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カナダのワーホリとは?費用・申請の流れ・招待の確率を解説【2026年】

公開日:2026年11月4日2026年10月時点の情報

カナダのワーホリとは?費用・申請の流れ・招待の確率を解説【2026年】

カナダのワーホリは18〜30歳が対象で、無作為の招待を受けて申請します。2026年の割当枠は6,433人。費用、申請の流れ、仕事と時給、就学のルール、保険の注意点を公式情報をもとに解説します。

まとめ記事フィリピン留学おすすめ語学学校7選|費用・ビザ・治安を比較【2026年】
結論

カナダのワーホリとは、18〜30歳の日本人が最長12か月、カナダ全土で働ける制度で、公式の制度名は International Experience Canada です。申請には無作為の招待が必要で、2026年の割当枠は6,433人でした(2026年10月31日時点・IRCC)。

この記事でわかること

  • カナダのワーホリは、18〜30歳が対象で、1回の滞在は最長12か月、参加は2回までです。

  • プールから無作為に招待され、招待から10日以内に受諾し、受諾から20日以内に申請します。

  • 2026年シーズンは閉鎖され、2027年シーズンの日程と割当枠は未発表です。

要点データ

2026年の割当枠6,433人IRCC・発行された招待は8,424件
申請の費用284.75カナダドル生体認証は別に85カナダドル
必要資金2,500カナダドル最初の3か月分の費用
BC州の最低賃金時給18.25カナダドル2026年6月1日から

カナダのワーホリとは、18〜30歳の日本人が最長12か月、カナダ全土で働ける制度です。公式の制度名は International Experience Canada(IEC)で、申請には無作為の招待を受ける必要があります。

カナダのワーホリを考えるなら、**いつ招待が来るかを自分で決められない点**を前提に準備することが重要です。2026年シーズンはすでに閉鎖され、次は2027年シーズンの発表を待つ段階です。

本記事では、ビザの条件、申請の流れ、招待の仕組み、費用、仕事と時給をまとめています。さらに、就学のルール、保険の注意点、到着後の手続きも紹介します。

カナダのワーホリとは?条件を早見表で解説

カナダのワーホリとは?条件を早見表で解説

カナダのワーホリとは、IECの Working Holiday カテゴリーで就労許可を受け、旅行の費用を補いながら滞在する制度です。就労許可はオープンワークパーミットで、複数の雇用主のもとで働けます。

ここでは、主な条件を1枚の表にまとめます。

項目

内容

制度名

International Experience Canada(Working Holiday)

年齢

18〜30歳

滞在・就労の期間

1回の参加につき最長12か月

参加できる回数

2回まで

必要資金

最低2,500カナダドル(約28.2万円)

申請の費用

284.75カナダドル(約3.2万円)、生体認証が必要なら369.75カナダドル(約4.2万円)

健康保険

滞在の全期間で必須

選考の方法

プールから無作為に招待

英語の条件

要件一覧に英語試験の条件なし

同伴

扶養家族の同伴は不可

※2026年10月31日時点・カナダ移民省(IRCC)の公式情報より。円換算は三菱UFJ銀行の2026年10月30日の仲値(1カナダドル112.75円)による編集部の計算です。

年齢と回数を確認する

カナダのワーホリの年齢は、IRCCの案内で18歳以上30歳以下です。外務省の表には、原則18〜25歳で政府が認めれば30歳までと書かれています。年齢の判定時点は、公式の案内では確認できませんでした。

参加は2回までです。2025年4月1日から2回に増え、以前に参加した人も2回目を申請できます。**カナダに到着して就労許可を受け取ると1回の参加**に数え、承認後に渡航しなければ数えません。

申請時の居住の条件を確認する

カナダのワーホリは、申請時に日本の居住者であることを示す必要があります。日本の住所または郵送先の住所が求められます。

すでに海外に住んでいる人は、住所の扱いを公式の案内で確認しましょう。また、滞在の期間中に有効な日本の旅券が必要です。就労許可は、旅券の有効期限を超えて発行されません。

カナダのワーホリの申請の流れ

カナダのワーホリの申請の流れ

カナダのワーホリの申請は、プロフィールを登録し、招待を受けてから就労許可を申請する流れです。先着ではなく、プールから無作為に選ばれます。

ここでは、手順と期限を紹介します。

  1. **プロフィールを登録する**:IRCCのアカウントで質問票に答えて提出する
  2. **招待を待つ**:プールから無作為に招待(ITA)が届く
  3. **10日以内に受諾する**:期限を過ぎると再度プロフィールの提出が必要
  4. **20日以内に申請する**:受諾から20日以内に書類を提出し、費用を払う
  5. **POEレターを受け取る**:入国時に提示し、就労許可を受け取る

