する)

受験日の午後10時まで

スコアの送付先を最大4か所まで無料で指定できる(以降は1か所US$25)

※2026年10月時点・ETS「Understanding Your Scores」、ETS Japan「スコアについて」より

スピーキングとライティングは、受験から30日以内であれば有料でスコアの再採点を申し込めます。ただし、すでに出願先へスコアを送付している場合は申し込めないため、送付先は受験日までに決めておきましょう。

スコアの有効期限は2年間

TOEFL iBTのスコアの有効期限は、テスト日から2年間です。ETSは、2年を過ぎたスコアは出願先に送付しないとしています。

たとえば、2026年10月に受験したスコアは、2028年10月まで出願に使えます。ただし、カリフォルニア大学バークレー校の大学院のように、受け付ける受験日の範囲を独自に決めている出願先もあります。

なお、TOEFL ITPのスコアの有効期限もテスト日から2年間です。TOEFL ITPのスコアは受験者個人ではなく、実施した団体に送られます。

平均点はETSのデータサマリーで確認する

TOEFLの平均点は、ETSが毎年公表している「Test and Score Data Summary」で確認できます。データサマリーには、母語別・出身国別の平均点が載っています。

平均点を確認する際のポイントは、以下のとおりです。

  • TOEFL iBTの最新版は2024年の受験データで、改訂前の0〜120のスコアで集計されている
  • TOEFL ITPの最新版は2025年版で、ETS Japanの「TOEFL ITPスコア」のページから確認できる
  • ETSは、平均点で国別のランキングを作ることをデータの誤った使い方としている

ETSは、データサマリーの平均点を、受験者個人が同じ母語・同じ出身国の受験者と比べるために使うよう案内しています。英語の窓口では平均点の数字は転載していないため、TOEFL iBT Test and Score Data Summary 2024(ETS)で確認してください。

目標の点数に届かないときの進め方

目標に届かないときの見直しの流れ

目標の点数に届かないときは、総合スコアではなく、セクションごとの点数と要件の差から対策を決めます。改訂後の総合スコアは4セクションの平均で決まり、出願先によってはセクションごとの最低点もあるためです。

ここでは、点数と要件の差の見方と、勉強の進め方、独学で詰まりやすい場面の対処法を紹介します。

セクションごとの差を確認する

最初に、出願先の要件と自分のスコアを、セクションごとに並べて差を確認します。総合スコアが要件に届いていても、セクションの最低点を1つでも下回ると要件を満たせないためです。

たとえば、要件が総合4.5(ライティング4.5・スピーキング4.0)の出願先を考えます。自分のスコアがリーディング5・リスニング5・ライティング4・スピーキング4の場合の差は、以下のとおりです(英語の窓口編集部が作成した例)。

項目

要件

自分のスコア

差

総合

4.5

4.5(平均4.5)

満たしている

ライティング

4.5

4

0.5足りない

スピーキング

4.0

4

満たしている

総合スコアが要件に届いていても、ライティングが0.5足りないため出願の要件は満たせません。差があるセクションから、練習の時間を多く配分しましょう。

勉強法と受験の計画を見直す

点数の差が分かったら、差が大きいセクションの練習を増やし、受験日と出願の締め切りから逆算して計画を立てます。スコアの確認には受験から3日かかり、出願先によっては受け付ける受験日の範囲も決まっているためです。

計画を見直す際の確認ポイントは、以下のとおりです。

  • 出願の締め切りまでに2回以上受験できるか
  • 差が大きいセクションに練習時間を多く配分しているか
  • 改訂後の形式に対応した教材を使っているか

セクションごとの対策や公式教材の選び方は、TOEFLの勉強法で、2026年1月改訂版の形式に合わせて解説しています。

独学で詰まりやすい場面とスクール・コーチングの検討

独学で詰まりやすいのは、ライティングとスピーキングの点数が上がらない場面です。リーディングとリスニングは答え合わせで正誤が分かりますが、ライティングとスピーキングは自分の解答のどこが減点されたかを判断しにくいためです。