※IRCCの公式情報より。プロフィールは開始から60日以内に提出します。申請の期限はUTC(協定世界時)で判定されます。

必要書類を準備する

招待が届いてからの期限は短いため、**書類はプロフィールの登録と同時に準備を始めましょう**。特に警察証明書は、取得に時間がかかる場合があります。

主な必要書類は、以下のとおりです。

  • 履歴書
  • 顔写真
  • 旅券
  • 家族情報フォーム(IMM 5707)
  • 警察証明書(18歳以降に連続6か月以上住んだ国の分)
  • 個別のチェックリストで指定された書類

生体認証が必要な場合は、提出と支払いから24時間以内に指示書が届き、30日以内に本人が手続きします。日本では東京と大阪のビザ申請センターが窓口です。書類が完全な申請の審査の基準は56日です。

招待の確率を確認する

カナダのワーホリの招待は、割当枠と応募者の数で確率が変わります。2026年の日本の割当枠は6,433人で、発行された招待は8,424件でした。

招待の数が枠を超えるのは、辞退する人がいるためです。外務省の表は6,283人と記載しており、IRCCの数字と差があります。

2026年シーズンの項目

数字

割当枠

6,433人

発行された招待

8,424件

最初の招待ラウンド

2026年3月2日の週

最後の招待ラウンド

2026年10月19日の週

最終のプールの候補者

1,582人

残りの枠

0

※IRCCの公表データより(2026年10月26日更新)。招待を受けられなかった人はプールから削除され、2027年シーズンに新しいプロフィールを作ります。

2027年シーズンの準備を始める

2027年シーズンの日程、割当枠、費用は未発表です。割当枠は、両国の合意後、最初の招待ラウンドの前に発表されます。

シーズンが始まってから準備すると、招待に間に合わない場合があります。発表前のうちに、旅券の期限、資金、警察証明書の取得方法を確認しておきましょう。

カナダのワーホリの費用

カナダのワーホリの費用

カナダのワーホリの費用は、語学学校に通わない場合で約71万〜82万円が目安です。金額は申請費用、航空券、保険、最低の必要資金の合計です。

ここでは、申請の費用と渡航前に準備する金額を紹介します。

費用

金額の目安

根拠

IEC参加費

184.75カナダドル(約2.1万円)

IRCC

オープンワークパーミット保持者料

100カナダドル(約1.1万円)

IRCC

生体認証(必要な場合)

85カナダドル(約1.0万円)

IRCC

航空券

15万〜25万円

日本ワーキング・ホリデー協会の見積もり

海外留学保険

年間25万円

日本ワーキング・ホリデー協会の見積もり

必要資金

2,500カナダドル(約28.2万円)

IRCC

※2026年10月31日時点。合計は編集部の計算です。協会の数字は協会の見積もりで、公的な統計ではありません。費用は2027年シーズンに変わる可能性があります。円換算は三菱UFJ銀行の2026年10月30日の仲値(1カナダドル112.75円)による編集部の計算です。

必要資金は最低額で、最初の3か月分の費用として示されています。実際の生活費は最低額より多くかかる場合があるため、仕事が見つかるまでの期間を見込んで準備しましょう。国ごとの比較はワーホリの費用で解説しています。

語学学校の費用を確認する

語学学校は必須ではありません。通う場合は、授業料が総額に加わります。LSIバンクーバーの一般コースは、12週間で5,105カナダドル(約57.6万円)の例があります。

授業料のほかに、滞在費もかかります。ホームステイは、シングル・2食で週310カナダドル(約3.5万円)の例があります。詳しくはホームステイの費用で解説しています。

資金の証明を準備する

資金の証明は、入国時に提示を求められる場合があります。**出発の1週間以内に発行された銀行の残高明細**を持参しましょう。明細が取れない場合は、銀行の書状の原本も認められます。

帰りの航空券を持っていない場合は、滞在の終了時に購入できる資金も必要です。10,000カナダドル以上を持ち込む場合は、国境サービス職員への申告が必要です。

カナダのワーホリの仕事と時給

カナダのワーホリの仕事と時給

カナダの最低賃金は州ごとに異なり、BC州は時給18.25カナダドル(約2,058円)です。就労許可の有効期間中は、働く時間に制限がありません。

ここでは、州別の時給と仕事の注意点を解説します。

州

最低賃金(時給)

円換算

主な都市

ブリティッシュコロンビア州

18.25カナダドル

約2,058円

バンクーバー

オンタリオ州

17.95カナダドル

約2,024円

トロント

ケベック州

16.60カナダドル

約1,872円

モントリオール

アルバータ州

15カナダドル

約1,691円

カルガリー

※2026年10月31日時点・各州の公式情報より。BC州は2026年6月1日、オンタリオ州は2026年10月1日、ケベック州は2026年5月1日からの金額です。円換算は三菱UFJ銀行の2026年10月30日の仲値(1カナダドル112.75円)による編集部の計算です。

収入の目安を計算する

BC州の最低賃金で週30時間働くと、4週間の額面は2,190カナダドル(約24.7万円)です。税金が引かれる前の金額で、シフトによって変わります。

カナダの所得税率は今回の調査の対象外のため、手取りの計算は載せていません。到着後に勤務先の給与明細で確認しましょう。

働ける仕事を確認する

Working Holiday の就労許可は、カナダ全土のほとんどの雇用主で働けます。雇用主は自由に変更でき、複数の仕事を掛け持ちできます。

ただし、**医療、保育、教育、高齢者介護の一部の仕事は健康診断が必要**です。該当する仕事を考えている人は、申請の前に確認しましょう。

仕事の例

特徴

カフェ・レストラン

英語の接客で話す機会が多い

ホテル・観光

リゾート地に求人がある

小売

都市部に求人が多い

オフィス

高い英語力や経験を求められる場合が多い

※編集部の整理です。最低賃金、残業、休日などの労働条件は州・準州が定めます。

カナダのワーホリの就学のルール

カナダのワーホリの就学のルール

カナダのワーホリでは、6か月以内の講座なら就学許可なしで受講できます。6か月を超えるプログラムは、就学許可が必要です。

ここでは、公式の案内をもとに条件を整理します。

内容

条件

個別の講座

6か月以内に修了し、6か月を超えるプログラムの一部でない

6か月を超える場合

就学許可が必要

一時的な公共政策

有効な就労許可を持つ人は6か月以内のプログラムを受講可(2027年12月31日に失効)

※IRCCの公式情報より。公共政策のページにIECの明示はないため、申し込み前に公式の案内を確認しましょう。

語学学校に通うなら、到着直後の数か月に集中する方法があります。英語で面接を受ける準備ができ、仕事の選択肢が広がります。出発前の準備はワーホリに必要な英語力で解説しています。

カナダのワーホリの都市の選び方

カナダのワーホリの都市の選び方

カナダのワーホリの都市は、最低賃金、気候、言語で選びましょう。ケベック州はフランス語が広く使われるため、英語の環境を求める人は注意が必要です。

ここでは、主な都市の特徴を比較します。

都市

特徴

向いている人

バンクーバー

太平洋に面した西海岸の都市

初めての海外で暮らす人

トロント

カナダ最大の都市

都市で仕事を探す人

モントリオール

フランス語圏の都市

英語と仏語の環境に関心がある人

カルガリー

ロッキー山脈に近い都市

自然の近くで暮らしたい人

※編集部の整理です。生活費の公的な比較は確認していません。

カナダは地域によって冬の寒さが厳しいため、出発の時期と都市はあわせて検討しましょう。カナダ国内の移動も自由で、仕事に合わせて都市を変えることができます。

カナダのワーホリの保険と入国の注意点

カナダのワーホリの保険と入国の注意点

カナダのワーホリでは、保険の期間が滞在できる期間を左右します。**保険が先に切れると、就労許可もその日で終わり、あとから延長できません**。

ここでは、入国の前に確認したい点を解説します。

保険の条件を確認する

保険は、医療、入院、本国送還を補償し、滞在の全期間に有効である必要があります。12か月の滞在を希望するなら、12か月分の保険に加入しましょう。

保険の書類にも条件があります。主な注意点は、以下のとおりです。

  • 証券と補償内容の書類の両方を用意する
  • 英語か仏語の書類、または認証翻訳を用意する
  • 証書のみの書類は拒否される
  • 州の健康保険証だけでは不十分