詰まりやすい場面と対処法は、以下のとおりです。

詰まりやすい場面

対処法

ライティング・スピーキングの点数が上がらない

ETSが公表している採点基準(Rubrics)と自分の解答を比べる、添削を受ける

何度受けても同じ点数のまま

セクションごとの差を見直し、練習の配分を変える

出願の締め切りまでに時間がない

受験日を先に決め、残りの期間で差の大きいセクションに絞る

添削や学習計画の管理を受けたい方は、TOEFL対策のスクールやコーチングも選択肢です。英語の窓口では、IELTS・TOEFLスクール・コーチングおすすめで、TOEFLに対応するスクール・コーチングの料金と特徴を比較しています。

まとめ

  • TOEFL iBTの点数は2026年1月21日から1〜6(0.5刻み)で表示され、4.5は旧86〜94点、5は旧95〜106点に当たる
  • CEFRでは4〜4.5がB2、5〜5.5がC1で、ETSは旧要件80点・90点・100点を4・4.5・5に置き換えることを推奨している
  • 大学の要件は学校ごとに異なり、旧90点の要件でも1〜6では4.5の学校と5の学校がある
  • TOEFL ITPはLevel 1が310〜677で、公式のTOEFLスコアとして認められず、TOEFL iBTの代わりにはならない
  • IELTSとはETSの公式換算表、TOEICとはCEFRの対照表で比べる

まずは出願先の公式サイトで要件を確認し、早見表とセクション別の換算表で今の点数との差を確かめましょう。

よくある質問

TOEFL iBTの満点は何点ですか?

2026年1月21日以降に受験したTOEFL iBTの満点は、総合・各セクションとも6です。改訂前の0〜120のスコアでは120点が満点で、新スコアの6は旧114〜120点に当たります。

TOEFL 80点は新しいスコアで何点ですか?

旧0〜120の80点は、1〜6のスコアでは4(旧72〜85点)に当たります。ETSも、80点を求めていた教育機関には4を要件にすることを推奨しています。

TOEFL ITPの点数はTOEFL iBTに換算できますか?

ETSとETS Japanの公式サイトでは、TOEFL ITPとTOEFL iBTの点数を直接換算する表は確認できませんでした。2つのテストはCEFRとの対照表で比べられ、たとえばB2の目安はTOEFL ITP Level 1が543点以上、TOEFL iBTが4〜4.5です。

TOEFLの点数はIELTSに換算すると何点ですか?

ETSの公式換算表では、TOEFL iBTの総合4.5がIELTS 6.5、総合5がIELTS 7.0、総合4がIELTS 6.0に当たります。換算表は目安のため、出願先が両方の要件を公表している場合は出願先の数字を優先してください。

大学院留学にはTOEFLで何点必要ですか?

必要な点数は大学院・研究科ごとに異なります。2026年10月時点では、トロント大学の大学院が総合4.5、カリフォルニア大学バークレー校の大学院(2027年秋入学)が総合5を求めており、セクションごとの最低点も設けています。

出典・参考

  1. Understanding Your Scores(TOEFL iBT)(ETS(Educational Testing Service)) 2026年10月12日参照
  2. TOEFL iBT Score Scale 1 to 6: CEFR & IELTS Comparison(ETS(Educational Testing Service)) 2026年10月12日参照
  3. TOEFL iBT スコアについて(ETS Japan合同会社(TOEFLテスト日本事務局)) 2026年10月12日参照
  4. TOEFL ITP テスト構成(ETS Japan合同会社(TOEFLテスト日本事務局)) 2026年10月12日参照
  5. TOEFL ITPスコア(ETS Japan合同会社(TOEFLテスト日本事務局)) 2026年10月12日参照
  6. TOEFL iBT Test and Score Data Summary 2024(ETS(Educational Testing Service)) 2026年10月12日参照
  7. TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)) 2026年10月12日参照
  8. English Language Requirements(Undergraduate)(University of Toronto) 2026年10月12日参照
  9. English Language Proficiency Testing(School of Graduate Studies)(University of Toronto) 2026年10月12日参照
  10. English language competency(Undergraduate Programs and Admissions)(The University of British Columbia) 2026年10月12日参照
  11. Admission Requirements(Graduate Division)(University of California, Berkeley) 2026年10月12日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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