入国時の持ち物を確認する

POEレターは入国を保証するものではありません。入国を最終判断するのは国境サービス職員で、働くために来たことを伝えて就労許可を受け取ります。

POEレターの有効期間は発行から1年です。期限までに到着できない場合は、参加に数えられません。入国時に持参するものは、以下のとおりです。

持ち物

注意点

旅券

滞在の全期間で有効なもの

POEレター

発行から1年以内に使う

保険の証明

証券と補償内容の書類

資金の証明

出発の1週間以内に発行された明細

出国の航空券または購入資金

どちらかを示す

申請書類の写し

求められた場合に提示する

※IRCCの公式情報より。承認時に eTA が自動で発行されるため、別途の申請は不要です。

カナダのワーホリの到着後の手続き

カナダのワーホリの到着後の手続き

カナダのワーホリは、到着後すぐにSIN(社会保険番号)を申請しましょう。SINは、就労と政府のプログラムの利用に必要です。

ここでは、到着後の手続きを順に紹介します。

  1. **就労許可の内容を確認する**:期限と条件を空港で確認する
  2. **SINを申請する**:オンライン、Service Canada、郵送で申請する
  3. **銀行口座を開設する**:給与の受け取りに使う
  4. **住まいを確保する**:短期の滞在先から移る
  5. **仕事に応募する**:現地の形式の履歴書を用意する

一時滞在者のSINは9で始まり、就労許可の満了日に失効します。就労許可が切れたら、働くことをやめる必要があります。

就労許可は、協定の最長期間を超えて延長できません。帰国できない事情がある場合は、満了前に訪問者として滞在の申請を行います。滞在中に出国した場合は、再入国のたびに審査があります。

まとめ|カナダのワーホリは招待の前に準備を進める

カナダのワーホリは、働く時間や雇用主の制限が少ない一方で、無作為の招待を受けないと申請できない制度です。2026年シーズンは閉鎖され、2027年シーズンの発表待ちです。

  • 年齢は18〜30歳、参加は2回まで
  • 申請の費用は284.75カナダドルから、必要資金は2,500カナダドル
  • 招待から10日以内に受諾し、受諾から20日以内に申請する
  • BC州の最低賃金は時給18.25カナダドル
  • 保険が切れると就労許可も切れ、延長できない

まずはワーホリの制度を確認し、2027年シーズンの発表の前に、旅券と資金、書類の準備を進めましょう。

よくある質問

カナダのワーホリは抽選ですか?

プールから無作為に招待が届く仕組みで、全候補者の機会は等しいとされています。シーズンの終了まで招待を受けられない場合もあります。

カナダのワーホリは何歳まで行けますか?

IRCCの案内では18歳以上30歳以下です。外務省の表には原則25歳、政府が認めれば30歳までと書かれています。年齢の判定時点は公式の案内で確認しましょう。

カナダのワーホリの費用はいくらですか?

語学学校に通わない場合で約71万〜82万円が目安です。申請費用、航空券、保険、最低の必要資金を含みます。実際の生活費は多くかかる場合があります。

カナダのワーホリは語学学校に通えますか?

個別の講座は、6か月以内に修了し、6か月を超えるプログラムの一部でなければ受講できます。6か月を超える場合は就学許可が必要です。

カナダのワーホリに2回行けますか?

2025年4月1日から2回まで参加できます。以前に参加した人も2回目を申請できます。2回目も新しいプロフィールの提出が必要です。

出典・参考

  1. International Experience Canada: Who can apply(Immigration, Refugees and Citizenship Canada) 2026年10月30日参照
  2. IEC rounds of invitations(Immigration, Refugees and Citizenship Canada) 2026年10月30日参照
  3. Fee list(Immigration, Refugees and Citizenship Canada) 2026年10月30日参照
  4. Can I study while in Canada on IEC?(Immigration, Refugees and Citizenship Canada) 2026年10月30日参照
  5. Social Insurance Number for temporary residents(Government of Canada) 2026年10月30日参照
  6. Minimum wage (British Columbia)(Government of British Columbia) 2026年10月30日参照
  7. Minimum wage (Ontario)(Government of Ontario) 2026年10月30日参照
  8. Minimum wage (Quebec)(CNESST) 2026年10月30日参照
  9. Minimum wage (Alberta)(Government of Alberta) 2026年10月30日参照
  10. ワーキング・ホリデー制度(外務省) 2026年10月30日参照
  11. 外国為替相場(三菱UFJ銀行) 2026年10月30日参照

この記事を書いた人

執筆

英語の窓口編集部

英語の窓口/編集部

英語コーチング・TOEICコーチングの口コミ・比較サイト「英語の窓口」の編集部。スクールの料金・口コミ比較と、TOEIC・英会話の勉強法やAI英会話の活用法を発信しています。

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